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デジタルマーケティングコラム

【コラム3】 Webアクセス解析データをExcelで確認する

Webtrends On demand Analytics (WTOD)ではデータ表示コンソールが追加され、ビジュアル的に見栄えの良いユーザーインターフェイスとなりました。
(*ソフトウェアの場合、Webtrends 9.2から本機能は提供されています。別途ハードウェアのご用意いただく必要があります。)


ツールのユーザーインターフェイスでは、多機能で細かなデータまで確認できるように煩雑な操作を伴っています、これは十分にWebアクセス解析を理解したユーザでなければ、日々解析データを確認しようと思わなくなります。
WTODでは、これまであったデータのダウンロード方式に、“見たい人に見たいデータだけ、”というRESTインターフェイスを追加してきました。
RESTインターフェイスという、準標準のプロトコルを実装することにより、今までクライアントモジュールをインストールしてしかダウンロードできなかった解析データを、クライアントモジュールなしにExcel等へアクセスすることが可能になったのです。
今回はこのRESTインターフェイスを使って、Excelで解析データをダウンロードしたうえで、その後の加工の可能性に関して、簡単に触れてゆきたいと思います。


【ExcelでWTODの解析データを取得する】
WTODから解析データを取得する、RESTのURLを得る方法は2種類あります。
・WTODのデータ表示化画面上でREST URLを取得する
・Generatorサイトにて、REST URLを作成する

WTODのデータ表示化画面上でREST URLを取得する


WTODのレポートを表示させ、右上の矢印アイコンから”WebService”を選択する

 

ShareダイアログでCurrent 28 daysのURLをコピーする
(期間はデータ表示画面で指定している期間で設定されます)

Generatorサイトにて、REST URLを作成する

Generatorサイトにて、REST URLを作成する

Excelでデータ−Webクエリを選択します

 


新しいWebクエリ画面で、アドレスにコピーしたREST URLを張り付け、取り込みをクリックします

 

WTODへのログインを経て、解析データがダイアログへ表示されます。
取り込みを押して、Excelへデータを貼り付けます。

 

ExcelにWTODの解析データは貼り付けらました。
このデータは、CSVのような静的なデータではなく、REST URLを保存しており、期間が変化し、更新を行うとデータがリフレッシュされます。

 

 

【CSVデータとREST URLでのデータ取得の違い】
CSVとRESTで取得したデータの違いは、CSVは“値”であり、REST URLは、解析データでの参照先を保存しています。
そのため、今月中のデータを取得したREST URLは、Excelで毎日更新をかけるたびデータが変化してゆきますが、CSVは取得した時のままで、更新を行うためには、再度取得をする必要があります。

また、複数の解析単位(プロファイル)から同じExcelにデータを取得することができるので、一度Excelのシートを作成してしまえば、今までのようにデータを都度集める必要が無くなります。
このため、WTODでは、このRESTインターフェイスを新しいデータ参照インターフェイスとして位置付けています。

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