5-2.営業活動分析をやってみる
この記事では以下を紹介しています。
・ InsightNavi 案件管理を使った営業活動分析の手順
それでは、InsightNavi 案件管理を使って実際に営業活動分析をやってみましょう。
次の画面は、「受注」イベントの発生件数を、月ごと、部門ごとに集計し、折れ線グラフの形式で表示したものです。
この画面から、営業1部の「受注」件数が、7月から8月にかけて大幅に増加していることがわかります。しかし、このことが受注金額の増加につながっているかどうかは確実ではありません。
そこで、同様の集計と可視化を受注金額で行ったグラフを見てみましょう。(次画面)
この画面を見る限り、7月から8月にかけて営業1部の受注金額はほとんど増えていません。つまり、件数は増えても、案件が小規模化したため、金額の増加にはつながっていないことがわかります。
次に、「提案」イベントの発生件数を、月ごと、部門ごとに集計し、折れ線グラフの形式で表示したものを見てみましょう。(次画面)
この画面から、営業1部の「提案」件数が、7月以降減少していることがわかります。これは、単に営業活動が低調だったためでしょうか。
そこで、同様の集計と可視化を「案件化」イベントで行ったグラフを見てみましょう。(次画面)
この画面を見る限り、6月以降、営業1部の「案件化」件数が減少しています。つまり、件数は増えても、「提案」件数の減少は、そもそも「提案」の対象となる案件が減少したためであることがわかります。