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3-3.案件進捗分析をやってみる(1)

この記事では以下を紹介しています。

・ InsightNavi 案件管理を使った案件進捗分析の手順

 案件進捗分析をやってみる(1)

それでは、InsightNavi 案件管理を使って実際に案件進捗分析をやってみましょう。
次の画面は、前回(4月末)と今回(5月末)でステータスが変化した案件の数をクロス集計表の形式で表示したものです。

 

 

この画面から、今回着目すべき案件は15件あることがわかります。さらに詳しく見ると、前回内示有・契約交渉中であった案件を1件、正式に受注したことがわかります。また、前回提案済・顧客検討中であった案件の内、3件の結果が出て、1件は内示、2件は失注となったことがわかります。

 

案件ステータス(前回)が未登録と表示されている行は、1か月前には存在しなかった案件であることを示していますので、この1か月で7件の案件が新規に発生したことになります。

 

次の画面は、前回(4月末)と今回(5月末)で受注(予定)金額が変化した案件の数をクロス集計表の形式で表示したものです。

 

 

この画面から、金額が変化した案件は全部で34件あることがわかります。さらに詳しく見ると、1000万円以上金額が減った案件が2件ありますので、これらについては、詳細な説明を求める必要があります。

次の画面は、前回(4月末)と今回(5月末)で売上計上(予定)時期が変化した案件の数をクロス集計表の形式で表示したものです。

 

 

この画面から、時期が変化した案件は全部で49件あることがわかります。さらに詳しく見ると、今期から来期以降に延期された案件は14件あり、そのうちの1件は、すでに内示の出ている案件であることがわかります。この案件は、かなり確度が高い案件ですので、ここに来ての売上計上(予定)時期の変化は、売上見通しに大きな影響を与える可能性があります。

案件管理の基礎知識