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4.クラウドBIツールのデータ変換・分析DB機能

クラウド専用タイプのBIツールを比較する場合、オンプレミス兼用タイプには存在しないETL(データ変換)・内蔵型データマート(分析DB)機能が選定基準に追加されます

 ETL(データ変換)機能

ETL(データ変換)機能は、オンプレミス環境でBIシステムを構築する際に利用するETLツールに相当する機能で、

 

・Extract - データソースとなる業務システムからのデータ抽出
・Transform – 分析用途に合わせたデータ形式の変換や複数のデータソースの結合
・Load – 分析用データベースへのデータの書き込み

 

の3つの処理(ETL処理)を行います。

 

クラウドBIツールGoodDataの場合、ETL処理の個々のステップとそれらの実行順序を、グラフィカルに設定できるようになっています。

 

 

この図は、非常に単純なETL処理をGoodDataで設定した場合の画面イメージです。
最初のステップ「Web問合せデータ」でExcelファイルからのデータを読み込み、次のステップ「Reformat」で日付データの形式変換を行い、最後のステップ「GD Dataset Writer」で、GoodDataに内蔵された分析用データベースへの書き込みを行っています。

 

このような処理は、プログラム言語やSQLで開発することもできますが、GoodDataの場合、グラフィカルな画面上で標準的な処理パーツを組み合わせることで処理の内容や実行順序を設定することができ、生産性と保守性を向上させることができます。

 内蔵型データマート(分析DB)

ETL処理されたデータをいったん分析用のデータベース(データマート)に保存することで、初めてBIツールの分析・レポート機能が有効になりますが、クラウド専用タイプのBIツールでは、このデータマートが内蔵されており、これを内蔵型データマートと呼びます。

 

内蔵型データマートは、汎用的なデータベースとは異なり、そのツール環境の中でしか、書き込みや検索を行うことができません。そのためツールによっては完全にブラックボックス化されていて、データベースの構成が、ユーザからは作成・変更できないものもあります。

 

しかし、クラウドBIツールGoodDataの場合、分析用データベースの構成をデータモデルという形でグラフィカルに設定できるようになっています。

 

 

 

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