ユーザー権限の概要
この記事では以下を紹介しています。
・ユーザー権限の種類と詳細
ユーザーはGoodData (Powered by GoodData)のプロジェクトに招待される際、以下の4種類のいずれかの権限が付与されます。
ユーザー権限の種類に応じてプロジェクト内で利用できる機能の範囲(参照・操作可能なページ、ツール、及び情報の範囲)が異なります。
・Viewer
・Editor
・Administrator
・Embedded Dashboard Only
GoodDataではセキュリティや使いやすさのため、割り当てられた権限によってユーザーが使用可能な機能を限定できるようにデザインされています。各ユーザーはプロジェクトに招待された際、前述の挙げた4つの権限のうちのいずれかが割り当てられ、招待されたプロジェクトで利用できる機能の範囲を決定づけます。
プロジェクトダッシュボードの閲覧権限のみが与えられたユーザーです。
このユーザーは以下のような操作を行う事ができます。
・ビジネスダッシュボード、及びそれらの全てのコンテンツ(レポート、ウィジェット、組み込まれたWebコンテンツなど)の閲覧
・レポート、及びダッシュボードの出力、プリントアウト
・ダッシュボードレポート上にマウスオーバーした際のカテゴリの付加情報閲覧
・予め設定されたダッシュボードフィルターの利用
・ダッシュボードフィルターにて予め設定されたドリルパスの利用
・招待されたプロジェクト、ダッシュボード、ダッシュボードレポートへの切り替え、閲覧
・アカウント情報の変更、“Regional number formatting”(桁区切り)の設定変更
ダッシュボードやレポートのカスタマイズや、プロジェクトデータ、プロジェクト変数の閲覧権限が与えられたユーザー。
このユーザーはViewer権限を持っているユーザーが使用可能な機能に加え、以下のような操作を行う事ができます。
・既存のダッシュボードのカスタマイズ、及び新規ダッシュボードの作成
・既存のレポートのカスタマイズ、及び新規レポートの作成
・データモデル、データセット、プロジェクトエレメント(既存のFact、Attribute、Metric、Variable Name)の閲覧
・プロジェクトのAttribute (例えばドリルパスの追加)、Metricの編集、プロジェクトのFactに基づいた新規Metricの作成
プロジェクトデータの管理、既存のプロジェクト変数の作成/変更、プロジェクト内の他のメンバーの確認、プロジェクトメンバーの招待権限が与えられたユーザー。
このユーザーはViewer権限、及びEditor権限を持つユーザーが使用可能な機能に加え、以下のような操作を行う事ができます。
・データのアップロード、及び管理
・プロジェクトに設定されたデータモデルを変更
・プロジェクトに新規ユーザーを招待
・ユーザー権限の割り当て、及び変更
・レポートダッシュボードについて同プロジェクトの他ユーザーに対して定期的なeメール配信設定
・Project Variables (変数)の定義 what if分析など
・GoodDataAPIsへのアクセス
予め他のWebページに組み込まれたGoodDataダッシュボードの閲覧権限のみが与えられたユーザーです。
このユーザーはsecure.gooddata.comやGoodDataポータルへのログインができない他、基本的に他のWebページに組み込まれたプロジェクトダッシュボードのみ閲覧可能で、GoodDataのナビゲーションバーは表示されません。
・ビジネスダッシュボード、及びそれらの全てのコンテンツ(レポート、ウィジェット、組み込まれたWebコンテンツなど)の閲覧
・レポート、及びダッシュボードの出力、プリントアウト
・ダッシュボードレポートにマウスオーバーしてそのカテゴリの付加情報の閲覧
・予め設定されたダッシュボードフィルターの利用
・ダッシュボードフィルターにて予め設定されたドリルパスの利用