GoodDataの構成要素
この記事では以下を紹介しています。
・階層構造
・主に使われる用語
GoodData (Powered by GoodData) のプロジェクトは、ダッシュボード・ダッシュボードタブ・レポート・Metricで構成されています。
最も基本となる最小の要素として、Fact、Attribute、ソースデータがあり、GoodDataのダッシュボードレポートで表示されるMetricを形成するための集合体です。
用語 | 定義 | 例 |
---|---|---|
Data (データ) | GoodDataユーザーがデータモデルに用いるためにロードする生データ。 |
1, Samuraiz, \5000,000 , 2014/01/01 |
Fact | ソースデータ内のそれぞれのデータセットに関連づけられた個々の測定値です。 Factは最小のデータ単位で、常に数値です。 |
商談金額 キャンペーンクリック数 Webサイト閲覧数 |
Attibute | Metricをグループ化するために使われるカテゴリ要素で、生成されるレポートに対してコンテキストを与えます。 AttibuteはMetricがどのように算出されているか、また表現されているかを決定づけます。 |
月毎 店舗毎 従業員毎 地域毎 部署毎 |
Metric | GoodDataのレポート内のFactの集計、もしくは(重複を除いた)各Attibuteの個数。 Metricはカスタマイズ可能な集計式として定義され、レポートの中で何が計測されているかを表します。 |
販売額合計 平均給与 トータルコスト 案件数 (→Attibuteの集計例) |
レポート | 視覚化されたデータ(グラフ、表、ヘッドラインレポートの3つのカテゴリのうちいずれかに落とし込まれたデータの視覚表現)。 全てのレポートは少なくとも1つのMetric (計測される対象)を含んでおり、通常1つ、またはそれ以上のAttibute(Metricがどのように分析されるか決定づける)を含んでいます。 |
四半期別(Attibute)の 従業員給与(Metric)表 過去1年間の月次(Attibute) 利益(Metric)の折れ線グラフ 地域別(Attibute)の 売上数値(Metric)の棒グラフ |
ダッシュボードタブ | ダッシュボードを切り替える際に用いるタブ。タブ内には、レポート(表、グラフ)、ダッシュボードに用いるその他部品群(線、Webから組み込まれたコンテンツ、ウィジェット、フィルター)が含まれます。 ダッシュボードタブによってレポート群をグループ化します。 |
タブ1:売上分析 タブ2:セールスキャンペーン分析 タブ3:ROI分析 |
ダッシュボード | 共通のテーマ・分析目的に基づく1つ、もしくはそれ以上のレポートを含んだダッシュボードタブの集合体。 |
各マーケティング施策に対する費用対効果分析 |
プロジェクト | タブ、レポート、Metirc、データモデル、データセット、ユーザーを含む1つ、もしくはそれ以上のダッシュボードタブの集合体。 プロジェクトはチーム全体、部署全体での使用を想定しています。 プロジェクト内のEditor権限を持ったユーザーが編集した結果は、プロジェクトの他のユーザーも閲覧が可能です。 |
サムライズ四半期売上分析 サムライズ年間マーケティング施策効果分析 |
データセット | 表形式で表された、相関関係にあるFactとAttibuteの集合体。 |
商談名、商談金額、商談ステージ といったAttibuteに関連付いたFactを含む、”商談データセット”など。 |
論理データモデル (LDM) |
プロジェクト内の全てのFactとAttibuteの関連性のモデル |
論理データモデルの図式:![]() |