Red5Proユースケース


遠隔コミュニケーション

遠隔医療

遠隔医療は、ここ数年、もっとも進化を続けている技術です。低遅延ライブ配信と高速大容量通信が可能な5Gの技術を使えば、医師と患者がお互い離れたところにいても、リアルタイムで診察・診断ができるようになります。問診や視診はもちろんのこと、近所のクリニックや診療所で撮影した検査画像を、画質を落とさず総合病院の専門医に送信して、診断をしてもらうことも可能になります。 

また救急医療では、患者を搬送する際、救急車両と病院の連絡手段として音声のみで患者情報を伝達するのが一般的で、細かな状態確認は、患者が病院に到着してから、把握していました。しかし、低遅延ライブ配信が可能な搭載した救急車両なら、搬送している間に患者の映像や検査データをリアルタイムに医療機関に送信することができることで、救急車両と医療機関が、事前に多くの情報を共有できるため、救急医は患者様の到着前に適切な準備が可能となり、到着後の処置をスムーズに行えるようになってきています。

最近のコロナウイルスの流行により、患者と医師が非接触でやり取りが必要なり、多くの医療機関が、感染リスクの低減のために遠隔診断を採用しています。 遠隔医療では患者の状態を正確に把握するため、より遅延のない映像、クリアな音声、診察情報をやり取りするデータコミュニケーションなどが必須です。

個人情報を多く扱う遠隔医療ではセキュリティ―は重要な点となります。

遠隔医療

インターネットライブオークション

インターネットライブオークションは、一般的なオークションとは違い、会場でおこなうのではなく、インターネットを使って動画や音声を使いながらリアルタイムにオークション会場にいる参加者の映像や、音声をやり取りできる新しいシステムです。 従来のライブ配信の技術では配信者と視聴者の遅延が問題となり、難しかったのですが、低遅延ライブ配信を実現できるWebRTCのような新しい技術とブラウザベンダーの対応により、遅延の問題を少なくすることが可能となりました。 オークション参加者はインターネット回線に接続できるモバイルあるいはPCデバイスで、ライブオークションに簡単に参加でき、Covidにより人の行き来が難しくなった現在、需要が高まっています。 

Red5Proは、大手のオークション運営会社様にて、美術品のオークション会場の映像と音声を低遅延でリアルタイムに配信する用途で使われております。コロナにより人と行き来ができない状況であってもあたかもその場にいるような感覚でライブオークションにより製品の売買を行うことができました。海外のユーザー事例として、海外の美術品のライブオークションハウスシステムでは、参加者が多い場合にでも、自社が構築したクラウド上のRed5Proストリーミングサーバを増減させることで柔軟に参加者数の変動に対応できております。

インターネットライブオークション
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