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Adobe Media Serverでのハング/クラッシュの問題のトラブルシューティング5/5

Windowsでの診断スクリプトのコード例

以下の診断バッチ(.bat)スクリプトのコード例は、必要に応じて編集できます。


set filePath=E:\ams\Utils\shell\test.txt echo ======= >> %filePath% echo "%0" >> %filePath% echo "%1" >> %filePath% echo "%2" >> %filePath% time /T >> %filePath% adplus.exe -hang -p %2 -o c:\temp echo "==hang dump taken==" >> %filePath% time /T >> %filePath% exit

このバッチファイルを検証するには、コマンドプロンプトからこのファイルを直接実行し、実行中のプロセスのarg1とプロセスIDを渡します。これによって、ダンプが作成されます。

 

例:

C:\ams\Utils\shell>diagnostic.bat arg1 9912

Linuxでの診断スクリプトのコード例

以下は、pstackがシステムにインストールされている場合の、簡単なLinux用Perlスクリプトです。このスクリプトは、1つのハングプロセスについて複数のスナップショットを取得します。

 

#!/usr/bin/perl print "args @ARGV"; die "pstack not installed on system, please install and run again" unless ("" eq `pstack 2>&1|grep "command not found"`); $pid = $ARGV[1]; print "taking stack traces for $pid"; $count = 0; while($count < 3) { system( "pstack $pid > $pid-$count.txt" ); sleep(5); $count++; }

テスト用にハング時の状況を再現

AMSCoreのハング時の状況を簡単に再現するには、サンプルのビデオオンデマンドファイルを再生します。次に、WinDbgを使用してAMSCoreにブレークポイントを設定し、同じビデオオンデマンド(.vod)ファイルをもう一度再生するように要求します。今度は、AMSCoreがハングすると、マスターがバッチファイルを起動してダンプを作成するようになります。


また、ネイティブプログラムを作成して、そのパスを<path>タグに設定することもできます。このプログラムは、起動時にプロセスIDを引数として取得するため、このプログラムを使用してADPlusを起動し、ハングダンプを取得したり、他のシステムパラメーター(メモリの使用量やCPUのロード状況など)を測定したりできます。

 



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