Adobe ColdFusion 10は、動的でインタラクティブなWebアプリケーションとして求められる処理、例えば日々更新の必要な情報発信サイトや、受発注から製品マスター管理まで幅広い連動が必要なECサイト、リアルタイムに変動する株価システムやリッチでビジュアルなAjaxベースのUIなど、社内・社外アプリケーションを構築するためのさまざまな機能が揃ったWebアプリケーションサーバーです。DB処理やチャート、PDF、Excel処理などの従来の機能に加えて、ColdFusion 10からは、Axis 2やRestfulウェブサービス、Microsoft Exchange Server 2010、HTML5 機能などを新たにサポートし、多岐に渡る開発要件を幅広くカバーします。
Adobe ColdFusion の開発生産性を支える開発エディタとして提供されているAdobe ColdFusion Builder™ も合わせてパワーアップ。Adobe ColdFusion 10と緊密に連携し、アプリケーションのコーディングのみならず、サーバー管理やプロジェクトのデプロイなど、カスタマイズが可能な高い開発環境を提供します。
ColdFusionには、Webアプリケーション開発を目的とした専用の言語 CFML(ColdFusion Markup Language)が用意されています。CFMLはWebサイトの基本言語であるHTMLをベースとして作られ、HTMLタグに似たCFタグを使って、さまざまな動的Webアプリケーションを構築することができます。
CFタグそれぞれには役割があり、データベースやメールサーバー、Ajaxや画像処理など、一般ユーザー向けのWebをベースとした様々なサービスの構築を手助けするほか、Microsoft Exchange Server、.NET、FTP、LDAP、他Webシステム(Webサービス)など企業内に設置されている多くのシステムやサービスへも接続・連携する機能が備わっており、社内業務アプリの構築などにも十分な効果を発揮します。
ColdFusion10で用意されているタグの数は150個。複雑なビジネスロジックもCFタグに集約されているため、少ないコード量でかつ直観的なプログラミングを行うことができ、開発時間の短縮やエラーの削減など、他の追従を許さない開発生産性を誇ります。
ColdFusionは、大規模エンタープライズシステムの構築で多数の実績を持つJavaをベースとしたアプリケーションです。Javaは企業レベルでのWebアプリケーションプラットフォームとして中心的役割を担っていますが、様々なWeb開発言語やフレームワークの台頭によってアプリケーション構築の複雑度が低下する昨今、習熟レベルやコスト面での合致が困難な場面も増えています。
ColdFusionではHTMLに似たタグ言語を採用しているため、Javaのパワーを享受しつつ、かつ、Javaの難しさを感じる事が無い直観的なプログラミングが可能です。この開発生産性の高さによって、長年にわたり多くの企業でColdFusionをご採用頂いています。
その他、コードの再利用やカプセル化といったオブジェクト指向言語の利点を組み合わしたColdFusionコンポーネント (CFC)も装備されています。それ以外にも、SOAP RESTなどのWebサービスの構築や利用、ビジネスロジックとプレゼンテーション層の分離、Flash Platformとの連携やAjaxアプリケーション対応など、数多くの機能が用意されており、少ないコード量で開発 生産性の高いアプリケーションを構築することができます。
ColdFusion には案件規模に応じた Standard版とEnterprise版と、ローカル環境での開発を目的としたDeveloper版が用意されています。
Standard版は、小〜中規模Webアプリケーションの運用に最適なColdFusionの基本機能が揃っています。日々の業務の負担を軽減するためのWebシステム化など、単一のサーバーで社内Webアプリケーションを運用するなど、管理しやすい構成で展開するのに理想的です。
Enterprise版は、Standard版の機能に加えて、大規模なエンタープライズレベルのWebアプリケーションを運用するためのスケーラビリティと可用性に優れたエディションです。エンタープライズレベルのデータベースへの接続をサポートするほか、クラスタ環境または仮想化環境で、パフォーマンスに優れたエンタープライズ対応のWebサイトとアプリケーションを実現するためのソリューションです。加えて、サーバー上のアプリケーションの状況をモニターする機能が備わっているため、一般ユーザーを対象としたWebアプリケーションサービスなどにおいて、障害の早期発見やダウンタイムの短縮を図ります。
Developer版は、ローカルの環境でColdFusionの機能を試す事ができる無償エディションです。購入前にColdFusionの機能を試してみたい、会社で使っているColdFusionとは別に自分のスキルアップ用にColdFusion環境が欲しい、最新のバージョンの魅力的な機能を試してみたいなど、多くの用途でデベロッパー版を活用できます。
Adobe ColdFusionで作成するページは、HTMLと同様のタグ言語なので、任意のWebエディタやテキストエディタを使った開発が可能ですが、専用エディタのAdobe ColdFusion Builderを使用することで、開発の生産性と効率が向上します。
ColdFusion Builder は、Webデベロッパーの多くが利用しているEclipseをベースとしています。ColdFusionサーバーと連携することができ、ブラウザプレビュー、デバッグ機能など、各々の開発者のスタイルに合ったカスタマイズ・拡張性の高い統合開発環境(IDE)を提供します。また、既にEclipseや Flash Builder 4.5を使用している開発者には、プラグインとしてそれら環境にColdFusionBuilderを導入することも可能です。
その他、ColdFusion Builder 2(製品版と、ColdFusion Builder 1からのアップグレード版)には、Flash Builder 4.5 Standard版も同梱されています。デスクトップアプリケーションの優れた操作性とFlash Platformの広範なクロスプラットフォーム対応能力を併せ持つ実用性の高いRIAをColdFusionをバッグエンド処理として連携した開発が可能です。
※注意:Suite 製品からの特別提供版には同梱されません
ColdFusion 10 のシステム要件は、アドビ システムズ社の 「必要システム構成」 をご参照ください。
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