Dynatrace は、ウェブサイト制作の全ての段階において、ユーザー視点から品質管理を行うためのASP型サービスです。大きく分けて、3つの機能に分かれます。
1. Active XF(Active Backbone、Active Last Mile、Active Private Peer)
仮想ブラウザを使って、サイトの可用性・応答時間のlity Lo測定・監視を行います。
2. Reality XF (Reality View、Reality Check、Reaad)
ブラウザやOS毎にサイトの画面ショットを取得し、ページコンテンツの一貫性を確認します。
3. Actual XF サイトにJavascriptを追加し、ユーザー環境での実測値を収集・サンプリングしてサイト品質を管理します。
世界中で約2,500社に導入実績があり、米国内では comScore が報告する訪問数上位20社の内、12社に導入されています。(Microsoft、Google、IBM、Apple、Omniture等)
日本国内での導入実績は約30社です。
ユーザーエクスペリエンスを監視します。ユーザーエクスペリエンスとは、ユーザーが実際に体験しているウェブサイトの品質です。Dynatrace では以下の指標を用いユーザーエクスペリエンスを測定・監視します。
・サイトの可用性
・サイトの応答時間
・上記の品質が、環境(地理、回線速度、ブラウザ、アクセス数の増減)の影響を受けていない事
ウェブサイト製作フェーズごとに、ご利用できる機能を選択頂けます。
・ 運用フェーズ:
Active Backbone/Last Mile/Private Peer XF (ウェブサイトの定常またはオンデマンド監視)
Actual XF (ページ内でのユーザー動作に関わる品質監視)
・ デザイン、開発フェーズ:
Reality View XF (ページのレイアウト検証)
・ 検証フェーズ:
Reality Load XF (負荷テスト)
Reality Check XF (ページのレイアウトと動作検証)*
*Reality Check XF は2009年夏以降にリリース予定
1. 信頼性の高いシステムの実現
定常的な監視を行い正常時のベンチマークを取得する事で、既存の問題点を可視化し品質向上につながる情報が提供されます。また、定常的な監視は突発的な問 題の検知を容易にします。ユーザーに影響を与える前に問題解決を開始する事で、機会損失やブランド力の低下を低減します。
2. 運用プロセスの確立
データ収集を行うだけでなく、レポート、アラート、データ出力機能を使い、要件にあった運用プロセスを確立できます。また、数値化された監視結果を使い、組織内での情報共有、サービスレベルの達成状況の把握を可能とします。
3. 管理コストの削減
XFで取得できる監視データは、問題や原因の特定を容易にします。推測に基づく対応を回避し、管理コストの削減を達成します。
はい、可能です。こちらのメールフォームからご連絡ください
以下の状況下にアラートを上げる事が可能です。設定しておいたしきい値や条件が満たされない場合にアラートメールを送信します。
・ページが存在しない場合
・ページの応答時間がしきい値を超えた場合
・ページ内のオブジェクトに参照エラーが発生した場合
・ページ、またはページ内のオブジェクトの容量がしきい値を超えた、または下回った場合
・トランザクションが完了しなかった場合
オプションとして、負荷テストを専用に行う Reality Load XF というサービスがあります。詳細についてはこちらのメールフォームからご連絡ください。
Dynatrace がサイトにアクセスする際の User-Agent 内には「Dynatrace」の文字列が記述されますので、解析対象から除外する事が可能です。(User-Agent の偽装も可能です)