コネクタのトラブルシューティング

ここでは、JRun の外部 Web サーバへの接続に関する一般的な問題の解決に役立つ情報を提供します。詳細については、"インストールのトラブルシューティング"を参照してください。

JRun のトラブルシューティングを行うときは、JRun のルート ディレクトリ/logs にあるログファイルをチェックすると、詳細情報を得ることができます。

JRun コネクタ ウィザードの使用

JRun コネクタ ウィザードを使用すると、 Web サーバとの接続を簡単に構成することができます。ここでは、ウィザードの実行中に発生する可能性がある一般的なエラーについていくつか説明します。

エラーの内容 :

「obj.confile をロードできません」
「JRun ISAPI フィルタ コピー時のエラー」

解決方法 :

JRun を Raven に接続しているときに次のエラーが発生した場合

「httpd.conf にアクセスできません」

httpd.conf ファイルの名前を一時的に変更する必要があります。詳細については、"Raven と JRun の併用"を参照してください。

JRun デモ アプリケーションのテスト

コネクタ ウィザードで Web サーバと JRun とのコネクタをインストールしたら、次の URL を使用して、JRun デモ アプリケーションを実行して、接続を確認します。

http://localhost:80/demo/index.html

ここでは、このデモ アプリケーションのテスト中に発生する可能性がある一般的なエラーについていくつか説明します。

HTTP エラー

エラーの内容 :

「404 ファイルが見つかりません」エラー
「The page cannot be found」
「500 Internal Server Error」
「JRun サーバに接続できません」

解決方法 :

並行処理エラー

エラーの内容 :

「Too Many Concurrent requests」
JMC での「Reverting to Developer Edition」 

解決方法 :

プロセス エラー

jrun コマンドの記述中にロックされ、システムに入れない場合は、次の手順を実行してください。

オンラインで子プロセスを作成するのではなく、-nohup オプション (UNIX のみ) を使用して、サーバのプロセスを新規作成してください。このオプションは、& と 同じ機能を持っています。次に例を示します。

% jrun -nohup default

-nohup オプションを使用していないときにオンラインでロックされた場合は、 Ctrl + z を押してからプロンプトで「bg」と入力することで、JRun サーバ プロ セスをバックグラウンドに移動してください。

-start および -nohup オプションの構文については、"jrun コマンドの使用"を参 照してください。