JRun セットアップ ガイド
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JRun の外部 Web サーバへの
接続
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コネクタのトラブルシューティング
ここでは、JRun の外部 Web サーバへの接続に関する一般的な問題の解決に役立つ情報を提供します。詳細については、"インストールのトラブルシューティング"を参照してください。
JRun のトラブルシューティングを行うときは、JRun のルート ディレクトリ/logs にあるログファイルをチェックすると、詳細情報を得ることができます。
JRun コネクタ ウィザードの使用
JRun コネクタ ウィザードを使用すると、 Web サーバとの接続を簡単に構成することができます。ここでは、ウィザードの実行中に発生する可能性がある一般的なエラーについていくつか説明します。
エラーの内容 :
「obj.confile をロードできません」
「JRun ISAPI フィルタ コピー時のエラー」
解決方法 :
- コネクタ ウィザードの手順 3 で入力した Web サーバのコンフィギュレーション ファイルへのパスが間違っているか、またはパスが入力されていない可能性があります。コネクタ ウィザードに戻り、正しいパスを入力してください。
- Web サーバを停止して、コネクタ ウィザードに戻ってください。
JRun を Raven に接続しているときに次のエラーが発生した場合
「httpd.conf にアクセスできません」
httpd.conf ファイルの名前を一時的に変更する必要があります。詳細については、"Raven と JRun の併用"を参照してください。
JRun デモ アプリケーションのテスト
コネクタ ウィザードで Web サーバと JRun とのコネクタをインストールしたら、次の URL を使用して、JRun デモ アプリケーションを実行して、接続を確認します。
http://localhost:80/demo/index.html
ここでは、このデモ アプリケーションのテスト中に発生する可能性がある一般的なエラーについていくつか説明します。
HTTP エラー
エラーの内容 :
「404 ファイルが見つかりません」エラー
「The page cannot be found」
「500 Internal Server Error」
「JRun サーバに接続できません」
解決方法 :
- 既定では、デモ アプリケーションは default JRun サーバで実行されます。次の手順で、default JRun サーバが実行されていることを確認してください。
- Windows の場合は、システム トレイを確認してください。JRun をアプリケーションとしてインストールした場合は、JRun サーバ 3.1 のアイコンが表示されます。JRun をサービスとしてインストールした場合は、[コントロール パネル] のサービス コントロール マネージャ ユーティリティを確認してください。
- UNIX の場合は、/opt/bin の次のコマンドライン ツールを使用します。
% jrun -status default
- default JRun サーバがすでに実行されている場合は、コネクタ ウィザードを実行した後、再起動してください。
- 要求 URL のポート番号を確認してください。既定の HTTP ポートは 80 ですが、Web サーバが別のポートで受信している場合は、そのサーバを URL に指定する必要があります。たとえば、Web サーバが 8080 で受信している場合にデモ アプリケーションにアクセスするには、http://localhost:8080/demo/index.html と入力します。
- JRun コネクタ ウィザードの使用中に、Web サーバを実行していないかどうかを確認してください。
- /JRun/servers/default ディレクトリおよびそのサブディレクトリの読み取りアクセス権があることを確認してください。
並行処理エラー
エラーの内容 :
「Too Many Concurrent requests」
JMC での「Reverting to Developer Edition」
解決方法 :
- ライセンスをアップグレードします。JRun の Developer 版の最大同時接続数は 3 です。ライセンスをアップグレードする必要があります。詳細については、"JRun 製品のラインナップ"を参照してください。
- ベータ版または評価バージョンの JRun を使用している場合は、使用期限が切れるとこのメッセージが表示されます。この場合、最新の評価バージョンまたは製品版にアップグレードしてください。
プロセス エラー
jrun コマンドの記述中にロックされ、システムに入れない場合は、次の手順を実行してください。
オンラインで子プロセスを作成するのではなく、-nohup
オプション (UNIX のみ)
を使用して、サーバのプロセスを新規作成してください。このオプションは、& と
同じ機能を持っています。次に例を示します。
% jrun -nohup default
-nohup
オプションを使用していないときにオンラインでロックされた場合は、
Ctrl + z を押してからプロンプトで「bg」と入力することで、JRun サーバ プロ
セスをバックグラウンドに移動してください。
-start
および -nohup
オプションの構文については、"jrun コマンドの使用"を参
照してください。
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