JRun セットアップ ガイド
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JRun のインストール
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インストールのトラブルシューティング
ここでは、JRun のインストールに関連する一般的な問題の解決に役立つ情報を示します。
JRun のトラブルシューティングを行う際、JRun のルート ディレクトリ/logs にあるログ ファイルをチェックすると、詳細情報を得ることができます。
JMC のエラー
ログイン ページが正しく開かない
- 要求 URL のポート番号を確認してください。admin JRun サーバの既定のポート (8000) を、インストール中に上書きしてしまった可能性があります。その場合は、その新しい値を使用します。不明な場合は、JRun のルート ディレクトリ/servers/admin/local.propertiesファイルの「Web Services」セクションの
web.endpoint.main.port の値をチェックします。JRun 3.1 を前のバージョンの上にインストールした場合、JRun がストレイ プロセスを検出したときに既定のポート番号を 8001 に増分した可能性があります。詳細については、"JRun のインストール"を参照してください。
- JRun 3.1 を前のバージョンの上にインストールする場合は、必ず、新しいバージョンをインストールする前に、前のバージョンのすべてのファイルを削除してください。特に、jrun_jsp.jar や jrunadmin.jar などの、前の JAR ファイルに注意してください。前のファイルを完全に削除するには、Web サーバや JRun サーバを停止する必要があります。これを行わないと、JMC を開く時に
「Incompatible object argument for function call (関数呼び出しに互換性のないオブジェクト引数があります)」というエラーが発生することがあります。
- プロパティ ファイルを変更したら、手作業で、または JMC を使用して、JRun サーバを再起動します。
- JRun admin サーバが実行されていることを確認してください。
- Windows の場合は、システム トレイを確認してください。JRun をアプリケーションとしてインストールした場合は、admin JRun サーバのアイコンが表示されます。JRun をサービスとしてインストールした場合は、[コントロール パネル] からアクセスできるサービス コントロール マネージャ ユーティリティをチェックして、admin JRun サーバのサービスが実行されているかどうかを確認します。
- UNIX の場合は、/opt/jrun/bin で次のコマンドライン ツールを使用して、サーバが実行されているかどうかを確認してください。
% jrun -status admin
- /JRun/servers/admin ディレクトリおよびそのサブディレクトリの読み取りアクセス権があることを確認してください。
デモ アプリケーションのエラー
デモ アプリケーションが開かない
- デモ アプリケーションにアクセスするときに正しいポートを指定したかどうかを確認してください。デモ アプリケーションは、admin JRun サーバ (ポート 8000) ではなく、default JRun サーバ (ポート 8100) で実行されています。
http://localhost:8100/demo/index.html
default JRun サーバの既定のポートは 8100 です。しかし、インストール時にこの
ポート番号を使用する別のプロセスが検出されると、JRun は、空きポートが見つ
かるまでポート番号を増やしていきます。default JRun サーバの既定のポートを、
インストール中に上書きしてしまった可能性があります。その場合は、その新しい
値を使用します。不明な場合は、JRun のルート ディレクトリ/servers/default/
local.propertiesファイルの「Web Services」セクションの web.endpoint.main.port
の値をチェックします。
default サーバがどのポートで実行されているかは、JMC の JRun Web サーバ
パネルで確認できます。詳細については、"JWS の設定"を参照してください。
- default JRun サーバが実行されていることを確認してください。
- 「ようこそ」ページの [アプリケーションの例] リンクをクリックして、デモ アプリケーションを JMC から起動してみてください。
Windows での JRun のエラー
JRun サーバを Windows で起動しようとしたときに、次のエラーが表示される
JRun サーバをアプリケーションとして起動する場合は、JRun がすでにサービスとして実行されていないかどうかを確認してください。[コントロール パネル] からアクセスできるサービス コントロール マネージャ ユーティリティを使用して JRun サービスを起動します。ただし、JRun アプリケーションは通常、プログラム グループまたは [スタート] メニューから起動します。
JRun サーバがすでに実行されていることを確認するには、システムトレイに JRun のアイコンが表示されているかどうかをチェックします。サーバがアプリケーションとして実行されている場合は、実行中のサーバごとに 1 つのアイコンが表示されます。さらに、サービス コントロール マネージャ ユーティリティで、それらのサービスがサービスとして実行されているかどうかをチェックし、admin JRun サーバおよび default JRun サーバを探します。
ログオフすると Windows NT サービスが停止する
Sun 1.3 JRE および IBM 1.3 JVM には、ユーザが Windows NT/2000 からログオフすると、NT サービスとしてインストールした JRun が停止するというバグが含まれています。JRun サポート チームでは、この問題の回避策について説明した知識ベースを作成しています
(http://www.allaire.com/Handlers/index.cfm?ID=19697&Method=Full)。
このバグは、Sun JDK 1.3.1 ベータ リリースで修正されています。
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