JRun によるアプリケーションの開発 戻る 上のレベルへ 進む
J2EE アプリケーションの公開


公開用 J2EE アプリケーションのパッケージ化

アプリケーション アセンブル担当者は、開発出力を公開可能な J2EE アプリケーションに変換します。アプリケーション アセンブル プロセスへの入力には、次の内容が含まれます。


メモ

J2EE アプリケーションは、EAR ファイル外部との相関関係を持たないようにしてくだ さい。Web アプリケーションが仮想マッピングに依存してライブラリ (たとえば、 jruninstalldirectory/lib) にアクセスする場合は、WAR ファイルの作成前に Web アプリケーションの WEB-INF/lib ディレクトリに必要なファイルをコピーする必要が あります。仮想マッピングの詳細については、66 ページの「Web アプリケーション間 でのクラスの共有」を参照してください。


アプリケーション アセンブル プロセスからの出力には、次の内容が含まれます。


メモ

サポートされているハードウェア プラットフォーム、オペレーティング システム、 Web サーバー、および JVM のすべてを組み合わせて使用して、公開可能 EAR ファイル を十分にテストしてください。


application.xml ファイルの作成

『J2EE version Specification version 1.2』では、application.xml という名前の XML 公開記述子によってアプリケーションを公開するように定められています。このファイルには、J2EE アプリケーションのコンポーネントが定義されています。特に、application.xml ファイルでは次の内容が定義されています。

『JRun サンプル ガイド』のサンプル 9a で使用している次のサンプル EAR ファイルでは、Web アプリケーションおよび EJB を定義しています。 

<!DOCTYPE application PUBLIC "-//Sun Microsystems, Inc.//DTD J2EE
Application 1.2//EN" "http://java.sun.com/j2ee/dtds/
application_1_2.dtd">

<application>
  <display-name>Sample 9a</display-name>
  <description>This sample demonstrates accessing beans from a 
servlet.</description>
  <module>
    <ejb>sample9a_ejb.jar</ejb>
  </module>
  <module>
    <web>
      <context-root>sample9a</context-root>
      <web-uri>sample9a.war</web-uri>
    </web>
  </module>
</application>

application.xml ファイルで使用される属性の詳細については、『Java 2 Platform Enterprise Edition Specification, V1.2』を参照してください。

EAR ファイルの作成

Java jar ユーティリティを使用して、EAR ファイルを作成します。

jar ユーティリティの詳細については、403 ページの「WAR ファイルの作成」を参照してください。

次の例では、現在のディレクトリが jruninstalldirectory/samples/sample9a である場合の、サンプル 9a の EAR ファイルを作成します。 

jar cf sample9a.ear -C j2ee-app META-INF 

jar uf sample9a.ear -C "%DEPLOY_DIR%" sample9a_ejb.jar
jar uf sample9a.ear sample9a.war
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