公開用 Web アプリケーション パッケージの作成

アプリケーション アセンブル担当者は、開発結果を公開可能な Web アプリケーションに変換します。Web アプリケーション アセンブル プロセスへの入力には、次の内容が含まれます。

アプリケーション アセンブル プロセスからの出力には、次の内容が含まれます。


メモ

サポートされているハードウェア プラットフォーム、オペレーティング システム、 Web サーバー、および JVM のすべての組み合わせを使用して、公開可能な WAR ファ イルを十分にテストしてください。


JSP ページのコンパイルの無効化

パフォーマンスとセキュリティ上の理由から、JSP ページのコンパイルを無効にして、テキスト ベースの .jsp ファイルではなく、バイナリの .class ファイルのみを配布するように指定することもできます。このプロセスは、次の 2 つの手順で構成されます。

これらのタスクの詳細については、第 10 章を参照してください。

WAR ファイルの作成

WAR ファイルは、Java jar ユーティリティを使用して作成します。このユーティリティの構文は、次のとおりです。

jar options output-file input-files
options

次のいずれかまたは複数のオプションを指定します。

output-file

jar ユーティリティによって生成されるファイルの名前を指定します。必ず .war 接尾辞を使用してください。

input-files

WAR ファイルに追加するファイルをスペースで区切ったリスト。複数のファイルを 追加するには、ワイルドカード文字 (*) を使用します。ディレクトリを指定すると、 jar ユーティリティはサブディレクトリも一緒に追加します。

jar ユーティリティの詳細については、Sun 社の Web サイトにアクセスし、jar を検索して情報を参照してください。

次の例では、現在のディレクトリを JRun のインストール ディレクトリ/servers/default/default-app と想定して、JRun 既定のアプリケーションの WAR ファイルを作成します。

jar -cf default.war *.*