EAR ファイル

J2EE アプリケーションは通常、圧縮された単一の EAR ファイルとして公開します。EAR ファイルには、すべてのディレクトリ構造とアプリケーションを定義するすべてのファイルが含まれています。EAR ファイルは JAR ファイルと同じツールを使用して作成します。

JMC またはコマンドライン EarDeploy ユーティリティを使用して EAR ファイルを公開します。これらのツールはどちらも EAR ファイルおよびサーバー固有のパラメータのセットを受け入れ、必要に応じてディレクトリ構造を形成したり、設定値やプロパティファイルを更新します。

J2EE アプリケーション公開時に、JRun では Ear ファイルに格納されている WAR ファイルが変換され、指定 JRun サーバーに新しいアプリケーションが定義されます。EAR ファイルに格納されているすべての EJB JAR ファイルも公開されます。

EAR ファイルには META-INF/application.xml 公開記述子が格納されている必要があります。この公開記述子から、JRun アプリケーション公開ユーティリティに情報が提供されます。

JRun によるアプリケーションの開発
J2EE アプリケーションの公開