Windows NT、2000、および XP システムの場合は Internet Information Server 4.0、5.0 とともに使用するように JRun を設定できます。
Web サーバの高度な接続方法については、JRun 管理者ガイドを参照してください。
IIS を設定する前に、次の方法で IISADMIN サービスのスタートアップの種類が無効になっておらず、自動または手動に設定されていることを確認してください。
[サービス] コントロールパネルが表示されます。
[プロパティ] ウィンドウが表示されます。
JRun を IIS Web サーバに接続するには、次の手順を実行します。
詳細については、 「Web サーバ設定ツールの実行」 を参照してください。
[IIS Web サイト] では、フィルタマッピングまたはアプリケーションマッピングの場所を指定します。
メモ: [すべて] を指定すると、グローバルレベルでフィルタマッピングおよびアプリケーションマッピングがインストールされます。これによって現在存在するすべての Web サイトに適用されます。詳細については、 を参照してください。
ISAPI フィルタ ISAPI フィルタモジュールがインストールされます。このフィルタモジュールでは、HTTP リクエスト処理時に IIS が起動されイベントが処理されます。
アプリケーションマッピング アプリケーションマッピングでは、ファイル名の拡張子がそのファイルを処理するアプリケーションに接続されます。たとえば、拡張子 .jsp を選択した場合、Web サーバは、.jsp ファイルへのリクエストを受け取ると、JRun Web サーバコネクタへのマッピングを使用してページを処理します。アプリケーションマッピングを選択することによって、ISAPI フィルタは無効になり、IIS セキュリティを JSP ページで利用できるようになります。
マッピングが 1 つしか指定されていない場合は、このマッピングを削除できません。リストボックスではマッピングを 1 つ以上指定する必要があります。
メモ: [Web サーバプロパティ] で、Web サイトを選択すると、フィルタマッピングまたはアプリケーションマッピングが Web サイトレベルで適用されます。[すべて] を選択すると、フィルタマッピングまたはアプリケーションマッピングがグローバルレベルで適用されます。
JRun が Web サーバに接続されます。
メモ: この手順では、IIS が、デフォルトポート 80 で接続をリスンしていることを想定しています。デフォルトポート 80 でリスンしていない場合は、http://<Web サーバのホスト名>:<Web サーバのポート番号> と指定します。
JRun と外部 Web サーバ間の接続の設定が正常に行われたことを示す、接続先の Web サーバのデフォルトページが表示されます。
メモ: 設定する Web サイトごとに、JRunScripts という IIS 仮想ディレクトリが作成されます。グローバルレベルで IIS をインストールすると、Web サーバ設定ツールによって、既存の Web サイトごとに JRunScripts ディレクトリが作成されます。JRun のインストール後に Web サイトを設定する場合は、Web サーバ設定ツールを再び実行して、新規 Web サイトの JRunScripts ディレクトリを作成する必要があります。
IIS Web サーバ設定を選択し、[削除] をクリックします。
java -jar <JRun のルートディレクトリ>¥lib¥wsconfig.jar -ws iis -site <サイ ト名> -r
ISAPI フィルタは、IIS が HTTP リクエストを受信すると、イベントに応答できます。Web サーバ設定ツールの実行中に [ISAPI フィルタの使用] を選択すると、Web サーバのメモリ内に、他の ISAPI フィルタに追加される DLL がインストールされます。jrun.dll ファイルは、<JRun のルートディレクトリ>¥lib¥wsconfig の下のサブディレクトリにあります。
このセクションの説明はオプションです。JRun のデフォルトの設定を使用する場合、JRun ISAPI フィルタを変更する必要はありません。ただし、他の ISAPI フィルタをインストールする場合は、変更が必要なこともあります。
複数の ISAPI フィルタが同じイベント (または通知) に登録されている場合、 IIS はフィルタを順番に呼び出します。優先度の高いフィルタは、優先度の低いフィルタより先に実行されます。高、中、低といった優先度は、インターネットサービスマネージャまたはその他のメタベースエディタで変更できない読み取り専用のプロパティです。JRun の優先度は高です。
フィルタの優先度は変更できませんが、フィルタが他のフィルタと同じ優先度を共有する場合は、最初にイベントに応答するフィルタの順番を指定できます。JRun ISAPI フィルタの優先度を変更するには、次の手順を実行します。
MMC (Microsoft 管理コンソール) が表示され、iis.msc スナップインが開きます。
インターネットサービスマネージャが表示されます。
[プロパティ] ウィンドウが表示されます。
グローバルフィルタがインストールされている場合は、システム名を右クリックして [プロパティ] を選択するか、システム名をクリックして Web サイトのリストを展開します。
変更が適用されます。