クチコミ解析してみました。みんなの声
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特別編 【復興かき】セーブ・サンリク・オイスター
隊員その1 ボマ

こんにちは。ボマです。

前回(第1回)の記事如何でしたでしょうか?
前回の掲載記事、初回のテーマとして大変悩みました。
実はあの記事、今回東日本を襲った未曾有の大震災発生直前にまとめていたものなのです。

今回の震災では、
今も連日報道される被災地の状況には言葉もなく、自衛隊はじめ今なお懸命な捜索活動や救援活動にあたられている方々の存在には、ただただ頭が下がる思いです。被災地で未だ悲しみの淵に立たれ、ご不便を強いられている被災者の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。このような状況を前に、募金や節電以外に一個人として一体何がやれるのか自問自答の日々です。

“はたして自分はこの社会の中でどんな役割を担っているのか“を考えた時、最初に思い至るシンプルな結論は「自分は営業マンなんだ」ということ。

営業マンは、まず元気でなければいけません。
先陣きって、会社の、大げさに言えば日本経済の活力となっていかねばなりません。
お客様と明るく言葉を交わし、ご提案をし、契約を取り付け、お役に立つ。
非力でも経済活性化の一助となり、たとえ遠回りでも長いスパンで復興の礎の一部となっていきたい。自分の役割はそこだ。そう思うのです。

『みんなの声』第1回では、こういった思考錯誤を経て、Twitter上でも今大変多く現れてきている震災に関するキーワードではなく、当初企画していたとおりのコンテンツを発信させて頂いたのです。

そんな中、今回多大なる被害に遭われた被災地の側から、こちらが逆に活力を頂けるような、“未来”を見据えたとあるプロジェクトが存在していることを知りました。その取り組みはまさに「日本を元気にする力がある」と感じ、これは是非『みんなの声』のテーマに取り上げ紹介していきたい、そう思ったのです。

今回の『みんなの声』は通常連載とは別枠、「特別編」とさせて頂き、今回の地震による津波の影響で壊滅的な被害をうけた三陸産カキ(牡蠣)。そのネット販売を手がけられている「アイリンク」さんがはじめられたプロジェクト『セーブ・サンリク・オイスター』(http://www.sanriku-oysters.com/)について取り上げさせて頂きたいと思います。
既に報道されておりご存知の方も多いかと思いますが、これは1口1万円で小口のカキオーナーを募るというプロジェクトです。ここで集まったお金は被災されたカキ生産者様の養殖いかだや種ガキなど資材購入に充てられます。その後、数年かけて出荷が再開となったあかつきにはオーナーの元に1口あたり約20個の復興三陸産カキが届けられるというもの。募金ではなく、売買を介した支援。オーナーになった人にとってはきっと復興の状況に対して関心が途切れることはなく、記憶も風化しにくい。長期的に将来を見据えたとても良いアイデアだと思います。

自分も一口、オーナーにならせて頂きました。
ボマは今、未来に出荷される三陸産牡蠣のオーナーさんです。

この申し込みの際、一言メッセージを書く欄が設けられておりました。その一部が同プロジェクトのWebページで紹介されています。
→http://www.sanriku-oysters.com/comments.html

本プロジェクトは既に反響も大きく、そのクチコミの反応(ハッシュタグ:#fukkokaki)の解析も考えましたが、ここは実際にこのプロジェクトの主旨に共鳴し、オーナーとなった・・ボマにとっては『同志』となった皆さんの『声』を、是非皆さんに届けたいと思います。『みんなの声』の主旨ではそこに個人的な分析をはさむのですが、今回それは行いません。浮き上がってきた言葉の後ろに流れている思いを、皆様それぞれが感じ取って頂ければ良いのではないかな、と思うのです。

偶然にもこの同じ時代を生きることになった縁。共に歩んでいきましょう。

数年後に届くカキを楽しみに。

では、どうぞ。

三陸産牡蠣復興プロジェクトオーナーの声
  1. (否)は表記された言葉の否定の意味合いになります。(例:諦める(否)=諦めない)
  2. 本コラムでのワード紹介を事前に株式会社アイリンク様より快くご承諾頂きました。

アイリンク様、誠にありがとうございます。

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要望
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