サーブレットの実行用 CGI インターフェイスの構成

JRun は、CGI を使用する Web サーバ用の Perl コネクタをサポートしています。Perl コネクタを使用するために Web サーバを構成するには、JRun に用意されている jrun.pl Perl スクリプトを使用します。このスクリプトは、JRun のルート ディレクトリ/connectors/perl5/ にあります。

CGI スクリプトの実行に使用する任意のディレクトリに jrun.pl をコピーします。たとえば、CGI ディレクトリが cgi-bin の場合、次のようにサーブレットを実行することができます。

http://host/cgi-bin/jrun.pl/servlet/SnoopServlet

この例では、/servlet/SnoopServlet が JRun に渡されて、JRun からサーブレットが呼び出されます。サーブレットの出力は、CGI スクリプトによって返されます。

次に別の例を示します。

http://host/cgi-bin/jrun.pl/yourpage.jsp

この例では、JRun 上の /yourpage.jsp が呼び出され、結果が返されます。

jrun.pl スクリプトによって、JRun サーバとの接続方法を確認するために
JRUNPROXY 環境変数が検索されます。この値には、次の形式を使用します。

IP_address:port

既定値は 127.0.0.1:51000 です。

このスクリプトは、特定の環境向けにカスタマイズできます。JRun プロキシ アドレスを変更したり、スクリプトの該当するサブルーチンを修正してエラー応答を変更できます。