| JRun セットアップ ガイド |
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JRun 管理コンソール |
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Web アプリケーションには、サーブレット、JSP、静的な HTML ファイル、画像などから構成されているものがあります。これらのリソースは、サーブレットに対応した任意の Web サーバに公開できるように、あらかじめ定義されているディレクトリ構造に従って配置します。
JMC によって JRun の実装にアプリケーションを追加する方法は 2 種類あります。JMC の使用により、次のことが実行できます。
JRun サーバに追加できる Web アプリケーションの数に制限はありません。Web アプリケーションの記述の詳細と、アプリケーションの構築および公開の詳細については、『JRun によるアプリケー』を参照してションの開発ください。
また、JRun には次の Web アプリケーションも含まれています。
アプリケーション パネルでは、JMC での Web アプリケーションとともに一般的なタスクを実行できます。アプリケーション パネルにアクセスするには、[マシン名] > [JRun サーバ名] > [Web アプリケーション] をクリックします。
JMC では、アプリケーション パネルにある各アプリケーションに、編集
および
削除
機能へのクイック リンクが用意されています。
空のアプリケーションを作成し、JMC を使用して JRun サーバにそのアプリケーションを登録できます。このプロセスにより、そのアプリケーションに対して、ルート ディレクトリ、WEB-INF、WEB-INF/classes、および WEB-INF/lib ディレクトリからなる空のディレクトリ構造が作成されます。
アプリケーション パネルが表示されます。
[Web アプリケーションの作成] パネルが表示されます。
| フィールド |
説明 |
|---|---|
| JRun サーバの 名前 |
この Web アプリケーションの公開先の JRun サーバを選択します。 |
| アプリケーション名 |
新規アプリケーションの名前を入力します。1 つの JRun サーバ内に、同じ名前を持つアプリケーションを複数入れることはできません。 この名前は JMC とログ ファイルに表示されます。 |
| アプリケーション ホスト |
マルチホーム環境でアプリケーションを実装する場合は、ドロップダウン リストからホストを選択します。そうでない場合は、既定値である [All Hosts] を選択します。 アプリケーションホストの詳細については、"アプリケーション ホストの作成"を参照してください。 |
| アプリケーションの URL |
この Web アプリケーションにアクセスするときにクライアントが使用する URL 接頭辞を入力します。複数のアプリケーションに対して同一のアプリケーション URL を使用しないでください。 |
| アプリケーションのルート ディレクトリ |
Web アプリケーションの公開先のディレクトリを入力します。または、[参照] ボタンをクリックして JRun ディレクトリ リーダーを開きます。これは、アプリケーション ファイルで利用するドキュメントのルート ディレクトリです。このディレクトリ構造が存在しない場合は、JRun により作成されます。 同一名のファイルは上書きされるので、同じルート ディレクトリに複数のアプリケーションを保存しないでください。 既定の設定は、JRun のルート ディレクトリ/servers/サーバ名です。 |
JMC では、アプリケーションの WAR ファイルを既存の JRun サーバに公開できます。WAR ファイルは JSP、サーブレット、画像など Web アプリケーションをサポートするファイルが、サーブレット 2.2 仕様によって定義された階層構造で構成されています。また、この構造には公開記述子ファイル web.xml も含まれています。
さらに、この機能を使用すると、サーブレット 2.2 仕様に準拠していれば .war ファイルがなくてもアプリケーションを登録できます。公開できるアプリケーションの最低要件は次のとおりです。
アプリケーション パネルが表示されます。
[Web アプリケーションの公開] パネルが表示されます。
| プロパティ |
説明 |
|---|---|
| サーブレット War ファイル またはディレクトリ |
公開する Web アプリケーションがある場所のパスを入力します。または、[参照] をクリックして JRun のディレクトリ リーダを使用します。たとえば、C:¥temp¥example.war のように入力します。 アプリケーションの .war ファイルの現在位置を指定することもできます。.war ファイルがない場合、アプリケーションの構造化ディレクトリ階層のルートを入力します。この階層は サーブレット 2.2 仕様に準拠している必要があります。 |
| JRun サーバ名 |
このアプリケーションの公開先の JRun サーバを選択します。 |
| アプリケーション名 |
新規アプリケーションの名前を入力します。1 つの JRun サーバ内に、同じ名前を持つアプリケーションを複数入れることはできません。 この名前は JMC とログ ファイルに表示されます。 |
| アプリケーション ホスト |
マルチホーム環境でアプリケーションを実装する場合、ドロップダウン リストからホストを選択します。そうでない場合は、既定値である [All Hosts] を選択します。 詳細については、"アプリケーション ホストの作成"を参照してください。 |
| アプリケーション URL |
この Web アプリケーションにアクセスするときにクライアントが使用する URL 接頭辞を入力します。複数のアプリケーションに対して同一のアプリケーション URL を使用しないでください。 |
| アプリケーションの公開ディレクトリ |
Web アプリケーションの公開先のディレクトリを入力します。または、[参照] ボタンをクリックして JRun ディレクトリ リーダーを開きます。これは、アプリケーション ファイルで利用するドキュメントのルート ディレクトリです。このディレクトリ構造が存在しない場合、JRun によって作成されます。 同一名のファイルは上書きされるので、同じルート ディレクトリに複数のアプリケーションを保存しないでください。 既定の設定は、JRun のルート ディレクトリ/servers/サーバ名/アプリケーション名です。 |
JRun に接続している外部 Web サーバとして WebSite Pro を使用している場合 は、WebSite サーバのプロパティ アプリケーションで新規アプリケーションの マッピングを設定してください。このマッピングは、/servlet のマッピングと同一 です。詳細については、"サーブレットを実行するための URL 接頭辞のマッピン グ"を参照してください。その他の Web サーバについては、このマッピングを明 示的に設定する必要はありません。
アプリケーションの設定は、公開した後に JMC を使用して変更できます。たとえば、アプリケーションを複数のホストにマッピングするには、アプリケーションのルート ディレクトリを変更するか、新しい URL をアプリケーションにマッピングします。
アプリケーション パネルが表示されます。
[Web アプリケーションの編集] パネルが表示されます。
| フィールド |
説明 |
|---|---|
| アプリケーションの 表示名 |
アプリケーションの名前を変更します。1 つの JRun サーバ内に、同じ名前を持つアプリケーションを複数入れることはできません。 この名前は JMC とログ ファイルに表示されます。 |
| アプリケーションの説明 |
アプリケーションの識別に役立つように、アプリケーションの説明を入力または変更します。このフィールドはオプションです。 |
| アプリケーション ホスト |
マルチホーム環境でアプリケーションを実装する場合は、ドロップダウン リストからホストを選択します。そうでない場合は、既定値である [All Hosts] を選択します。 アプリケーションホストの詳細については、"アプリケーション ホストの作成"を参照してください。 |
| アプリケーションの URL |
この Web アプリケーションにアクセスするときにクライアントが使用する URL 接頭辞を変更します。1 つのアプリケーション ホスト内で、複数のアプリケーションに対して同一のアプリケーション URL を使用しないでください。 |
| アプリケーションの ルート ディレクトリ |
Web アプリケーションの公開先のディレクトリを入力します。または、[参照] ボタンをクリックして JRun ディレクトリ リーダーを開きます。これは、アプリケーション ファイルで利用するドキュメントのルート ディレクトリです。 同一名のファイルは上書きされるので、同じルート ディレクトリに複数のアプリケーションを保存しないでください。 |
既存のどのアプリケーションも、JMC を使用して JRun サーバから削除できます。
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メモ JMC のアプリケーションを削除すると、そのアプリケーションの登録は取り消され ますが、そのアプリケーションに関連するファイルは削除されません。 |
アプリケーション パネルが表示されます。
[Web アプリケーションの削除] パネルが表示されます。
JRun では、アプリケーションの URL の一部を実際のディレクトリに変換するマッピングを作成できます。たとえば、仮想パス /foo をハード ドライブ上の実際のパス c:/mydocs/temp に変換するマッピングを作成できます。このマッピングにより URL の長さを短縮し、内部のディレクトリ構造をクライアントに対して非表示にできます。この例では、c:/mydocs/temp に保存されたファイルを要求する場合、URL http://www.yourdomain.com/foo/ドキュメント名を入力します。ほかのディレクトリのマッピングの詳細については、"サーブレット ディレクトリの追加"を参照してください。
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メモ 外部リソースを参照するために JRun で内部的に使用する仮想マッピングがあらか じめ用意されています。このマッピングを変更したり削除しないでください。 |
[仮想マッピング] パネルが表示されます。
仮想マッピングの編集ウィンドウが表示されます。
更新] をクリックして、変更を適用します。Web サイトを運営する場合、IP アドレスが 1 つだけの単一の Web サーバで、複数の Web サイトのホスト名を設定する (www1.company.com、www2.company.com など) か、複数のドメインをホストする (www.yourdomain.com、www.mydomain.com) のが一般的です。このような運営方法は、マルチホーミングまたは仮想ホスティングと呼ばれます。
マルチホーミング環境では、Web アプリケーションにいくつかの問題があります。サーブレットの仕様によっては、1 つの Web アプリケーションに対して関連付けることができる Web サイトのホスト名は 1 つだけです。さらに、同一のホスト内のほかのアプリケーションを参照するために、サーブレットがサーブレット自身のコンテキスト情報を使用できる必要があります。
異なる DNS ホスト名を使用して同じアプリケーションを呼び出せるようにするために、JRun では、アプリケーション ホストという概念を導入しています。アプリケーション ホストは、1 つのアプリケーションを、そのアプリケーションにアクセスできる一連の DNS ホストに対してマッピングするものです。
アプリケーション ホストによって、各アプリケーションを、任意の数の Web サイトのホスト名にマッピングできます。アプリケーション ホストは、1 つの Web サーバの IP アドレスに対して複数の Web サイトのホスト名がマッピングされているマルチホーミング環境でのみ必要になります。マルチホーミングを使用していない場合は、アプリケーション ホストを作成する必要はなく、アプリケーションを公開するときは、アプリケーション ホストの代わりに既定の設定を使用できます。
仮想ホスト用のアプリケーション ホストの作成および使用手順は次のとおりです。
JMC にあるアプリケーション ホストの編集ウィンドウを使用して、アプリケーション ホストによって複数のホストを 1 つのアプリケーションにバインドします。これによって、1 つのホストから Web サーバにアクセスすると、そのホストにバインドされているアプリケーションだけが表示されます。このセクションでは、新規アプリケーション ホストを作成する方法について説明します。
[アプリケーション ホスト] パネルが表示されます。
アプリケーション ホストの編集ウィンドウが表示されます。
アプリケーション ホストに完全修飾ホスト名を割り当てる必要はありません。 たとえば、アプリケーションが内部ネットワークで使用される場合は、アプリケー ション ホストを fred1 と fred2 に割り当てることができます。あるいは、アプ リケーションが内部と外部からアクセス可能な場合は、fred1.allaire.com、 fred2.allaire.com、fred1、および fred2 を割り当てることができます。
JRun では、JMC を使用して実行時にアプリケーション パラメータを指定できます。このパラメータには、ServletContext.getInitParameter() メソッドによりサーブレットでアクセスできます。これらの変数は、Web アプリケーション内の全サーブレットに渡され、サーブレットの init() メソッドで使用可能です。サーブレットが再ロードされるまでは、初期化パラメータを変更できません。
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メモ 初期化パラメータを 1 つのサーブレットに渡すには、サーブレット定義の編集ウィン ドウの [Init 引数] フィールドを使用します。詳細については、"サーブレットの定義" を参照してください。 |
初期化パラメータの使用例については、『JRun によるアプリケーションの開発』を参照してください。
[アプリケーション変数] パネルが表示されます。
アプリケーション変数の編集ウィンドウが表示されます。
info@allaire.com」と入力します。ここで、サーブレット コード内で ServletContext.getInitParameter("address")
を呼び出すと、値 info@allaire.com が返されます。
設定によっては、Web アプリケーションからアクセス可能な JRun 外部のディレクトリにサーブレットを保存することがあります。このセクションでは、JRun のファイル構造外にディレクトリを追加する方法について説明します。サーブレットはこのディレクトリからロードされ、サーブレット コンテナによって実行されます。この方法を使用すると、WAR ファイル ディレクトリ構造を、たとえば、既存のプロジェクト構造にマッピングできます。
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メモ このセクションで説明するオプションには、default JRun サーバにのみ適用される オプションもありますが、それ以外はすべての JRun サーバに適用できます。 |
default JRun サーバには 2 つのサーブレット ディレクトリがあり、ここに JRun によってロードされたサーブレット クラス ファイルが保存されます。これらのディレクトリは、次のとおりです。
このディレクトリは、JRun サーバに追加されているすべての Web アプリケー ションに適用できます。
このディレクトリは default JRun サーバにのみ適用され、下位互換性維持のため に追加されました。
サーブレットの保存が可能な別のディレクトリの追加方法はいくつかあります。
これらの方法にはそれぞれ特徴があります。次のセクションでこれについて説明します。
新しい Web アプリケーションの作成は、望ましいサーブレット ディレクトリの追加方法です。これは、Java サーブレット 2.2 仕様に記述されている概要に準拠しています。これは最も移植性の高い方法であり、この方法によって、仕様 2.2 に準拠しているコンテナに Web アプリケーションを公開できます。Web アプリケーション作成の詳細については、"アプリケーションの作成"を参照してください。これは、default JRun サーバだけでなく、すべての JRun サーバに適用できます。
ファイル システムにあるいずれのディレクトリについても、JRun サーバのクラスパスに追加できます。そのディレクトリ内のすべての JAR およびクラス ファイルは、追加後、JRun によって起動可能になります。これは、default JRun サーバだけでなく、すべての JRun サーバに適用できます。
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メモ クラスパスからロードされたサーブレットは、変更すると再ロードされません。この ため、サーブレット クラス ファイルを変更したときは常に、JRun サーバを再起動 する必要があります。 |
[Java の設定] パネルが表示されます。
Java の設定の編集ウィンドウが表示されます。
{jrun.rootdir}/servers/lib
{jrun.server.rootdir}/lib
c:/servlettest
JRun には、default-app アプリケーションのマッピングを変更できる
webapp.properties ファイルがあります。このセクションでは、既存のアプリケーション マッピングに新しいサーブレット ディレクトリを追加する方法について説明します。これらの手順は、default JRun サーバの default-app から起動されるサーブレットにのみ適用できます。
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メモ この方法は、JRun 固有の webapp.properties ファイルを使用するため、3 つの中で 最も移植性の低い方法です。 |
手順の一部として、webapp.properties ファイルを編集します。すべての JRun サー バーを停止することによって、ユーザが行った変更が、JRun がメモリ内に保存し ているサーバ設定値に上書きされることを防ぎます。
webapp.path-mapping./WEB-INF/moreservlets=d:/servlets
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メモ この例では、追加するサーブレットのディレクトリは d:¥servlets です。 |
webapp.classpath=/WEB-INF/servlets;/WEB-INF/classes;/WEB-INF/lib;/ WEB-INF/jsp;/WEB-INF/moreservlets
http://ホスト名/servlet/ServletName のような URL を使用して d:¥servlets 内の サーブレットにアクセスできます。
JRun のファイル設定では、ドキュメント名が URL で指定されていない場合に、JRun アプリケーションによって使用される既定のドキュメント名の順番が制御されます。また、JRun ではディレクトリの参照も制御できます。
このセクションでは、JMC のファイル設定を変更する方法について説明します。
[ファイルの設定] パネルが表示されます。
ファイルの設定の編集ウィンドウが表示されます。
JRun では業界標準 JSP 1.1 仕様を含む JavaServer Pages (JSP) がサポートされています。このセクションで説明する内容に従って、JRun のアプリケーション レベルで JSP 設定を変更できます。JSP コンパイラの詳細については、『JRun によるアプリケーションの』を参照してください開発。
[JavaServer ページの設定] パネルが表示されます。
JavaServer ページの設定の編集ウィンドウが表示されます。
| プロパティ |
説明 |
|---|---|
| global.jsa (JSP 1.1) の検索 |
JSP の処理時に、JRun に global.jsa ファイルを検索させる場合は、チェック ボックスをオン (true) にします。true の場合、ディレクトリにある JSP ファイルに対する要求が Web サーバによって初めて受信されたときに、JSP ファイルと同じディレクトリが検索されます。 global.jsa ファイルの詳細については、『JRun によるアプリケーションの開発』を参照してください。 既定値は、チェック ボックスがオフの false です。 |
| Java コンパイラ |
JSP をコンパイルする場合は、外部 Java コンパイラへのパスを指定します。JRun のインプロセス コンパイルを使用する場合は、空白のままにしておきます。別のコンパイラが必要な場合は、適切な Java コンパイル文字列を入力してください。次に例を示します。または
ここで、%c = classpath (Java クラスパスが使用されます) %d = codepath (コンパイルされたクラス ファイルの保存場所) %f = filename 詳細については、『JRun によるアプリケーションの開発』を参照してください。 |
更新] をクリックして、変更を適用します。JRun のログ記録メカニズムを使用して、ログ ファイルの内容を制御できます。各アプリケーションによってログ ファイルに書き込まれるので、エラーの診断や、アプリケーションの保守に利用できます。
このセクションでは、JRun アプリケーションのイベント ログを構成する方法について説明します。詳細については、"JRun サーバ イベント ログの設定"を参照してください。
JRun ログ記録メカニズムの詳細については、『JRun によるアプリケーションの』を参照してください開発。
アプリケーション別の [ログの設定] パネルが表示されます。
[ログ設定エディタ] が表示されます。
| プロパティ |
説明 |
|---|---|
| ログ レベル |
ログ ファイルに追加するログ記録レベルをそれぞれ選択します。既定では、info、error、warning が設定されています。ほかにも debug と metrics のオプションがあります。 |
| イベント ログ |
ログ ファイルのパスと名前を設定します。既定値は
{jrun.rootdir}/logs/{jrun.server.name}-event.log です。
|
JRun では、Web アプリケーション レベルで、特定のファイル拡張子と Multipurpose Internet Mail Extension (MIME) タイプを関連付けることができます。つまり、JRun を使用することにより、Web アプリケーション内で .html などの特定のファイル拡張子に対して要求をマッピングし、plain/text など特定の MIME タイプで応答を生成できます。
MIME タイプに基づいて、1 つのサーブレット、またはサーブレット チェーンを開始することもできます。詳細については、"MIME タイプ フィルタリングでのサーブレットのチェーン化"を参照してください。
このセクションでは、ファイル拡張子と MIME タイプを関連付ける方法について説明します。
[MIME タイプのマッピング] パネルが表示されます。
MIME タイプのマッピングの編集ウィンドウが表示されます。
サーブレット 2.2 仕様には、サーブレットと JSP または EJB でセッション トラッキングに使用できる方法が用意されています。
JRun の 2.2 サーブレット仕様の実装ではこれらの手段がサポートされていますが、JMC にはこれらのメソッドのうち最も一般的であるクッキーを構成するための簡単な方法が用意されています。サーブレットにおけるセッション オブジェクトの使用の詳細については、『JRun による』アプリケーションの開発を参照してください。
[Web アプリケーション セッション] パネルが表示されます。
Web アプリケーション セッションの編集ウィンドウが表示されます。
| プロパティ |
説明 |
|---|---|
| 記憶装置チェック間隔 (秒) |
セッションが記憶装置に書き込まれる間隔を指定します。 既定の設定は 10 です。 |
| セッションの 最大数 |
古いセッションが記憶プロバイダにスワップされるまでメモリに保持されるセッションの最大数を指定します。既定の設定は 9999999 です。 JRun では、LRU アルゴリズムを使用して、最近使用されていないセッションのトラックを保持し、セッション パーシスタンス メカニズムを使用してセッション データを記憶領域 (既定ではファイル) に対して直列化します。 セッションがスワップされた後で再度要求されると、これをメモリに再度読み込んで使用します。この設定値はチェック時にセッションによって使用されるメモリのサイズを保持します。 |
| セッション保存の ディレクトリ |
セッションを保存するディレクトリの絶対パスを入力します。 既定値は次のとおりです。
{webapp.rootdir}/WEB-INF/sessions
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| セッション クッキー 最大保存時間 |
セッション トラッキングに使用するために、ブラウザによって JRun クッキーが保持される時間を秒単位で指定します。 次の数値には特別な意味があります。 -1 ブラウザの終了時に、クッキーが削除されます。 0 ブラウザによって、すぐにクッキーが削除されます。 既定値は -1 です。 |
| 安全な接続のみ |
クッキーが安全なプロトコル (https) のみを使用して送信されるように指定するには、このチェック ボックスをオンにします (true)。使用しているサーバで安全なプロトコルがサポートされている場合にのみ、このチェック ボックスを使用します。 既定値は false です。 |
| セッション クッキーの使用 |
クッキーを使用してユーザ セッションをトラックするには、チェック ボックスをオンにします (true)。JRun のセッション トラッキングを無効にするには、チェック ボックスをオフにします (false)。既定値は true です。 |
| セッション クッキー ドメイン |
1 つのドメイン名を入力します。このドメインと一致するホストに対してのみクッキーが保存されます。特定の実装の詳細については、RFC 2109『HTTP State Management Mechanism』を参照してください。 既定ではこのパラメータは空白になっているので、クッキーはすべてのドメインのホストに保存されます。 |
| セッション クッキー コメント |
JRun セッション クッキーに表示されるコメントを入力します。クッキーの目的を明確にするために、このコメントを使用します。 既定では、「JRun Session Tracking Cookie」と設定されています。 |
| セッション クッキー パス |
URL に対する制約を入力します。JRun からセッション クッキーが送られるのは、この URL で始まる要求に対してのみです。クッキーを設定したものと同じディレクトリまたはサブ ディレクトリを参照する URL は、そのクッキーを参照できます。既定の設定は / です。 |
| セッション クッキー名 |
JRun セッション クッキーの名前を入力します。 既定値は jsessionid です。 |
| セッション タイムアウト (分) |
最後のアクセスの後、セッションがそのまま残されている時間を分単位で指定します (セッション タイムアウト)。既定値は 30 です。 |
| セッション パーシスタンス エンジンの使用 |
JRun を終了して再起動した場合に、Java Serialization を使用してセッションを保存し、復元するには、このチェック ボックスをオンにします (true)。セッション データは、JRun が適切に終了された場合にのみ保存されます。 仮想マシンにセッション データを保存するだけならば、チェック ボックスをオフにします (false)。これは、可用性の高い機能です。既定値は true です。 |
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