ファイル グループの概要

Allaire 社の OEM リソースでは、makefile スクリプト、/installers ディレクトリ、および /dist ディレクトリが提供されています。これらのリソースは、Windows の場合は jrun-31-win-oem-us.zip、UNIX の場合は jrun-31-unix-oem-us.tgz の各ファイルから解凍されます。

次の表では、OEM リソースに含まれるファイルおよびディレクトリについて説明
しています。OEM 契約によっては、この情報が異なる場合があります。
ディレクトリ
ファイル グループ
説明
/
README-KIT.txt
OEM リソースに関する最新の注意事項が含まれています。作業を進める前に、必ずこのファイルをお読みください。
/DIST
/core
/core-props
/core-unix
/core-x86
コンポーネントに依存しない JRun コア ファイルが含まれます。
/core には、JNDI、メール、JDBC JAR ファイルなどの JRun ファイルが含まれます。
/core-props には、JRun サーバの既定プロパティ ファイルおよび global.properties が含まれます。
/core-unix および /core-x86 には、プラットフォーム固有のファイルが含まれます。
UNIX へのインストールでは、/core、/core-props、および /core-unix を使用します。
Windows へのインストールでは、/core、
/core-props、および /core-x86 を使用します。
  /ejipt
/ejipt-props 
/ejipt_samples
JRun の EJB (Enterprise JavaBeans) および JMS (Java Messaging Service) コンポーネントのファイルが含まれます。
  /jrun 
/jrun-props
サーブレット コンポーネントに加え、プラットフォームに依存しないコンポーネントおよびコネクタが含まれます。/jrun-props には、JRun プロパティ ファイルが含まれます。インストール後、これらのプロパティ ファイルに格納された情報がコア ファイル グループに格納されている情報に連結されます。
  /jrun-aix 
/jrun-apidoc
/jrun-hpux 
/jrun-solaris 
/jrun-x86 
/jrun-x86-linux 
ネイティブ コネクタ、ライブラリ、フィルタなどのプラットフォーム固有のファイルが含まれます。一部の UNIX ファイル グループの場合、該当するプラットフォーム対応のコンパイラが含まれることもあります。
  /jrun-manuals 
Windows のみ。空のディレクトリで、PDF 形式の JRun 文書セットを格納するように設定できます。
  /jsp 
JSP コンポーネントが含まれます。JSP サポートが不要な場合は、このファイル グループを削除してください。
  /web-apps
JMC および既定の JRun アプリケーション用の WAR ファイルが含まれます。
/installers 
/JRun 3 
/JRun 3 DemoShield
/JRun 3 Web
DemoShield 
InstallShield を使用して Windows へのインストールを行う場合に必要なファイルがすべて含まれています。

/dist ディレクトリの各ファイルセットには、ディスクに書き込まれるファイルのサブセットが含まれています。makefile によって、構築中にこれらのツリーが 1 つのツリーに配置されます。ファイルを追加するには、そのファイルをファイルセット ディレクトリの 1 つに配置するか、makefile に新規のファイルセット ディレクトリを追加します。

製品版 JRun からネイティブ コネクタなどの必要な非 Java ファイルを入手し、手作業でこのキットに配置することもできます。