既定のアプリケーションの設定

local.properties ファイル内の application_name.use-webserver-root プロパティは、JRun サーバの既定の Web アプリケーションを指定します (アプリケーションのコンテキスト パスは / です)。

要求が既存の URL マッピングにマップされない場合、JRun は、その要求を既定アプリケーションに転送します。

use-webserver-root の既定の設定では、default-app は true に設定され、ほかのアプリケーションは false に設定されるか、またはプロパティ ファイルから除外されます。たとえば、default JRun サーバの local.properties ファイル内には、次のような行が表示されます。

default-app.use-webserver-root=true

既定の設定を上書きするには、local.properties ファイルを手作業で編集することにより、このプロパティを false に設定します。

JSP では、これを true に設定すると、JRun はアプリケーションのディレクトリではなく、Web サーバのルート ディレクトリに関連した JSP を検索します。

JRun が要求をサーブレットおよび JSP にどのようにマッピングするかについては、『JRun によるアプリケーションの開発』の第 6 章を参照してください。