CodeSweeper を使ったコード書式の保持

CodeSweeper の機能によって、コードを正しく書式設定する作業を自動化することができます。これは、さまざまな状況で非常に便利です。

JRun Studio には、特定の種類の開発用に設定されたさまざまな CodeSweeper が含まれています。また、独自の CodeSweeper を作成したり、既存のものを編集したりすることもできます。インストールされる CodeSweeper には次のものがあります。

CodeSweeper の機能に関する記事については、Allaire 社の開発者用 Web サイトを参照してください。

CodeSweeper の実行

現在のドキュメントについて既定で実行するには、[ツール] > [CodeSweeper] メニューを開いて CodeSweeper を選択するか、またはツール ツールバーの [CodeSweeper] ボタンをクリックします。CodeSweeper ボタンの隣りにある下矢印ボタンをクリックして、利用可能な CodeSweeper のリストから選択します。

手順 既定の CodeSweeper を設定するには
  1. [オプション] > [設定] > [CodeSweeper] を開きます。

  2. リスト内の CodeSweeper エントリを強調表示し、[既定値に設定] ボタンをクリックします。
  3. [OK] をクリックして変更内容を保存します。
手順 デザイン モードを終了した後、自動的に CodeSweeper を実行するには
  1. [オプション] > [デザイン設定] で [デザイン タブを無効にする (非表示)] オプションをクリアします。
  2. デザイン ビューを空白のままにした場合に警告メッセージを表示するかどうかを選択します。
  3. [デザイン ビューを終了するとき、CodeSweeper を適用する] ボタンをクリックします。
  4. CodeSweeper を編集する場合は、[CodeSweeper の設定] ボタンをクリックします。

CodeSweeper の管理

新しい CodeSweeper を作成したり、既存の CodeSweeper を編集したり、必要に応じて削除したりすることができます。

手順 新しい CodeSweeper を追加するには
  1. [Allaire CodeSweepers] パネルの [新規プロファイル] ボタンをクリックします。
  2. CodeSweeper 名を入力し、そのタイプを選択します。CodeSweeper のタイプは Allaire または HTML Tidy です。
  3. [OK] をクリックしてリストに追加します。
  4. 新しい CodeSweeper の独自のプロファイルを作成するには、次の手順に従います。
手順 CodeSweeper を編集するには
  1. リスト内の CodeSweeper を強調表示し、[プロファイルを編集] ボタンをクリックします。
  2. [一般設定] および [タグ固有の設定] を変更し、[OK] をクリックして新しいプロファイルを保存します。

CodeSweeper を削除するには、CodeSweeper を強調表示し、[プロファイルを削除] ボタンをクリックします。

Allaire CodeSweeper の設定

これらの設定は Allaire CodeSweeper のみに適用されます。HTML Tidy Codesweeper 設定については、次の節で説明します。

設定を開始するには、[オプション] > [設定] > [CodeSweeper] 画面を開きます。

一般設定

Allaire CodeSweeper では、タグ名内のコロン (:) が通常の文字として処理されるので、<xsl:thistag name="foo"/> のように、タグ内で XML ネーム空間の処理が可能です。

タグ固有の設定

Allaire CodeSweeper には、含まれている個々のタグにさまざまなオプションがあります。

これらの設定値はスペースからインデントまでを網羅しています。CodeSweeper を呼び出す際、選択したタグをそのままにしておくことができます。サーバベースのスクリプト コードの解析に問題が発生した場合は、[タグのフォーマットを保持する] オプションを有効にします。

ヒント : [ドキュメントからタグを外す] オプションは、コード生成ツールによって挿入された不要なタグを取り除くのに便利です。


手順 タグのルールを設定するには
  1. リストから CodeSweeper を選択します。
  2. 必要に応じて [一般設定] を編集します。
  3. [タグ固有の設定] タブに切り替え、リスト内のタグ名を強調表示します。

    リストの [他のすべてのタグ] エントリを選択すると、選択したルールは、ドキュ メントで検出されたリスト内のすべてのタグに適用されます。

  4. タグの設定値を編集します。
  5. [タグを更新] をクリックし、そのタグの設定を保存します。
手順 タグを追加し、書式設定ルールを適用するには
  1. [タグ固有の設定] タブの [タグを追加] ボタンをクリックします。
  2. タグ名を入力し、 [OK] をクリックします。
  3. タグのルールを設定し、[タグを更新] をクリックして設定値を保存します。

タグを削除するには、タグを強調表示し、[タグを削除] ボタンをクリックします。

HTML Tidy の設定

HTML Tidy には、Allaire CodeSweeper に用意されている書式設定オプションだけでなく、行ラップ機能や、タグ、文字、およびドキュメントの変換機能、XML 処理などの便利な機能が多数あります。

HTML Tidy の作者の Web サイトは http://www.w3.org/People/Raggett/tidy/ です。[Allaire Default HTML Tidy Settings] 画面からこの Web サイトにアクセスすることができます。すべての HTML Tidy 設定値の詳細については、この Web サイトを参照してください。

独自の HTML Tidy プロファイルの作成は、Allaire CodeSweeper のプロファイルの作成とほとんど同じです。

手順 HTML Tidy プロファイルを作成するには
  1. [HTML Tidy CodeSweeper] ダイアログ ボックスの [新規プロファイル] をクリックします。
  2. プロファイル名を入力します。
  3. CodeSweeper の種類のドロップダウン リストから [HTML Tidy] を選択して [OK] をクリックします。

    オプションの既定セットがあらかじめ選択されています。

  4. リスト内の CodeSweeper を強調表示し、[プロファイルを編集] をクリックします。
  5. 必要に応じて設定を変更し、[OK] をクリックして新しいプロファイルを保存します。

HTML Tidy プロファイルを直接編集する必要がある場合は、JRun Studio の\Extensions\Codesweepers\ の .tdy ファイルを開きます。これはテキスト ファイルです。

HTML Tidy プロファイルを削除するには、Windows エクスプローラか、または Studio の [ファイル] タブから .tdy ファイルを削除します。