JRun には、コード入力時に、簡単に新しいコードを挿入したり、既存のコードを編集したりするのに役立つツールがいくつか用意されています。これらの各ツールは、タグ、オブジェクト、関数などの異なる言語要素がサポートされています。
この対話型機能を使って、新しいコードを書いたり、既存のコードを編集することができます。この機能を設定するには、[オプション] > [設定] > [エディタ] > [タグの詳細] 画面を開きます。
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タグの詳細を使ってタグを挿入するには |
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タグを編集するには |
ヒント : | タグに関連した属性と値を見るだけのときは、カーソルをタグの内側に置き、F2 キーを押して [タグのヒント] を開きます。Esc キーを押して、[タグのヒント] を閉じます。 |
オブジェクトの詳細を使うと、JSP オブジェクトのメソッドの構文を挿入することができます。オブジェクト名の後にピリオドを入力すると、有効なメソッドのドロップダウン リストが開きます。リストをスクロールしてメソッドを選択することができます。たとえば、「request.
」と入力すると、request
メソッドのリストが表示され、選択することができます。
[JSP オブジェクトインサイト有効] 画面を切り替えるには、[オプション] > [設定] > [Java/JSP] 画面を開きます。
関数の詳細を使うと、入力時に関数の引数構文を挿入することができます。この機能を有効にして、関数リストを表示するには、[オプション] > [設定] > [エディタ] > [関数の詳細] を開きます。
関数名の後ろに左かっこを付けて入力すると、認識された引数のドロップダウン リストが表示されます。リストから引数を選択し、Enter キーを押して挿入します。引数はコンマで区切ります。必要に応じて引数を追加する場合は引数の後ろにスペースを挿入します。閉じかっこを付けて関数呼び出しを完成します。
関数リスト内のエントリは、Expression Builder 関数ライブラリによって決まります。Expression Builder 定義ファイルを変更して関数のリストを変更する方法については、オンライン ヘルプ参照の「開発環境のカスタマイズ」を参照してください。
この機能をオンにした場合は、開始タグを入力すると、その終了タグが自動的に挿入されます。このオプションを設定するには、[オプション] > [設定] > [エディタ] > [タグの完成] を開きます。
自動完成を使うと、トリガ文字列を入力するときに完成文字列が挿入されます。このオプションを設定するには、[オプション] > [設定] > [エディタ] > [自動完成] を開きます。既定では、数個の文字列しかリストされません。この機能の利点は、ユーザ定義文字列を追加できることです。
コード テンプレート機能には、スタティック テキスト ブロックを入力するためのショートカットが用意されています。これらのショートカットを追加および変更したり、その説明文を表示するには、[オプション] > [設定] > [エディタ] > [コード テンプレート] を開きます。 自動完成と同様に、コード テンプレート機能でも、ユーザ定義文字列を追加することができます。
コード テンプレートを使うには、ショートカットの省略形 (たとえば、dt4) を入力し、Ctrl+J を押します。この場合の省略形は <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN">
のように完全な句に変換されます。
[オプション] > [設定] > [エディタ] でこの機能を有効にすると、ASCII コードの 127 以上の文字が、ブラウザで正しく表示されるように自動的にエンティティ名に変換されます。
文字エンティティのパレットを開くには、[ビュー] > [特殊文字] を選択します。これらのエンティティはダブルクリックすることによって挿入できます。