バージョン24の機能概要
IBM SPSS Statistics 24は、ユーザー調査で最も要望の高かった3つ、既存のアナリティクスの強化、使いやすさの改善、新しい統計機能の追加、を中心に開発されました。
拡張機能がより使いやすく、ファイルのインポートやエクスポートがよりスマートになり、さらに生産性を向上すべく統計機能が強化されました。
IBM SPSS Statistics 追加・変更された機能一覧
ハイライト
・新しく使いやすいStatistics 拡張ハブ により、拡張機能の参照、インストール、アップデートが可能
・SPSS、Python、または R言語による拡張機能の作成と共有が簡単に
・最もよく使用されるエクセルファイル形式のインポートとエクスポートのGUI画面を改善
・最も人気の高いモジュール（CustomTables）の統計機能を強化しました。
IBM SPSS Statistics 拡張ハブ
Statistics 拡張ハブ のインターフェースを使って拡張モジュールの管理を簡単に実施することができます
-インストール
-プログラム別の拡張モジュールの検索
-目的別の拡張モジュールの検索
-プロパティの確認
IBM SPSS Statistics カスタムダイアログビルダー
Syntax, R, Pythonプログラムを用いて、Statisticsのダイアログボックスをカスタマイズして作成することができます。作成したダイアログは、Community にアップロードして他ユーザと共有することができます。
Excel形式データのインポート・エクスポート強化
Microsoft Excel形式データのインポート、ならびにエクスポートの方法を機能アップ
-非表示の行と列を読込対象外とする
-文字として認識されているセル内の余分なスペース（先頭と末尾）を排除
-シート名を定義して保存することが可能
-データ形式を、指定されたデータの割合以上をしめる形式に決定することができる
-変数ラベルをカラム名としてエクスポートできる
その他、データベースへのエクスポートも変数ラベルを対象に実施可能
Custom Tablesの改善
・SPSS CustomTables で提供される統計量の種類が増えました
-サンプルサイズの調整ウェイトを、有効ベースの重みとして利用
-標準誤差と信頼区間の表示
-列の平均値および列比率の検定における、多重比較の方法が追加
・Benjamini-Hochberg
その他のエンハンス
・拡張モジュールとフォーラムに関する新しいコミュニティがスタート
・新しい「ようこそ」画面では、コミュニティとライセンスマネージャにリンク
・Client マシンで並列処理が可能
・新しいテーブルルック表示
・Python 3 サポート
・「モデル作成のデータ準備」機能の中で、ナイーブベイズアルゴリズムが追加
・新日付フォーマット追加
・データエディタ内のアイコンの変更
・変数一覧の表示を刷新
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