47都道府県の自治体ホームページ表示速度を計測

今回は、47都道府県の自治体ホームページの表示速度を計測した『 ページ表示速度ランキング 』を発表いたします。 今回のページ表示速度ランキングでは長崎県のホームページが、ページ表示速度1.103秒でトップとなりました。続く2位は1.794秒で滋賀県、3位は2.095秒で福井県がランクインしました。

 

パーセンタイル値に注目しますと、36位の沖縄県は、50thパーセンタイル値が3.865秒、90thパーセンタイル値が19.601秒と、約5倍の差がありました。アクセスするタイミング次第で表示速度が大幅に変わっている可能性があります。
続いて、スピードインデックスに注目しますと、28位の群馬県、29位の東京都が健闘しておりました。ページ全体の表示速度よりも、ページの可視部分が表示されるまでの速度を考慮したページ構成になっているものと思われます。

また、ページのデータ量においては島根県が17,131,622byteと一番大きく、ビジュアルに力を入れた構成となっておりましたが、表示速度では30位と健闘しておりました。

全体を見てもデータ量と表示速度のランキングは比例しておらず、ページのデータ量よりもWebサーバーや回線のスペック、HTMLやスタイルシートの構成等の影響が大きいことがわかりました。

9位～44位をご覧になりたい方はこちら

サイトパフォーマンスランキング計測に関する補足及び計測対象

今回の計測は、47都道府県のホームページを帯域は制限なし(Native Connection)で計測しています。計測期間は、2023年11月11日から11月18日までの7日間とし、期間中、定期的に対象サイトのトップページにchrome端末のブラウザでアクセスした場合の結果を、平均表示速度(平均Session Visual Time)として掲載しています。

注意：この計測結果は、Webサイトの優位性や利便性を保証するものではないことにご注意下さい。

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サイト運営での課題例

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