LMS(学習管理システム)とは
LMSは、「Learning Management System(ラーニングマネージメントシステム)」の略で、学習管理システムとも呼ばれます。eラーニングの実施に必要な教育コース、トレーニングプログラム、教材、または学習・開発プログラムの管理を統合して管理するためのシステムです。
LMS(学習管理システム)を利用することで、管理者はコース教材の作成と統合、学習目標の明確化、コンテンツと評価の調整、学習進捗の追跡、テストの作成などを行うことができます。また、学習コンテンツとツールを学習者に直接提供し、評価を自動化することも可能です。
学習者も自分の進歩をリアルタイムで見ることができ、管理者が学習の効果をモニターすることで、学習者と管理者のコミュニケーションもスムーズに行うことができます。
こんな方にオススメ
- ■ 社内研修や人材育成でお悩みの方
- ■ リモートワークやテレワークで研修方法についてお悩みの方
- ■ 対面型の研修をリモートでも再現したい
- ■ 従業員のスキルアップを推進したい
- ■ 受講履歴や学習の進捗について管理したい
- ■ 人材育成のコストを削減したい
LMS(学習管理システム)のメリット
- ■ 時間や場所にこだわらず、インターネット環境に接続する端末があれば、自由に学習することが可能
- ■ 学習者それぞれの進捗に応じた学習が可能
- ■ 自分の属性に応じてAIがどの学習コンテンツを学習すればよいかレコメンドしてくれる
- ■ 教育コンテンツを再利用することができます
- ■ 対面型の教育よりも低コスト
- ■ 対面教育の出欠データ、提出物の管理も可能
- ■ 管理者は学習者の学習状況がリアルタイムに見ることが可能
- ■ 学習者の理解把握が行いやすい
eラーニングとの違い
同じように語られることが多いため、同じものと捉えてしまいがちですが、この2つは厳密には異なります。
eラーニング(e-learning)は、インターネットを利用したオンライン学習のことです。
学習コンテンツ(動画、PDF、テキスト、音声など)をオンラインで配信することで、学習者は時間や場所にこだわらず、自由に学習することが可能です。
また、学習コンテンツを紙に印刷する必要がありません。学習者はパソコンやタブレット、スマートフォンなどを利用して学習します。
対して、LMS(学習管理システム)は主に、eラーニングを行う際に導入されるプラットフォームと言えます。学習コンテンツを効率的に制作・更新し、学習者の進捗を管理できるシステムのことです。
LMS(学習管理システム)の主な機能
LMS(学習管理ステム)の構成要素は主に、学習機能と管理機能に分けられます。学習機能は、主に以下の機能が提供されます。
- ■ 学習HP画面で動画や文書の学習素材を見ながら学習を進めます。
- ■ 管理者が学習者に事前に割り当てられた学習コンテンツを学習します。カタログでは自由に学習できるコンテンツが表示されており、このみの学習素材を自由に選択して学習します。
- ■ チャットや掲示板でソーシャル学習を促進させます
- ■ PC、モバイルの学習者HPがあります。
- ■ 自分の学習状況がダッシュボードで把握できます。
- ■ AIにより属性や学習状況に応じてレコメンドがあります。
- ■ オンライン学習の場合、Web会議に接続できます。
特に管理機能は非常に重要な機能です。LMSとeラーニングの大きな違いの1つがこの管理機能が備わっている点です。
LMSでは主に、次の機能が提供されます。
- ■ 学習コンテンツをプラットフォームにアップして最小単位のコースを作成します。
- ■ コースを複数まとめたプログラムを設定します。
- ■ コース、プログラムの終了条件、受講順序設定、有効期限を設定します。
- ■ ユーザ登録とユーザに権限を付与します。
- ■ インストラクターと学習者を 1つまたは複数のコースに対応付けします。
- ■ 学習者に送信されるさまざまな通知メールの内容を設定します。
- ■ コースに登録した学習者の数、コースを修了するまでの時間、スコア、受験したテストの記録などの分析をダッシュボードで追跡します。
- ■ マネージャーはチームメンバーの学習状況をマネージャーダッシュボードで把握
- ■ 学習者のモーチベーション維持のためのゲーミフィケーションの設定
- ■ 他のクラウドシステムとの設定
LMS(学習管理システム)の運用イメージ
LMSの運用は、主に以下の5つで成り立っています。
- 管理者
- マネージャー
- インストラクター
- 学習者
- 開発者
サムライズが推奨するLMS「Adobe Learning Manager」
Adobe Learning Managerは、Adobeが開発した次世代ラーニングプラットフォーム、LMS(学習管理システム)です。
Adobe Learning Managerにより、従業員、学生、パートナー、顧客に対し、効果的に教育研修をeラーニングで行うことができます。堅牢なAPIフレームワークを介してLMSを他のシステムと連携することも可能です。
Adobe Learning Managerの特徴
- 小規模から大規模の学習者を対象にeラーニングを行えるスケーラブルなクラウドサービス
- 様々な学習コンテンツ(動画、パワーポイント、ワード、エクセル、SCORM,xAPI)をアップして学習が可能
- HTML5(PC)、モバイル(iOS、Android) 対応
- 高機能な学習コンテンツ再生Playerにより学習者の学習体験を高めることができる
- 他のクラウドシステム(Zoom,Teams,SFDC,Workday,Adobe Experice Manager,Adobe Marketo)との連携が可能
- 既存のLMSからのAdobe Learning Managerへのデータ移行の支援可能
- Adobe Learning Manager以外で行われた外部研修、資格情報などのデータも一元管理可能
- ゲーミフィケーションや、ソーシャルラーニングにより学習意欲の向上
- シンプルなライセンス体系
- 学習者のユーザインターフェースのフルカスタマイズも可能
- AIによる学習者の属性にあった学習コンテンツのレコメンド
- 学習コンテンツを評価するためのフィードバック機能
- ユーザ登録方法は、CSV, 個別, SSO(Single Sign On)対応
Adobe Learning Managerに関する詳細は製品ページをご覧ください。
https://www.samuraiz.co.jp/captivateprime/index.html
またサムライズは、アドビ社の「Adobe Learning Manager」を取り扱う国内で唯一の特別販売代理店です。これまでeラーニングの導入や運用のコンサルティングを通じて、多くの企業や教育機関、政府機関を支援して参りました。
LMS(学習管理システム)、eラーニング並びにAdobe Learning Managerへのご質問は是非サムライズにお任せください。
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