JMC には JMC ユーザを管理するためのユーティリティが用意されています。JRun 管理者は、このユーティリティによって JRun サーバからのアクセスを制限できます。たとえば、ISP で使用している場合、各顧客に、専用の JRun サーバと、そのサーバの設定のみにアクセスする権利を与えることができます。この場合、ユーザは JMC にある JRun サーバのうち、アクセス権を与えられているものだけを参照できます。このセクションでは、ユーザの追加と削除、ユーザ設定の変更などを行う方法について説明します。
現在のユーザに対する変更を行った場合に変更を有効にするには、いったんログアウトし、もう一度ログインする必要があります。また、別のユーザに対する変更を行った場合も、変更を行ったユーザがログアウトし、変更を加えられたユーザ自身がログインするまで、変更は有効になりません。
現在どのユーザとしてログインしているかを調べるには、JMC アクセス バーの左側で確認します。初めてログインしたときは、(admin) と表示されます。
JMC ユーザの管理オプションを使用して、異なるレベルのアクセス権を持つユーザを JMC に追加できます。個々のユーザに対し、JRun サーバへの部分的または完全なアクセス権を与えることができるほか、完全にアクセス不可能に設定することもできます。
メモ JMC ユーザの管理オプションにアクセスできるのは、admin としてログインしたユーザ のみです。 |
右側ペインに [JMC ユーザの管理] パネルが表示されます。
メモ [ユーザ名] には空白文字を使用できます。たとえば、Nick Danger は有効な名前 です。名前の最初と最後に付いている空白文字は削除されます。 |
JMC の [ユーザの管理] のオプションを使用すると、ユーザのパスワードや、ユーザがアクセス権を持つ JRun サーバを変更できます。JMC の [ユーザの管理] のオプションで admin ユーザに対する設定を変更することはできません。
メモ JMC ユーザの管理オプションにアクセスできるのは、admin としてログインしたユーザ のみです。 |
右側ペインに [JMC ユーザの管理] パネルが表示されます。
これらの変更は、次にユーザがログインしたときに有効になります。
JMC の [ユーザの管理] オプションを使用すると、admin 以外であればどのユーザも JRun から削除できます。JMC の [ユーザの管理] オプションにアクセスできるのは、admin としてログインしたユーザのみです。
メモ ユーザを削除する前に、これらのユーザが JMC からログアウトしていることを確認 してください。 |
右側ペインに [JMC ユーザの管理] パネルが表示されます。
JMC の [パスワードの変更] オプションを使用すると、現在ログインしているユーザのパスワードを変更できます。admin としてログインしている場合は、JMC ユーザの管理オプションによって、ほかのどのユーザのパスワードでも変更できます。詳細については、"JMC ユーザの設定の変更"を参照してください。
右側ペインに [パスワード変更リクエスト] パネルが表示され、現在ログインして いるユーザとそのユーザの JRun サーバに対するアクセス権が表示されます。
[サーバ アクセス権] フィールドにアスタリスク (*) が表示されている場合は、 そのユーザがすべてのサーバに対するアクセス権を持っていることを表します。
新規パスワードを入力する場合は、次の点を考慮してください。