JRun は、JRun サーバでほかの機能を起動、停止、および実行するためのユーティリティを備えています。このセクションは、さまざまな JRun プラットフォームに対応したこれらのユーティリティについて説明します。詳細については、"JRun サーバの設定"を参照してください。
Windows NT または 2000 を実行している場合は、インストール時に、JRun サーバをサービスまたはアプリケーションとして実行するように設定できます。サービスを選択すると、サービスを無効にしない限り、NT システムを開始するたびに JRun サーバが起動されます。サービスは、ユーザ プロセスとしてではなく、システム プロセスとして実行されます。[コントロール パネル] からアクセスできる サービス コントロール マネージャ ユーティリティを使用して、JRun サーバの起動、停止、再起動を行うこともできます。サービスとして実行しない場合、JRun はアプリケーションとして実行されます。
Windows 95/98 では、これらのサーバは、Windows レジストリで参照することが可能で、再起動すると自動的に起動します。
また、ここで説明する Windows に関する手順は、スクリプトの実行が可能な JRun コマンドライン ユーティリティによって実行することもできます。詳細については、"jrun コマンドの使用"を参照してください。
[スタート] > [プログラム] > [JRun 3.1] > [JRun サーバ名] をクリックします。 たとえば、admin JRun サーバを起動するには、[スタート] > [プログラム] > [JRun 3.1] > [admin JRun サーバ] をクリックします。
または
JRun コマンドライン ユーティリティを使用します。
% jrun -start JRun サーバ名
メモ JRun をサービスとしてインストールした場合、サービスの実行中に JRun をプロ グラム グループから起動しようとすると ([スタート] > [プログラム] > [JRun 3.1] を選択)、「JRun が異常終了しました」というエラーが発生します。 |
次のいずれかの JRun コマンドライン ユーティリティを使用します。
% jrun -nohup JRun サーバ名
または
% jrun -start JRun サーバ名
nohup
オプションを使用すると、JRun サーバはバックグラウンド プロセスと
して起動します。
JRun サーバをアプリケーションとして実行している場合は、システム トレイに ある JRun サーバのアイコンをダブルクリックして、JRun アプリケーション マネージャを開きます。
次に、[中止] ボタンをクリックします。JRun は該当する JRun サーバのみを停止 します。
JRun を NT サービスとして実行している場合は、[コントロール パネル] からアク セスできるサービス コントロール マネージャ ユーティリティを使用して、JRun サーバを停止します。
JRun コマンドライン ユーティリティを使用します。
% jrun -stop
JRun サーバ名
JRun を NT サービスとして実行している場合は、[コントロール パネル] からアク セスできるサービス コントロール マネージャ ユーティリティを使用して、JRun サーバを停止して、再起動します。
% jrun -restart
JRun サーバ名
または
JMC の左側ペインで [マシン名] をクリックします。また、右側ペインで、再起動 する JRun サーバの [再起動] リンクをクリックします。JRun は指定したサー バーを再起動します。JMC の使用方法の詳細については、第 3 章を参照してくだ さい。
メモ JMC で admin JRun サーバを再起動することはできません。 |