サンプル 7c はサンプル 7 で使用されているアプリケーションを利用し、リレーショナル データベースにコンテナ管理パーシスタンスを追加します。
サンプル 7c は、サンプル 7b と同じデータベース スキーマを使用します。
   META-INF/ejb-jar.xml ファイルを開いて BankBean の CMP 設定を調べます。cmp-field 要素によって、コンテナが管理するフィールドを指定します。CustomerBean にも CMP の指定が含まれています。
   ejb-jar.xml ファイルの ejipt.*SQL* env-entries によって、Bean のデータの保存方法と検索方法を定義します。このサンプルには、load、store、findByPrimaryKey、および findAllBanks のプロパティがあります。これらのプロパティは、Bean インスタンスの状態を適切に管理する、対応した EJB メソッドによって使用されます。 
   /sample7c/ejbeans ディレクトリにある BankBean.java ファイルを確認します。対応するサンプル 7b の BankBean.java ほどコードは多くありません。特に、ejbLoad メソッドと ejbStore メソッドのコードは少なくなっています。
サンプルを開始するには、次のコマンドを入力します。JRun のルート ディレクトリおよびホスト名の部分は環境に合わせて置き換えてください。
bash$ export JRUN_HOME=JRun のルート ディレクトリ
bash$ cd JRun のルート ディレクトリ/samples/sample7c
JRun に同梱されている PointBase ドライバ以外の JDBC ドライバを使用している場合は、次のコマンドを入力します。ドライバへの正しいパスを入力してください。
bash$ export JDBC_DRIVERS=/path/ドライバ名
bash$ make jars
bash$ make deploy bash$ make standalone
bash$ make simulate host=ホスト名 first=0 last=10 inheritance=1000