JRun Studio 入門
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第 7 章 : FTP および HTTP を介したサーバへの接続
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FTP サーバとの接続
ファイル転送プロトコル (FTP) は、インターネット上のノード間でファイルをやり取りするための規格です。Allaire の FTP および RDS 機能には、FTP サーバに接続するためのインタフェースが用意されています。接続が確立されると、リモート サーバのファイルにアクセスし、インターネット上の任意の Web サイトへの接続を維持することができます。
FTP サーバ接続の必要条件は大きく異なります。これらの設定手順はほとんどのケースで機能しますが、設定を多少調整しても問題はありません。
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FTP サーバに接続するには
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- [ファイル] タブの一番上にあるドライブ リストを開き、[Allaire FTP & RDS] を選択します。
この機能には、Windows エクスプローラからアクセスすることもできます。
- [Allaire FTP & RDS] を右クリックし、[FTP サーバを追加] を選択して [FTP サーバの設定] ダイアログ ボックスを開きます。
- 接続先のサーバについて次の情報を入力します。
- [説明] -- わかりやすい名前を入力します。この名前は [ファイル] タブとWindows エクスプローラに表示されます。
- [ホスト名] -- allaire.com などのサーバのドメイン名または IP アドレス。ドメイン名の一部に ftp を含むサーバでは、ftp.somesite.com のように完全な名前を入力する必要があります。
- [初期ディレクトリ] -- FTP サーバのルート ディレクトリが既定値となっているアカウントの場合はこのエントリはオプションですが、アカウントに初期ディレクトリを指定する場合は必須です。
- [サーバで指定されたディレクトリを使用] -- 初期ディレクトリをサーバ指定ユーザ ディレクトリから設定するか、またはサーバのルート URL から設定するかをこのボックスで選択します。
- [ユーザー名] -- リモート サーバへのアクセスに使われるアカウントのログイン名、または匿名 FTP サーバでは "anonymous"。このフィールドを空白のままにすると、ログイン時にユーザ名の入力を要求するプロンプトが表示されます。
- [パスワード] -- リモート サーバへのアクセスに使われるアカウントのパスワード。このフィールドを空白のままにすると、ログイン時にパスワードの入力を要求するプロンプトが表示されます。
- [ルート URL] -- サイトの http:// アドレスを入力します。このエントリによって、リモート サーバから開かれ、編集され、保存されたファイルをブラウズすることができます。
- [リモート ポート] -- FTP サーバによって使われるポート。既定では、サーバ管理者または ISV によって特に指定されていない限り、既定値 21 を設定してください。
- [タイムアウト] -- サーバ接続が完了するまでの JRun Studio の待機時間を設定します。
- [ファイル時間にUTCを想定] -- FTP サーバ上のファイルに関して誤った日付/時間情報が表示された場合は、このボックスをオンにします。世界標準時書式を使うようにサーバを調整します。
- [パッシブ モードを無効] -- サーバが受動接続を使わない場合は、このボックスをオンにします。
- [OK] をクリックして設定を終了します。
これで、サーバ上のファイルを操作することができます。
リモート サーバの設定を表示して編集するには、[Allaire FTP & RDS] リスト内のサーバを右クリックし、メニューから [プロパティ] を選択します。必要な変更を行い、[OK] をクリックして新しいサーバ プロパティを保存します。
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