JRun Studio 入門
第 10 章 :  JRun アプリケーション プロジェクトの開発

プロジェクト ファイルの管理

個々のファイルに対するすべての標準ファイル管理および保守作業は、プロジェクト内から実行することができます。

プロジェクトを開くには

1. [プロジェクト] パネルの一番上にある [最近のプロジェクト] ドロップダウン リストでプロジェクトを選択するか、[プロジェクト] > [プロジェクトを開く] メニューから選択します。

   プロジェクト構造が表示されます。

2. プロジェクト ビューを展開してプロジェクトのコンテンツ フォルダとリソースを表示します。

プロジェクト コンテンツがさまざまな方法で表示されます。

すべてのドキュメントを開くには、次のいずれかを選択します。

• すべてのプロジェクト ドキュメントを開くには、プロジェクト ルートを右クリックし、メニューから [プロジェクト内のすべてのドキュメントを開く] を選択します。

  プロジェクト全体のすべてのテキスト形式ファイルが、各ファイルのタブと ともにエディタ ウィンドウ内で開きます。テキストベースでないファイルの オプションを選択するように求められる場合があります。

• フォルダ内のすべてのドキュメントを開くには、フォルダを右クリックし、[フォルダ内のすべてのドキュメントを開く] を選択します。

プロジェクトを削除するには

1. プロジェクトを右クリックしてメニューから [プロジェクトを削除] を選択するか、または [プロジェクト] > [プロジェクトを削除] を選択します。

   プロジェクトの削除の確認を要求するプロンプトが表示されます。

2. [はい] をクリックします。

   [プロジェクト] パネルからプロジェクトが削除され、コンピュータからその .apf ファイルが削除されます。

フォルダの操作

プロジェクトにフォルダを追加する場合は、そのフォルダをプロジェクト ツリー内のどこに配置するかを指定する必要があります。フォルダは、プロジェクトのルート ディレクトリに追加したり、既存のフォルダに追加することができます。既存のフォルダにフォルダを追加する場合、新しく追加するフォルダは「子」フォルダとして定義され、既存のフォルダは「親」フォルダとして定義されます。プロジェクトについて公開プロパティを指定する場合は、フォルダ間の親子関係を理解することが重要です。ここでは、そのような親子関係が存在することだけを把握しておいてください。

仮想フォルダを追加する場合はいくつかの制限があります。つまり、仮想フォルダは、プロジェクトのルート ディレクトリまたは他の仮想フォルダのみに追加することができます。また、手動包括フォルダや自動包括フォルダに仮想フォルダを追加することはできません。逆に、仮想フォルダに手動包括フォルダまたは自動包括フォルダを追加することはできます。

仮想フォルダを追加するには

1. 新しい仮想フォルダ (プロジェクト ルートまたは別の仮想フォルダ) の親を右クリックし、[フォルダを追加] を選択します。

   [プロジェクト フォルダの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

2. [フォルダ名] ボックス内にフォルダ名を入力します。
3. [仮想フォルダ] をクリックして [0K] をクリックします。

   プロジェクトにフォルダが追加されます。

手動包括フォルダを追加するには

1. 新しい手動包括フォルダ (プロジェクト ルートまたは別のフォルダ) の親を右クリックし、メニューから [フォルダを追加] を選択して [プロジェクト フォルダの追加] ダイアログ ボックスを表示します。
2. [フォルダ名] ボックス内にフォルダ名を入力します。
3. [物理フォルダ] をクリックします。
4. [ディレクトリ名] ボックス内で、参照されるディレクトリのパスを入力するか、または [ブラウズ] ボタンをクリックして [ディレクトリの選択] ダイアログ ボックスでディレクトリを指定します。
5. [0K] ボタンをクリックします。

   プロジェクトにフォルダが追加されます。フォルダにファイルを組み込むには、 手動でファイルを追加する必要があります。

自動包括フォルダを追加するには

1. 新しい自動包括フォルダ (プロジェクト ルートまたは別のフォルダ) の親を右クリックし、メニューから [フォルダを追加] を選択して [プロジェクト フォルダの追加] ダイアログ ボックスを表示します。
2. [フォルダ名] ボックス内にフォルダ名を入力します。
3. [物理フォルダ] をクリックします。
4. [ディレクトリ名] ボックス内で、参照されるディレクトリのパスを入力するか、または [ブラウズ] ボタンをクリックして [ディレクトリの選択] ダイアログ ボックスでディレクトリを指定します。
5. [ファイル名フィルタ] をクリックし、ドロップダウン メニューからフィルタを選択します。フィルタによって、ユーザが指定する拡張子タイプを基にフォルダに含めるファイルが限定されます。あるいは、セミコロンでファイル拡張子を区切って手作業で入力することもできます。
6. [0K] ボタンをクリックします。

   [新規フォルダの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

7. 参照されるディレクトリ内のファイルをすべて含めるには、[選択されたディレクトリパス内のすべてのファイル] をクリックします。 参照されるディレクトリ内にサブフォルダを含めるには、[選択されたディレクトリ パス以下のすべてのフォルダ] をクリックします。
8. [OK] ボタンをクリックします。

   プロジェクトにフォルダが追加され、ステップ 5 と 7 で設定したオプションに 従ってフォルダにファイルが組み込まれます。

フォルダを削除するには

1. フォルダを右クリックし、メニューから [フォルダを削除] を選択します。

   フォルダの削除の確認を要求するプロンプトが表示されます。

2. [はい] をクリックします。

   [プロジェクト] タブの表示からフォルダが削除されます。

ファイルの操作

これで、ファイルの操作を開始することができます。ファイルの操作方法は、ファイルを格納しているフォルダのタイプによって若干異なります。

ヒント :

[プロジェクト] パネルの下の画面に表示される [プロジェクト ファイル] リストは、[ファイル] パネルの一部として表示されるファイル リストと同じように操作することができます。すなわち、このファイル リストからファイルをドラッグしたり、編集のためにファイルを開いたりすることができます。

手動包括フォルダまたは仮想フォルダ内のファイル

仮想フォルダおよび手動包括フォルダのどちらも、ファイルの追加/削除プロセスは同じです。自動包括フォルダの場合は、以下の方法で自動包括フォルダに対してファイルの追加および削除を行うことはできません。

手動包括フォルダまたは仮想フォルダにファイルを追加するには

1. フォルダを右クリックし、[ファイルをフォルダに追加] を選択します。

   [ファイルをフォルダに追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

2. プロジェクト フォルダに追加するファイルを選択します。
3. [開く] をクリックしてフォルダにファイルを追加します。

手動包括フォルダまたは仮想フォルダからファイルを削除するには

1. プロジェクト ツリー内のフォルダを選択します。

   選択したフォルダ内に格納されているファイルが [ファイル] リスト内に表示され ます。

2. [ファイル] リスト内で削除するファイルを右クリックし、メニューから [プロジェクトから削除] を選択します。

   ファイルの削除の確認を要求するプロンプトが表示されます。

3. [はい] をクリックします。
4. リストからファイルが削除されます。

自動包括フォルダ内のファイル

自動包括フォルダ内に格納されているファイルは、ファイル タイプを指定することによって制御します。プロジェクトに含めるファイルのタイプはいつでも変更することができます。

自動包括フォルダで認められているファイルのタイプを変更するには

1. 自動包括フォルダを右クリックし、メニューから [プロパティ] を選択して[フォルダ プロパティを編集] を表示します。
2. フォルダ内に格納するファイル タイプの拡張子を含めるように、[ファイル名フィルタ] リストを変更します。拡張子は、ドロップダウン リストから選択するか、または拡張子をコロンで区切って手作業で入力して変更することができます。
3. [OK] ボタンをクリックします。

   含めるファイルのリストは、指定した拡張子に従ってフィルタされます。

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