コンパイラ オプションの変更

コマンド ライン テンプレートを使うと、コンパイラ オプションを柔軟に再設定することができます。テンプレートは、JavaC.exe、JavaR.exe、および Jar ユーティリティに渡す必須パラメータのプレースホルダとしてメタ変数を使います。

手順 エントリを編集するには
  1. エントリを選択します。
  2. [編集] ボタンをクリックして、テンプレート エディタを開きます。
  3. 必要に応じてメタ変数を編集します。

サポートしているメタ変数

サポートしているメタ変数は次のとおりです。

$${JavaC} -- Java コンパイラ

$${JSPCBatch} -- Java ランタイム実行可能モジュール

$${Jar} -- Java Jar ユーティリティ

$${ExternalIDE} -- 外部 IDE

$${ClassPath} -- Java クラスパス (JavaC、JavaR)

$${ClassDir} -- Java .class 出力ディレクトリ (JavaC)

$${SourcePath} -- JavaC (JDK 1.3 以上) のソースパス設定

$${FileName} -- Java/JSPC コンパイラに渡されるソース ファイル名

$${JavaHome} -- Java/JDK ホーム ディレクトリ

$${DebugFlag} -- JSPC デバッグ フラグ

$${ProjectRoot} -- プロジェクト ルート ディレクトリ

$${ProjectClasspath} -- プロジェクト クラスパス

$${JRunHome} -- JRun サーバ ホーム

$${JRunExe} -- 絶対パス名付き JRun サーバ実行可能モジュール

$${JRun Server} -- 開始または停止する JRun サーバ

$${OutputArchive} -- エクスポートされる WAR ファイルの名前

他のコンパイラの使用

Java/JSP コンパイラ以外のコンパイラを使うことができます。ただし、パラメータは異なり、JDK には準拠していません。該当するコマンド ライン オプションについては、Java コンパイラのマニュアルを参照してください。たとえば、Microsoft の J++ コンパイラのテンプレートは次のようになります。

$${JavaC} /cp "$${ClassPath}"  /d "$${ClassDir}" /ref  $${FileName}

標準外コンパイラの制限

標準の JavaC.exe 引数をサポートしていないコンパイラによって生成されるエラー メッセージおよび警告は JRun Studio で返すことはできません。Goto Next/Previous コンパイラ エラー機能が働かないため、行番号情報を取得することはできません。コンパイラが StdOut に出力を書き込まないと、JRun Studio は出力を解析することができません。