JRun を起動すると、ejipt_exports.jar
が /runtime
ディレクトリにコピーされます。JRun クラス サーバーは、常に /runtime
ディレクトリから ejipt_exports.jar
を取得し、RMI ダイナミック クラス ローダを介してこの JAR を要求元のクライアントに配布します。クラス サーバーは専用 HTTP サーバーです。JRun からエクスポートされたすべてのクラス (スタブを含む) のコードベースが、クラス サーバーの HTTP の URL に自動的に設定されます。
ejipt_exports.jar
はクラス サーバーだけに使用されるため、この JAR ファイルをクライアントのクラスパスに含める必要はありません。ただし、唯一の例外として、ダイナミック クラス ローダを使用しない場合は、この JAR ファイルをすべてのクライアントに手作業でコピーし、クライアントのクラスパスに明示的に追加する必要があります。
JRun では、すべてのスタブがエクスポート JAR ファイルに挿入されます。その結果、RMI クラス ローダを使用すると、JAR ファイルだけがクライアントからダウンロードされます。
クライアント側でアプレットを使用すると、RMI クラス ローダは必要ではなく、
エクスポート JAR ファイルを複数の JAR ファイルに分割できます。ただし、default_exports.jar
内のクラスは、作成されるすべての JAR ファイルに含まれている必要があります。既定の Bean を使用しない場合は、default_exports.jar
の不明瞭なクラスだけを各種のエクスポート JAR ファイルに追加してください。