Servlet タグ

<servlet> タグを使用してサーブレットを呼び出すための一般的な構文は次のとおりです。

<servlet name="aliasname" code="classname">
  <param name="paramname1" value="paramvalue1"/>
  <param name="paramname1" value="paramvalue1"/>
  <param name="paramname1" value="paramvalue1"/>
  ...
</servlet>

name 属性と code 属性は、いずれか一方だけを使用するようにしてください。<param> タグの使用は任意です。このタグによって、サーブレットに追加のパラメータを渡すことができます。これらのパラメータは通常のパラメータであり、初期化パラメータではありません。サーブレットの初期化パラメータは、JRun 管理コンソール (『JRun セットアップ ガイド』を参照) を使用してサーブレット用に設定した情報から取得されます。

JRun に添付されている SnoopServlet を使用して、<servlet> タグを使ってみましょう。SnoopServlet は、クライアントとサーバーの間の HTTP 接続に関する情報、および渡されたすべてのパラメータを表示します。

次の手順を実行します。

  1. 新しいテキスト ファイルを作成して、次のように入力します。
    <servlet name="SnoopServlet">
      <param name="greeting" value="Hello World"/>
      <param name="anotherParam" value="aParamValue"/>
    </servlet>
    
  2. Web サーバーのドキュメント ルート ディレクトリ、たとえば c:¥inetpub¥wwwroot に、テキスト ファイルを greeting.shtml という名前で保存します。
  3. Web ブラウザから greeting.shtml を要求します。URL は
    http://使用するホスト コンピュータ/greeting.shtml のような形式になります。

greeting.shtml を変更するには、パラメータを変更、追加、または削除します。greeting.shtml への変更を保存した後、もう一度 Web ブラウザからこのページを開いて、実際に変更されていることを確認してください。