ログ メッセージの形式

次の例は、JRun ログから抜き出したものです。

05/02 14:48:46 info (JRun) Loading monitor
05/02 14:48:46 warning (license) JRun 3.0 will expire on Jul 15, 2000
05/02 14:48:46 info (JRun) Loading license
05/02 14:48:46 info (JRun) Loading control
05/02 14:48:46 info (license) Enabling unlimited concurrency for JRun 
3.0
05/02 14:48:46 info (control) control listening on *:53000
05/02 14:48:46 info (JRun) Loading ejb
05/02 14:48:52 info (ejb) Loading java:comp/env/ejb/TxnHome...

既定のログ メッセージ形式には、日付と時刻、メッセージの種類、メッセージを生成した JRun サービス名、メッセージの内容が含まれます。メッセージの形式は変更できます。

ログ情報の形式

local.properties のプロパティを使用して、ログ メッセージの形式を制御できます。次の例は、既定の形式のログ メッセージです。

12/01 04:21:49 info (JRun) default-app Ready.

この既定のログ メッセージは次の形式で記述されています。

{date MM/dd hh:mm:ss} {log.level} ({log.name}) {log.message}

{date MM/dd hh:mm:ss} 日付と時刻の形式で、24 時間形式を使用します。
{log.level} infowarningerror、またはdebug のイベント タイプです。
({log.name}) かっこ内に表示されたメッセージを生成する JRun サービスです。
{log.message} メッセージ テキストです。

形式は変更できます。また、メッセージに追加情報を含めることもできます。有効な形式コンポーネントの一覧については、"一般プロパティ"logging.format の説明を参照してください。

次の例では、日、月、およびメッセージだけが含まれるようにメッセージの形式が設定されています。この形式では {log.level} コンポーネントが省略されているので、イベント タイプが 1 つしかないメッセージをファイルに書き込む場合に適しています。

logging.format={day} {month} {log.message} 

次のエラー イベントは、この形式で表示されます。

06 12 could not initialize SnoopServlet

このエラーは 12 月 6 日に発生し、SnoopServlet サーブレットを JRun が発見できなかったことが原因です。