Enterprise JavaBeans

JRun は、エンティティとセッションの両方の EJB をサポートしています。このため、ビジネスのニーズを満たす強力なソリューションを開発して公開できます。JRun EJB エンジンは軽量でカスタマイズが可能なため、アプリケーションの特定の要件に合わせて設定できます。JRun EJB の実装により、小さな要領を維持したままで効果的な実行が保証されます。

JRun の EJB サポートは JRun の Web アプリケーションサポートとともにインストールするか、またはスタンドアロンモードでインストールできます。スタンドアロンモードでは、Web アプリケーションをサポートするのに必要な追加のオーバヘッドなしで、JRun の EJB 機能が利用できます。

EJB エンジンは、その公開と実行時環境を設定しているプロパティファイルによって決まります。プロパティはまた、トランザクション、セキュリティ、パーシスタンス、およびその他のサービスの設定にも使用します。Bean プロパティについて、EJB エンジンは XML ベースの公開記述子によって定義されたプロパティもサポートします。

組み込み Bean を実行するには、Java 2 JRE をインストールする必要があります。ただし、Bean を開発する場合や JRun に付属する EJB サンプルを実行する場合は、JDK 1.2 以降のバージョンをインストールする必要があります。

EJB は、JAR ファイルを構築することによって公開されますが、JAR ファイルは、JRun の EJB 公開ツールによって処理されます。EJB の詳細については、第 4 章を参照してください。

JRun によるアプリケーションの開発
JRun プログラミングモデル