実行時環境

EJB を新しい環境に公開する場合、JRun ではサーバーとクライアント環境でサポート ファイルが使用できる必要があります。

サーバー環境

EJB エンジンでは、サーバー環境で次のファイルが用意されている必要があります。
ファイル
説明
Java 実行時
サーバーにバージョン 1.2 以降の JDK がインストールされている必要があります。
拡張機能
ejb.jarjdbc.jarjms.jarjndi.jar、および jta.jar ファイルは、JRE の lib/ext ディレクトリにコピーする必要があります (またはシステムのクラスパス上にある必要があります)。この必要条件は、スタンドアロンの EJB エンジンだけを対象にしています。

クライアント環境

クライアントには、JRE がインストールされている必要があります。EJB エンジンは、JDK 1.1 または JDK 1.2 のどちらのクライアントでも実行できます。ただし、リモート アクティブ化と自動エクスポートを使用できるのは、JDK 1.2 のクライアントのみです。

EJB エンジンでは、クライアント環境で次のファイルがインストールされている必要があります。
ファイル
説明
Java Runtime
各クライアントに JRE がインストールされている必要があります。JRE はバージョン 1.1.6 以降で、deploy.propertiesejipt.isCompatibletrue に設定する必要があります。
特別なプロパティは必要ありません。
拡張機能
ejb.jarjts.jarjndi.jar、および jta.jar ファイルは、JRE の lib/ext ディレクトリにコピーする必要があります
(またはシステムのクラスパス上にある必要があります)。
ejipt_client.jar 
 
このファイルを JRUN_HOME/lib ディレクトリ内に置きます。
ejipt_jms_client.jar
 
このファイルを JRUN_HOME/lib ディレクトリ内に置きます。このファイルが必要なのは、クライアントで JMS を使用している場合だけです。

JDK 1.1 のクライアントには、ejipt_exports.jar. へのアクセス権が必要です。JDK 1.1 の制限により、JDK 1.1 のそれぞれのクライアント マシンに ejipt_exports.jar を明示的にインストールする必要があります。