この節では、Web 上で発行したり、ColdFusion アプリケーションを実行したりするときに使用できる情報をユーザが簡単に入力できるようにする方法について説明します。ウィザードは、複雑なタスクをわかりやすいインタフェースで順序よく実行できるので、今日では多くのソフトウェア製品に不可欠です。また、他のメリットとして、完成度の高いウィザードを使うと入力内容が限定されるので、ユーザ入力の確実性が高くなります。
Allaire 社では、そのビジュアル ツールにウィザードを幅広く採用しており、現在では、開発者に活用されるウィザードに成長しています。VTML を使ってタグ ダイアログ ボックスの作成や編集を行った経験がある場合は、インタフェースのコンテナおよびコントロールの作成方法とページ レイアウトの定義についてはご存知でしょう。そこで、その経験に Wizard Markup Language (WIZML) の知識を加えると、ウィザードをアプリケーションに追加することができます。
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ウィザードを作成する手順は次のとおりです。 |
以上の各手順については、次の節で詳しく説明します。
ウィザードとその支援ファイルを構成するときは、.vtm および .wml ファイルを \Wizards\Custom
フォルダに保存し、イメージ ファイルをビジュアル ツール ディレクトリの \Wizards\Images
フォルダに保存することをお勧めします。