カスタム ウィザードの作成

この節では、Web 上で発行したり、ColdFusion アプリケーションを実行したりするときに使用できる情報をユーザが簡単に入力できるようにする方法について説明します。ウィザードは、複雑なタスクをわかりやすいインタフェースで順序よく実行できるので、今日では多くのソフトウェア製品に不可欠です。また、他のメリットとして、完成度の高いウィザードを使うと入力内容が限定されるので、ユーザ入力の確実性が高くなります。

Allaire 社では、そのビジュアル ツールにウィザードを幅広く採用しており、現在では、開発者に活用されるウィザードに成長しています。VTML を使ってタグ ダイアログ ボックスの作成や編集を行った経験がある場合は、インタフェースのコンテナおよびコントロールの作成方法とページ レイアウトの定義についてはご存知でしょう。そこで、その経験に Wizard Markup Language (WIZML) の知識を加えると、ウィザードをアプリケーションに追加することができます。

手順 ウィザードを作成する手順は次のとおりです。
  1. ウィザード定義ファイル (.vtm) に定義を記述して、ページ、パラメータ、出力、および論理フローを指定します。
  2. ウィザード用に 1 つ以上の出力テンプレート ファイル (.wml) を作成します。
  3. ウィザード グラフィック (.bmp) ファイルを作成します。

以上の各手順については、次の節で詳しく説明します。

ウィザード ファイルの保存

ウィザードとその支援ファイルを構成するときは、.vtm および .wml ファイルを \Wizards\Custom フォルダに保存し、イメージ ファイルをビジュアル ツール ディレクトリの \Wizards\Images フォルダに保存することをお勧めします。