ダイアログ定義ファイル

markuptags.vtm および expressionelements.vtm ファイルの構造は非常に単純です。いずれのファイルにも、一連のカテゴリ タグと要素タグが含まれています。カテゴリ タグには、要素または他のネスティングされたカテゴリ タグをいくつでも含めることができます。

<CAT ... main category>

<CAT ... sub-category No.1>
<E ... >
<E ... >
<E ... >
</CAT>
<CAT ... sub-category No.2>
<E ... >
<E ... >
</CAT>

</CAT>

次の節で、カテゴリおよび要素タグの作成方法と更新方法について説明します。

カテゴリ タグ

CAT タグは、カテゴリ ツリー内のカテゴリを定義します。カテゴリ ツリーは、タグ セレクタおよび数式ビルダ ダイアログ ボックスの左側画面に表示されます。

カテゴリ タグでは、次の属性を使うことができます。

カテゴリ タグ <CAT .../> 
CAPTION カテゴリのキャプション。
DESC カテゴリに関する HTML ヘルプの内容。HELPFILE 属性を使うと、ヘルプを別ファイルとして指定できることに注目してください。
HELPFILE カテゴリの HTML ヘルプへの相対パス (HELPFILE = "Docs/MyTag.htm")。
ICON "Folder"|"Elements"|RelativeFilePath。カテゴリに使うアイコンを定義します。あらかじめ定義されている Folder または Elements カテゴリを使うことができます。さらに、相対ファイル パスをカスタム BMP イメージに指定することができます (ICON="images/custom.bmp")。既定では Folder アイコンが表示されます。
EXPANDED YES/NO。最初にダイアログが表示されるときに、カテゴリ ツリーの項目が展開されるかどうかを示します。既定では、この値は NO に設定されます。
SHOWSUBELEMENTS YES/NO。カテゴリを選択すると、そのサブカテゴリの要素も右側に表示されることを示します。たとえば、"HTML タグ" カテゴリを選択すると、HTML タグのすべてのサブカテゴリ内に含まれているすべてのタグが右側に表示されます。既定では、この値は YES に設定されます。

要素タグ

E タグは、カテゴリ内の要素を定義します。これらの要素は、タグ セレクタと数式ビルダの右側画面に組み込まれます。

カテゴリ タグでは、次の属性を使うことができます。

要素タグ <E .../>
CAPTION 要素のキャプション。
TYPE [数式ビルダ] を使って関数を記述する要素のみに使います。関数の詳細を起動します。
VALUE タグ セレクタ : この値は、タグを選択したときに貼り付けられるタグ文字列を表します。ビジュアル エディタがタグに存在する場合は、不完全なタグ文字列を使ってエディタを起動しなければなりません。たとえば、「VALUE="MATED"」 と入力すると、mytag.vtm に格納されている MYTAG を編集するビジュアル タグ エディタが起動されます。数式ビルダ : この値は、数式テキストボックスに貼り付けられる数式要素の構文を表します。
DESC 要素に関する HTML ヘルプの内容。HELPFILE 属性を使うと、ヘルプを別ファイルとして指定できることに注目してください。
HELPFILE 要素の HTML ヘルプへの相対パス (HELPFILE = "Docs/MyTag.htm")。