パブリッシュ済み Web サービスからの WSDL の生成

WSDL ファイルを作成することによって、Web サービスの呼び出しに必要な情報を提供します。この WSDL ファイルとは、目的、場所、および Web サービスへのアクセス方法に関する情報を記述する XML ドキュメントです。また、WSDL ファイルには、ユーザーが呼び出すメソッドおよびそれに関連するデータタイプも記述されています。

JRun を使用すると、URL の最後に ?WSDL を追加することによって、パブリッシュ済み Web サービスの WSDL ドキュメントを生成できます。次のチュートリアル手順では、samples サーバ上の Compass Travel アプリケーションから WSDL ファイルを生成し、そのファイルを tutorial サーバ上の TravelNet アプリケーションに保存します。

WSDL ファイルを生成するには

  1. 次のいずれかの方法で samples サーバを起動します。
  2. Web ブラウザに次の URL を入力します。

    http://localhost:8200/compass/services/Trip?WSDL

    Trip.wsdl ドキュメントが表示されます。

    この図は、Trip.wsdl ファイルを示しています。

  3. Web ブラウザのメニューバーで [ファイル] > [名前を付けて保存] を選択します。

    [名前を付けて保存] ウィンドウが表示されます。

    この図は、Trip.wsdl ファイルの [名前を付けて保存] ウィンドウを示しています。

  4. ファイル名に Trip.wsdl と入力します。

    メモ:  ファイル名に .xml が追加されないようにするには、[ファイルの種類] ドロップダウンリストボックスで [All Files (*.*)] を選択し、[保存] をクリックします。

  5. このファイルを <JRun のルートディレクトリ>\servers\tutorial\travelnet-ear\
    travelnet-war\WEB-INF\classes ディレクトリに保存します。
  6. Web ブラウザに次の URL を入力します。

    http://localhost:8200/compass/services/Reservation?WSDL

    Reservation.wsdl ドキュメントが表示されます。

    この図は、Reservation.wsdl ファイルを示しています。

  7. Web ブラウザのメニューバーで [ファイル] > [名前を付けて保存] を選択します。

    [名前を付けて保存] ウィンドウが表示されます。

    この図は、Reservation.wsdl ファイルの [名前を付けて保存] ウィンドウを示しています。

  8. ファイル名 Reservation.wsdl を入力します。

    メモ:  ファイル名に .xml が追加されないようにするには、[ファイルの種類] ドロップダウンリストボックスで [All Files (*.*)] を選択し、[保存] をクリックします。

  9. このファイルを <JRun のルートディレクトリ>\servers\tutorial\travelnet-ear\
    travelnet-war\WEB-INF\classes ディレクトリに保存します。

WSDL ファイルを使用して Trip および Reservation Web サービスのプロキシクライアントを生成します。