WEBブラウザやAndrod/iOSなどのモバイルアプリケーションを利用したサイトアクセスユーザの画面表示時間やモバイルアプリクラッシュ、そのリクエストのサーバでの処理状況とさらに接続するデータベースや外部サービスからの応答性能を一気通貫にモニタリング。 画面表示が遅いユーザのトランザクション実行時のエラーやボトルネックを効率的かつ迅速に発見します。
サイト訪問者の流入数や属性の把握だけでなく、アクセス数と応答時間の相関や個別ユーザのサイト上の行動とその際のページ表示時間を迅速に把握できます。また、コンバージョン率や、製品や店舗毎の売上状況をリアルタイムで把握でき、性能劣化が売上にどう影響しているかを可視化。システム部門だけでなくビジネス部門とビジネスパフォーマンス状況を迅速共有できます。
収集したデータからエージェント自身が接続するデバイスやサービスとのマップを自動作成します。サーバエージェントがデータベースや外部サービスと接続し、どの程度リクエストが有ったか等システムの利用状況などが一目で把握し易くなります。また、同じサービスを提供するノードをグルーピングし、複数のサーバを サービスとして定義しマップ化する事で、サービスの提供状況や他のサービスとの依存関係を可視化しトラブル発生時の切り分けを容易にします。
サービス依存関係やデバイスなどが可視化されたマップ上で、稼働状況を確認する事が出来ます。トラブルが発生した場合には、そのマップ上で信号機の様なシ グナルの色の変化によりピンポイントで把握可能。問題が発生したサービスやデバイスのオブジェクトをクリックし問題点へドリルダウンで到達でき、従来のイ ンシデントやイベントデータからトラブル原因を探す時間は比較にならない程劇的に短縮する事ができます。
ECサイトや企業の基幹システムなどビジネスの収益に直結するトランザクションを全てモニタリングし、スローダウンしたトランザクションを迅速に抽出します。また、問題の有ったトランザクションはアプリケーションのソースコードレベルまでドリルダウンし、問題の詳細を特定します。
従来の監視システムは、監視データの管理サーバやデータ蓄積の為のデータベース、レポート出力やデータバックアップの為にいくつものハードウェアが必要でした。 しかし、AppDynamicsはそうした管理サーバもクラウド上で提供しています。そうする事で、エージェントから管理サーバまで全ての設備がクラウド環境で稼働する事も可能になり、監視の為の設備投資を大幅に削減できます。
エージェントが計測したデータから繁忙期や閑散期だけでなく四半期や曜日による傾向などシステムの利用状態を機械学習し、動的なベースライン(閾値)を自動作成します。収集する全てのバラバラなビジネストランザクションも自動的に紐付けるので、どのビジネス(業務)がいつもより応答が劣化しているかなどモニタリングを始めて直ぐに把握する事が出来ます。これら導入時の初期設定工数が大幅に削減され直ぐにシステムの状態が可視化出来ます。
監視を開始するのに必要な初期設定は特に必要無くエージェントをインストールするだけで直ぐに監視をスタート!
アプリケーションソースコードに一切の変更を加える必要が無い為、初期設定も含めた監視を行う為の工数や時間を劇的に削減!
また、エージェント自身は特別な処理を全て管理マネージャ側で行う事で、本番環境に与える負荷を低減!
監視対象システム:Java / .NET / PHP / Node.JS / Python / C++ / Adobe ColdFusion
※Adobe ColdFusionのモニタリング事例資料はColdFusion Day2016ページからダウンロードできます。
→Session3 ~AppDynamics~ ColdFusionの性能管理をカンタンにする
アプリケーション性能監視の AppDynamics は、全てのビジネストランザクションをモニタリングするため、バイトコードインストゥルメント(BCI)と呼ばれる対象システムの先頭と最後にタイマーを設置する方式と、スレッドプロファイリングと呼ばれる、何をモニタリングするかシステムに指定する2方式を採用しています。