ユーザにシステムが遅いと指摘されるアプリケーションのログ解析はもう止めたい
ユーザエクスペリエンスを向上しDevOpsを実現

AppDynamics(アップダイナミクス)とは?

 

アプリケーションパフォーマンスを管理するソフトウェアです

これまでは、ネットワークやサーバなどのハードウェア機器の状態を個別に監視したり、アプリケーションを実行した際のログを解析するなどいわゆる“サイロ型”した管理がほとんどでした。しかしながら、ハードウェア単体の状態に余裕があっても、利用しているアプリケーション画面の表示が非常に遅く利用に支障がある場合、リソースモニターや各種ログを解析しても原因が特定できないケースが大半です。

アプリケーションパフォーマンス管理は、そうした個別の管理・監視から脱却し、実際にユーザがシステムへアクセスした時のトランザクションを管理し、どこで時間を要していたかを可視化(モニタリング)する為の製品です。従来の方法では検出しづらかったパフォーマンスダウンなどの性能劣化をいち早く解消できます。

 

統合されたモニタリング環境で、システム全体のパフォーマンスを可視化します

AppDynamicsは、Java、.NETやPHPなどのウェブアプリケーションの性能を可視化します。アプリケーション性能の可視化は、アプリケーションサーバ内でのアプリケーションの 稼働状況をソースコードレベルでモニタリングすると共に、実際に流れているトランザクションと稼働状況を紐付けします。そうする事で、実際のブラウザ上で操作したアプリケーションで処理が遅延した場合、どこでボトルネックが発生しているかを把握し、原因を迅速に特定する事ができます。

また、AppDynamicsは実ユーザのアクセス時のレスポンスタイムやブラウザ等のアクセス環境を詳細に管理し、ページ毎のレスポンスタイムもオブジェクト毎に分析できます。

アプリケーション性能監視の AppDynamics は、こうしたアプリケーションサーバ内部の負荷状況やソースコードレベルでの稼働情報と実ユーザの体感品質、全体を俯瞰できるダッシュボード等をウェブブラウザのみで統合的に単一の画面で把握・管理する事ができます。

 

何故AppDynamicsが必要なのか?

オンライン化への移行によりビジネストランザクションが増加

これまで企業は店舗など対面型のビジネスを行っていました。その結果紙を中心とした業務が多くを占めていました。近年、企業における経費削減や業務効率化によりIT活用により業務のオンラインへの移行が進んでいます。その結果、システム化された業務システムのビジネストランザクションは肥大化の一途を辿り、更に複雑さを増しています。一度、問題が発生するとその要因を発見する為に時間と費用は増すばかりです。

クラウドや仮想化により監視規模が不透明に

セキュリティで保護された管理が容易な所に物理的なサーバを設置し、そこでアプリケーションを稼働させていた時代で有れば、そのキャパシティの中でリソースを上手く利用していましたが、昨今ではクラウドや仮想技術の発展によりその規模を容易にスケールアウト出来る時代になりました。しかしながら管理する側からは監視の仕組みは容易にスケールアウトできずビジネス規模の柔軟な対応に監視をシンクロさせる事は非常に難しさを増すばかりです。

モバイルデバイスの導入やそれによる接続形態の多様化

かつてはパソコンで限られたインターネットブラウザでしかシステムのアクセスは出来ませんでした。業務システムも決められた環境での利用で限定されていました。しかしながら、携帯電話でのインターネットアクセスからスマートフォンへの進化やタブレット端末の派生などデバイスの多様化が進み、モバイルデバイスでの利用用途にはアプリケーションでの利用も必要になり、インターネットブラウザだけでなくモバイル端末向けのアプリケーションの利用も監視する必要が有ります。また、システムをどこからでもアクセスする事が出来る為、セキュリティを考慮したアクセス形態もその監視・管理を複雑さを増長する要因となって居ます。

 

AppDynamicsが解決のお手伝い!

1.売上・企業イメージ向上

安定した快適なITシステム環境を提供する事で、ビジネスの機会損失を減らし、ユーザの満足度を上げ企業の売上や企業イメージ向上を支援します。

2.工数・コスト削減

従来のハードウェア監視やログ解析など人海戦術中心の問題解析から、可視化による問題の迅速な把握と性能劣化を検知する為の時間と費用を削減します。

3.生産性向上

可視化によるピンポイントな問題の特定が実現する為、運用者と開発者の問題事象の把握と共有が迅速になり、システム開発と運用の生産性が向上します。

 

サムライズはAppDynamicsの認定パートナーです

サムライズは、当社前身である株式会社アイ・ティ・フロンティア(現 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社)ソフトウェア事業部であった2002年以来、日本市場における先駆けとしてAPM製品とサポートサービスを提供して参りました。アップダイナミクスにおいても、営業、プリセールス、インプリメンテーションにおける日本国内のパートナーとして認定を受けました。