この記事では、オープンソースのライブストリーミング負荷テストプログラムである「Bees With Machine Guns」についての説明とWebRTC、RTSP、RTMPでの負荷テスト結果を紹介します。
「Bees With Machine Guns」は、ライブストリーミングの負荷テスト用のプログラムで、もともとはアメリカの新聞「シカゴトリビューン紙」のウェブサイトのテスト用にHTTPのテストプログラムとして設計されました。このテストプログラムを、WebRTC、RTSP、RTMPといったライブストリーミングのプロトコルでも負荷テストを実施できるよう変更したものが、現在GitHubで公開されているものです。「Bees With Machine Guns」では、DOS(:Denial of Service)攻撃と同様に、AWSのEC2インスタンスをスピンアップし、アプリケーションに負荷を与えます。
「Bees With Machine Guns」による負荷テストでは、仮想クライアントを作成することによって、どれだけの同時接続に対応できるかを確認することができます。 それぞれの負荷テストプログラムは、ライブストリーミングを視聴するクライアントを作成し、ライブストリームを配信しているサーバーに負荷をかけます。また、1つのプログラムで同時に複数の負荷を与えることができます。このテストプログラムはこちらの リンク>> より誰でも利用可能ですので、ストリーミングサービスの改善のために使ってみてください。