更新日: 2001年8月28日
FAQ インデックス for JRun 2.3.* (JRun2.3.3 の販売は終了しております)
JRunの最新バージョンについて
JRunは、数ヶ月に一度マイナーバージョンアップを行っております。
現在の最新バージョンはJRun2.3.3
Build 159 です。
ご利用されているJRunが、これよりも古い場合はバージョンアップを行ってください。
バージョンは、JRUNINSTALLDIR\jsm-default\logs\event.log を見ることにより確認できます。
最新のモジュールは、以下のリンク先より取得してください。
JRun 2.3.3 Maintenance Patch Build 159
リリースノート
*下記のページで解説しております クロスサイト スクリプティング問題用のパッチには Build 159 が含まれておりますので、このパッチを当てる場合、改めて Build 159 を当てる必要はありません。
クロスサイト スクリプティング問題に関する情報
- アップデートモジュール、およびパッチの適用手順 -
パッチを入手します。
JRunを停止します。JRunとWebサーバを接続している際には、Webサーバも停止させます。
既存のインストール済み JRun のバックアップを作成しておきます。
パッチを当てます。
< Windows の場合>
パッチ(exeファイル)を実行してください。途中、"Do you wish to overwrite this file?"と聞かれますので、"Yes to All"ボタンを押してください。
IISを使用されている場合は、"JRun/bin/connectors/isapi/intel-win/jrun.dll"を、"Inetpub/scripts/"以下にコピーしてください。(Alphaコンピュータの場合は、"JRun/bin/connectors/isapi/alpha-win/jrun.dll"をコピーします)
< UNIX の場合>
パッチ(tar.gz または tar.z)を展開して、インストール済みのJRunに上書きコピーしてください。
パッチをあてた後で、JSPが正しく動作しなくなった場合には、JRun/jsm-default/services/jse/servlets/jsp
の下をすべて削除してからJSPを実行してください。
2001, 6 July
マニュアルについて
2000, 25 May
ライセンスの登録・確認について
"JRun Setup Wizard"を実行中に、ライセンスを登録する個所がありますので、"Registration Number"にある
18桁の文字列を入力してください。
すでに、JRunをインストールされている場合には、
JRunからJRun Proへのアップグレードについて にある登録手順をご覧ください。
登録を行わなかった場合、30日後に機能制限が働き、無償版のJRunと同じ機能になります。
なお、ライセンスが得られたかどうかは、以下ファイル内の出力で確認できます。
JRUNINSTALLDIR\jsm-XXXX\logs\event.log
ライセンス登録前に、JRunを起動すると以下の文章が出力されます。
Did not find a valid license, disabling unlimited concurrency.
登録後は以下の文章が出力されます。
Found valid serial number, enabling unlimited concurrency.
もしくは、
Found valid serial number, enabling unlimited JSM instances, unlimited concurrency.
2000, 21 March
JRunからJRun Proへのアップグレードについて
JRunからJRun Proへのアップグレードは、再インストールは不要です。
以下の手順で、配布されたシリアル番号を設定してください。
・JRun Administratorを起動
・JRunServiceManagerタブでJSMを選択して、「Configure」ボタンをクリック
・Licensesタブをクリック
・「Add」ボタンをクリック
・Product Nameに"license"と入力
・License Keyに配布されたシリアル番号を入力
・保存し、JRunを再起動
2000, 8 March
JRunのインストールパスについて
JRunインストーラのバグにより、スペースを含むディレクトリ名の下にはJRunをインストールできません。申し訳ありませんがインストールしてしまった際には、一度、アンインストールしていただき、スペースを含まないディレクトリ名の下にインストールしてください。
ただし、"C:\Program Files\"など8文字を超えるディレクトリ名については、"C:\Progra~1"と指定することでこのバグを回避することは可能です。
2000, 27 April
UNIX の JAVA について
UNIXにJRunをインストールする際には、事前にJDKのインストールと、その"bin"ディレクトリのパスを環境変数に設定してください。
また、Redhat やその他のLinuxに付属されている Kaffe JVM はJRunと相性が悪いため、Blackdown
(www.blackdown.org) や、 IBM
(www.alphaworks.ibm.com) からJDKを入手してインストールしてください。
2000, 22 May
インストール手順について
JRunインストール手順の概略です。詳細については、"JRunSetupGuid.pdf"も合わせてご覧ください。
また、インストールを行う際 Webサーバは停止させてください。
<Windowsの場合>
JRunのファイルである "jj233w.exe"、もしくは"jr233w.exe"を実行して、JRunのインストール先、JRunで使用するJDK(またはJRE)を選択します。
続いて起動される"JRun Setup Wizard"で、JRunとWebサーバを接続する"JRun Connector”の設定を行います。
- 設定内容 -
(1) "JRun root directory" : JRunをインストールするディレクトリを選択
(2) "Select Older JRun Root directory to migrate properties" : 以前にインストールしたJRunの設定内容を引き継ぎたい場合は、そのJRunディレクトリを選択します。新規インストールであれば空白のままで構いません。
(3) "Enter Your JSM License Key" : シリアル番号を入力します。無償版であれば空白のままで構いません。
(4) "Remote Admin Login Info" (JRun無償版では表示されません): JRunの管理ツールである"JRun Administrator"をブラウザから起動させるときのユーザ名とパスワードです。("JRunUsersGuide.pdf"P50参照)
(5) "< CF_Anywhere> mapping selection" : JRunは、弊社より発売されている"ColdFusion"用の CF タグを利用した*.cfmページを実行することができます。これを利用しない場合や、既に"ColdFusion"を導入されている場合は、有効にしないでください。
(6) "JSP Version mapping selection" : JSPファイルの実行で使用するJSPのバージョンを選択します。
(7) "Select a connector to install" : 使用するWebサーバを選択します。
(8) "Procy Host" : WebサーバがインストールされたマシンのIPアドレスを指定します。
(9) "Procy Port" : Webサーバに組み込まれる"JRun connector"とJRunの"JRun Connector Proxy(JCP)"サービスが通信する際に使用するポート番号を指定します。
(10) "Select JRun Service Manager" ServletやJSPを実行する JSM (JRun Service Manager)を選択します。複数JVMの作成 を行うとdefault以外の JSM が表示されます。
(11)この後は、選択したWebサーバにより設定内容が異なります。
・IIS/PWS 3.0/4.0 : "IIS'/scripts'directory"で"scripts"ディレクトリを指定します。"JRun global filter"で global filter を利用する場合に有効にします。特に問題なければ有効のままで構いません。また、IIS5.0を利用される場合にも、こちらを選択してください。
・Netscape FastTrack/Enterpse : https または httpd のディレクトリを指定します。"Connector Type"は"Native"を選択しプラットフォームを選択してください(注意) 。"ServerVersion"でWebサーバのバージョンを選択します。
・Apache 1.2/1.3 : "Apache conf directory"で Apache/conf ディレクトリを選択します。"DSO Support Options"で使用するApacheのバージョンに合わせたDSOを選択します(注意)
<UNIXの場合>
(注意)DSOをサポートしていないApache(バージョン1.2など)を利用する場合は、Apacheのコンパイルが必要になります。詳細は"JRunSetupGuide.pdf"P3を参照してください。
JRunのファイルである"jr233u.tar.Z"を展開します。
展開後に生成された、"jrun/install.sh"を実行して、"JRun Setup Wizard"によりJRunとWebサーバを接続する"JRun Connector”の設定を行います。設定内容は上記の< Windowsの場合 > を参照してください。
続いて、JRunのバージョンアップをおこなってください。方法については
"JRunの最新バージョンについて" を参照してください。
JRunのセットアップを完了すると、Windowsであれば スタート -> プログラム -> JRun -> Start JRun 、または、コントロールパネル -> サービス ->"JRun Service Manager"、UNIXであれば jrun/jsm-default/startjsm.sh によりJRunを起動することができます。
2000, 25 May
サンプルプログラムの実行
JRunにはいくつかのServletと、JSPのサンプルプログラムが付属されています。
JRunを起動したら、ブラウザから"http://localhost:8000/index.html"にアクセスすることで、"JRun Web Server (JWS)"と呼ばれる
JRun付属のWebサーバ に接続され、リンクを辿ることでサンプルプログラムを実行することができます。
2000, 25 May
AIX + NES の環境にJRunをインストールする際の注意
install.sh の実行中に、"Connector Type"の個所でプラットフォームを選択するリストがありますが、ウィザードのバグにより、AIX が選択できませんので、下記の対処法を行ってください。
ウィザードは、プラットフォームで"sparc-solaris"を選択して設定を終了
NESのobj.conf ファイルを開く
JRunに関する記述で、"/sparc-solaris/" を "/rs6000-aix4/"に変更
NES と JRun を再起動
2000, 11 April
NetscapeEnterpriseServer を利用する際の注意
JRunのインストール時に、"ConnectorType"を選択する際には、"java"ではなく"native"を選択してください。
"java"で使用するServerAppletAPIよりも、"native"で使用するNSAPIのほうが安定して動作するためです。
すでに、"java"を選択してインストールされてしまった方は、JRun/bin/connector.sh(または、connector.bat) を実行して、コネクターのタイプを"native"に変更してください。
2000, 27 April
Pre-Load 時の stdout.log について
JRunは、System.out ストリームを、stdout.log にリダイレクトすることで、ログをファイルに出力しますが、
Pre-Loadに設定されたサーブレットの init メソッド内に記述した System.out.println は、ログを正しく stdout.log に出力することが出来ません。
これは、JRunが開始されサーブレットの初期化が実行される時点では、リダイレクト処理がまだ完了していないためです。
この場合、System.err ストリームであればリダイレクト処理が完了しているので、System.out.println の代わりに System.err.println を利用することで Init メソッドからのログをファイルに出力してください。
ログは、JRun/jsm-default/logs/stderr.log に出力されます。
2000, 19 December
Servletのコンパイルについて
JRunにはあらかじめ Java Servlet API v2.1.1が含まれております。
JSDK2.0などに含まれる他のクラスを利用してコンパイルしたServletを、JRunで実行すると、APIの不整合が発生する可能性があります。Servletのコンパイルには、JRun付属のAPI(JARファイル)をご利用ください。
そのための設定として、マシンのCLASSPATHに、下記ファイル内にある java.classpath= で設定されているJARファイルへのパスを追加してください。
JRUNINSTALLDIR\jsm-default\properties\jsm.properties
2000, 8 March
Servlet の置き場所について
作成したServletは、JRun/servlets フォルダに置いてください。
あとは、ブラウザより"http://localhost/servlet/XXXX"といったURLによりServletを実行できます(XXXXはServlet名)。
また、Servletを別の場所に置きたい場合は、JRunAdminを起動して、jse → ServiceConfigボタン → Generalタブ に表示される"Default Servlets Dir"にパスを追加して、JRun、およびWebサーバを再起動してください。
2000, 22 May
サーブレットの呼び出し名変更について
サーブレットの呼び出しは、デフォルトでは"http://localhost/servlet/HelloWorldServlet"のようになりますが、"/servlet/"の部分を任意に変更することができます。
JRunAdminを起動して、jse → ServiceConfigボタン → Mappingsタブ に表示されているVirtual Pathの"/servlet/"を変更して、JRun、およびWebサーバを再移動してください。(例: /serv/)
2000, 22 May
Servletのリロードについて
Servlet用のフォルダに格納したServletは、自動でリロードされます。
デフォルトのServlet用フォルダは、JRun/servlets と、JRun/jsm-default/services/jse/servlets です。
これにより、ブラウザからのリクエストが発生するたびに、JRunがServlet用フォルダ内にあるServletのタイムスタンプをチェックし、変更されていればサーブレットの破棄と、生成が行われます。
また、Servlet をJRun/classes など、JRunAdminのClasspath に追加されたフォルダに格納した場合には、自動ではリロードされませんので、JRunの再起動が必要になります。
2000, 27 April
Servletログの取り方
log()でServletのログを取ることができます。
ログの出力先は、
JRUNINSTALLDIR\jsm-default\services\jse\logs\event.log
になります。
log()の詳細は
JRUNINSTALLDIR\docs\JavaServletAPI.pdf
をご参照ください。
1999, 9 December
ServletからのJSP呼び出しについて
以下に、JSPを呼び出すServletのサンプルコードを示します。
import java.io.*;
import javax.servlet.*;
import javax.servlet.http.*;
public class SampleSJ extends HttpServlet {
ServletContext sc = null;
public void doGet(HttpServletRequest req,HttpServletResponse res) throws IOException, ServletException{
sc = getServletContext();
sc.getRequestDispatcher("/XXX.jsp").forward(req, res);
}
}
XXX.jspには、呼び出したいJSPファイルを指定してください。
上記の場合、WEBサーバで設定しているDOCUMENTROOTの直下にファイルがあると仮定しています。
2000, 20 January
JSP1.0でタグレットは使用できますか?
JRun2.3.3 ではタグレットの機能により、JSPファイルからあらかじめ登録されたサーブレットを呼び出せますが、これは JSP0.9 で JRun を実行しているときに限ります。
タグレットは JSP1.0 には対応しておりませんので、JSP1.0 で JRun を実行する際には RequestDispatcher クラスの利用など別の方法によりサーブレットを呼び出してください。
2001, 27 July
JSPファイルの置き場所について
作成したJSPファイルは、HTMLページと同じようにWebサーバで設定しているフォルダに置いてください。
JSPファイルをWebサーバのドキュメントルートフォルダに置いた場合は、"http://localhost/hello.jsp"のようにブラウザから指定することでJSPファイルを実行できます。
2000, 25 May
JSP1.0の日本語表示について
JRun 2.3.3 Build157以上であることを確認します
JRUNINSTALLDIR\jsm-default\logs\event.log を見れば確認できます。
Build157より古いものだった場合、以下のURLより最新の
モジュールを取得してください。
http://www.allaire.com/products/jrun/MoreInformation/ProductUpdates.cfm
jspファイルの先頭に次のような記述を行います。
<%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS" %>
JISあるいは、EUCの場合には、charsetをそれぞれiso-2022-jp 、euc-jp としてください。
以下にサンプルの jspファイルを示します。
<%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS" %>
<HTML><HEAD>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=x-sjis">
<TITLE>Creating Hello World with Incremental Text Size Increase</TITLE>
</HEAD>
<% for(int i = 1;i < 8;i++) { %>
<FONT SIZE=<%=i%>>これははSJISの文字列です</FONT><BR>
<% } %>
</BODY>
</HTML>
1999, 29 November
JSP0.92の日本語表示について
JSPコンパイラを以下の手順で変更します。
・JRun Administratorを起動
・JSEを選択して、Service Configボタンをクリック
・Page Compilationタブをクリック
・Java Compilerフィールドの../bin/jikesw.exeをjavacに変更する
JDKにパスが通っていない場合は、フルパスで記述する
・保存し、JRunを再起動
1999, 9 December
命令タグ(importなど)の利用について
命令タグについて、マニュアル「JRun Scripting Guide」Ver23のP50では、<%@ import〜%>のように記述されていますが、 正しくは<%@ page import〜%>です。
各タグの中に「page」を追加してください。
2000, 26 January
JSPからのServlet呼び出しについて
・JSP0.9の場合
以下に、Servletを呼び出すJSPサンプルコードを示します。
<HTML>
<BODY>
<servlet name="×××"></servlet>
</BODY>
</HTML>
XXXには、呼び出したいServletのクラスファイルを拡張子無しで指定してください。
上記のサンプルコードは、.shtmlファイルでもご利用できます。
・JSP1.0の場合
以下に、サンプルコードを示します。
-JSPファイル-
<HTML>
<BODY>
1. JSP Output
<%
ServletContext sc = getServletContext();
request.setAttribute("out",out);
RequestDispatcher rd = sc.getRequestDispatcher("/servlet/xxxx");
rd.include(request, response);
%>
</BODY>
</HTML>
JSP1.0では、<servlet>タグがサポートされていないため、上記のようなコードとなります。
-Servletファイル-
import java.io.*;
import java.util.*;
import javax.servlet.*;
import javax.servlet.jsp.*;
import javax.servlet.http.*;
public class xxxx extends HttpServlet {
public void doGet(HttpServletRequest req,HttpServletResponse res)
throws IOException, ServletException {
res.setContentType("text/html");
JspWriter out=(JspWriter)req.getAttribute("out");
out.println("2. Servlet Output");
out.close();
}
}
2000, 21 January
JSPのバージョンの変更方法について
JRunインストール後に JSPのバージョンを変更する手順を示します。
テキストエディタにて
\jrun\jsm-default\services\jse\properties\rules.propertiesファイルを開きます。
*.jsp= という記述があります、
JSP 0.92 にするには、このマッピングを次のようにします。
*.jsp=jsp
JSP 1.0 にするには、このマッピングを次のようにします。
*.jsp=com.livesoftware.jsp.JSPServlet
このファイルを保存し、JRunを再起動します。
JWS(JRun Web Server)のマッピングは、
\jrun\jsm-default\services\jseweb\properties\rules.properties を編集してください。
1999, 10 December
JDBC-ODBC bridgeについて
Sun Microsystems, Inc より提供されているJDBC-ODBC bridgeは、マルチスレッドに対応しておらず、マルチスレッド対応のJRunでは環境によっては正常に動作しない場合があるため、ご使用をお勧めしておりません。
JDBCや、JDBC-ODBC以外のDB接続(TYPE4のJDBCドライバの入手など)に関する情報については下記リンク先を参照してください。
http://java.sun.com/products/jdbc/index.html
2000, 16 June
JRunの管理ツールの "Java Security Manager" について
JRunの管理ツールの以下の場所には項目"Java Security Manager"がありますが、これはJDK1.1用のJRun2.1.1の機能です。
Generarl タブ -> Java タブ -> "Java Security Manager"
JRun2.3.3では使用できないため、同様の機能を利用するには独自にセキュリティシステムを実装してください。
2001, 28 August
サンプルプログラムに含まれるセキュリティ問題について
JRun2.3.xに付属しているアプリケーションとサンプルコードの例には、セキュリティー上の問題が含まれています。そのため、アプリケーションを公開するJRunのマシンからは、それらのコードを削除することをお勧め致します。
JRun2.3.xには例として、JRun/servlets ディレクトリにはサーブレット、JRun/jsm-default/services/jws/htdocs ディレクトリにはJSPファイルが含まれています。
それらのコードには、JRunのサイトに関する情報を流してしまうコードが含まれていますので、.java や .class、JSP ファイルを削除してください。
例えば、"http://hostname/servlet/SessionServlet"では、サーバによって維持されているHTTPSessionのIDを公開してしまいます。viewsource.jspでは、パスをチェックするためにファイルシステムの構造を公開してしまいます。
この問題は、次のJRun2.3.3メンテナンスリリースでは既知の問題として取り上げますが、それまではファイルの削除によって対応してください。
詳細については下記リンク先を参照してください。
http://www.allaire.com/handlers/index.cfm?ID=16290&Method=Full
2000, 28 June
OCI について
OCI ドライバは、
JNI を使用しておりますので、これに関係するクラスやServletは、JRun/classesなどのJRunのデフォルトで設定されているServlet用ディレクトリ以外の場所に置いてください。
また、DB接続用のクラスを利用する際には、JRunAdmin を開き、Generalタブ → Java タブ にある"Java Classpath"にパスを追加してください。
2000, 16 June
Apacheで使用するDSOのバージョンについて
JRunでApacheを使用される場合、JRunのインストール時に、Apacheのバージョンに合わせてDSOのバージョンを選択する場面があります。その際、Apache 1.3.6以上(1.3.9や1.3.12など)を使用されるときは、"1.3.6"のDSOを選択してください。
2000, 25 May
アンインストールについて
・Windows
JRun本体については、Windowsの"アプリケーションと追加と削除"で削除されますが、Windows NT/2000の"サービス"に登録された"JRun Service Manager"サービスや、IISのディレクトリにコピーされたJRunのファイルなどは手動で削除してください。
削除方法については、下記 "Allaire Knowledge Base" のページを参照してください。
http://www.allaire.com/Handlers/index.cfm?ID=12046&Method=Full
・UNIX
JRunインストール時に作成される /JRunディレクトリを削除してください。
また、Webサーバとの接続設定を行なっている場合、Webサーバの設定ファイルが修正されますので、下記の内容を参考に元に戻して下さい。
*パスや、ポート番号などは環境により異なりますのでご注意ください。
2000, 6 October
SSLの利用について
WebサーバがSSLに対応していれば、JRunを使用しながらSSLをご利用できます。
2000, 26 January
InternetExplore5 でのエラー表示について
IE5の初期設定では、サーブレットなどの実行時にエラーが発生した際、ブラウザ上に表示されるエラーが簡易版になっており、エラーの内容がわからないことがあります。
その場合はIE5の ツール→インターネットオプション→詳細設定 にある
"HTTPエラーメッセージを簡易表示にする" をオフにしてください。
2000, 17 April
IISの仮想サイトの構築について
IISで仮想サイトを作成してJRunを実行すると"The specified module could not be found."のエラーが発生することがあります。これは、IISとJRunを繋ぐフィルター(JRUN.DLL)が、SCRIPTSディレクトリに存在することが前提になっているためです。
回避するには、仮想サイトの直下にSCRIPTS仮想ディレクトリを作成し、物理ディレクトリにC:\InetPub\scriptsを指定します。
1999, 29 November
JNI(Java Native Interface)について
JNIを使用するServletは、Servlet用のフォルダである JRun/servlets に置かないでください。
Servlet用のフォルダに置かれたクラスファイルは動的なリロードが行われますが、ネイティブコードはJAVAの制限により動的なリロードに対応しておりません。
また、JDK1.2であればネイティブコードの動的なリロードに対応しておりますが、JRunでのテストは行なわれておりませんのでご注意ください。
2000, 16 June
JRun付属のWEBサーバについて
JRunには、http1.0に対応したWEBサーバが付属されています。パフォーマンスは申し分なく、開発環境としては問題ありませんが、http1.1に対応しておらず、また、ユーザ認証などの機能も持っておりません。 実運用では、IISやApacheなどのWEBサーバをお勧めします。
JRunインストール時の初期設定ではJRun起動時に、付属のWebサーバが起動するように設定されています。起動しないようにするためには、Windowsであれば jrun/jsm-default/startadmin.bat 、UNIXであればjrun/jsm-default/startadmin.sh を実行して"Services Settings"にある"jseweb"、"jws"の両サービスの"Service Active"項目をオフにして、JRunを再起動してください。
2000, 25 May
JRunの自動起動を解除する方法について
Windows95/98 で、JRun を自動起動させたくない場合はレジストリを編集してください。
レジストリエディタを開き、
HKEY_LOCAL_MACHINE/Software/Microsoft/Windows/CurrentVersion/RunServices
で、 文字列 "JRun service manager" を削除してください。
次回からwindowsの起動時に自動起動されなくなりますので、JRunの起動はスタートメニューに入っているJRunのフォルダから開くか、JRun\jsm-defaultにあるstartjsm.batファイルを実行してください。
2000, 11 April
Sessionについて
JRunでは、サーブレットで作成したセッションは、有効期限を過ぎない限りJRun の再起動後でも失われることはありません。
これは、有効なセッションについてはJRunの停止時に、JRun/jsm-default/services/jse/sessions/sessions.ser に保存し、起動時に再び呼び出されるためです。
2000, 11 April
JRunの性能について
1999, 9 December
"Monitor Interval"について
"JRun User's Manual"のP62に、"Monitor Interval"を設定したときの出力内容に関する記述されていますが、JRun2.3.3 build157 で出力される内容は、これとは異なっております。
正しい内容とその解説は、下記リンク先を参照してください。
http://www.allaire.com/Handlers/index.cfm?ID=12435&Method=Full
2000, 22 May
複数JVMの作成について
複数JVMを実行するためには、JVMごとに"JRunインスタンス" の作成が必要となります。この作成には、大きく分けて3つのステップがあります。
1.JRun Servletエンジン(JSE)サービスの定義
2.WWWサイト の定義
3.JRun Connector Proxy(JCP)サービスの定義
JRunインスタンスを作成する際には、その数と同じだけのWWWサイトを作成いたします。
各ステップの詳細を下記に示します。(JRun付属のWebサーバでなく、市販のWebサーバを使用される場合の手順です)
1.JSEサービスの定義
JRun/jsm-xxxxディレクトリを作成し、設定を行います。
"JRun"ディレクトリの下に "jsm-xxxx"ディレクトリを作成します。
"jsm-default" 配下のファイルを同一の構造を保ったまま、'jsm-xxxx'の下にコピーします。
"jsm-xxxx"のJRunAdmin を起動して、Generalタブにある "Service Manager Admin Port"に、他のサービスやプロセスで使われていないユニークなポート番号を指定します。
このポートは、JRunAdministrator画面に jsm-xxxx が稼動しているかどうかの情報を与えるために利用されます。
2.WWWサイト の定義
既存のWWWサイトとは異なったポート番号で、新しくWWWサイトを作成します。
Apacheであれば、<VirtualHost>タグを使って仮想ホストを定義します。
IISであれば、既存のサイトと同じように"SCRIPTS"仮想ディレクトリも作成します。"Inetpub"以外のフォルダに"scripts"ディレクトリを作成し、"script"仮想ディレクトリを定義してください。
3.JCPサービスの定義
JSE と WWWサイトをつなぐ JCPサービスの設定を行います。
JRun/bin の下にある"connector.bat"または"connector.sh"を実行して、Connector ウィザードを起動します。ウィザード内で設定を行うに当たり、注意が必要な部分について以下に示します。
注意:"connector-cli.sh" でも設定できますが、バグにより下記の "Proxy Port" が設定されません。この値は接続設定を終えたあとで、手動で設定してください。
ファイル名:/opt/java/jrun/jsm-xxxx/properties/services/jcp/endpoint.properties
修正個所:endpoint.main.port=8081
修正内容:8081 を任意のポート番号に変更してください。
3つのステップを終了すると、下記リンクのようにポート番号の違いによってJRunインスタンスを使い分けることが可能になります。
http://10.10.10.10:80/servlet/HelloWorldServlet
http://10.10.10.10:81/servlet/HelloWorldServlet
2001, 17 September
OutOfMemoryErrorについて
ServletやJSPの実行時に "java.lang.OutOfMemoryError" が発生する場合は、JVMが使用するヒープサイズを変更してください。(Sun Microsystems, Inc にて提供されるJVMの初期設定は、JDK1.1で最小値1MB、最大値16MB、JDK1.2で最小値1MB、最大値64MBとなっています)
ヒープサイズの変更に必要なJVMのオプション指定は、JRunAdminを開き、GeneralタブのJavaタブにある "JavaArguments" に記述してください。
下記の内容はヒープの最小値を64MB、最大値を128MBにする場合の例です。
・JDK1.1 の場合
-ms64m -mx128m
・JDK1.2以降の場合
-Xms64m -Xmx128m
2000, 11 April
CF_Anywhereが解除できない
JRunインストール時に、CF_Anywhereを有効にしたあと、ColdFusionをインストールするとJRunをインストールし直してもCFMファイルがJRun側で処理されてしまい、ColdFusionに引き渡せない問題が発生することがあります。これはJRunのプロパティファイルにCFMへのマッピングが残ってしまうためです。
回避するには
JRUNINSTALLDIR\jsm-default\services\jse\properties\rules.propertiesの
*.cfm=com.livesoftware.cfanywhere.CFServlet
という行を削除して再起動してください。
1999, 29 November
サンプルプログラムのバグについて
・Counter Servlet
「/counter.html」 、 「view source」のリンクが無効になっています。
view sourceについては、代わりにJRUNINSTALLDIR\servlets\Counter.java を参照してください。
・Using HTML Forms(JSP1.0)
form.jsp10 の58〜60行目で、{ } が無いために実行しようとするとエラーになります。下記のようにコードの修正を行ってください。
(修正前)
<% String[] arr=request.getParameterValues("movies");
for(int i=0; i<arr.length; i++) %>
<%= "<BR>" + (i+1) + ") " + arr[i] %>
</B>
(修正後)
<% String[] arr=request.getParameterValues("movies");
for(int i=0; i<arr.length; i++) { %>
<%= "<BR>" + (i+1) + ") " + arr[i] %>
<% } %>
</B>
2000, 8 March
ライセンスについて
JRun Proの場合、CPU毎に1ライセンス、JRun Pro Unlimitedの場合は、マシン毎に1ライセンス必要となります。
アップグレードサービスは行っておりませんので、CPUの追加などを行われた場合にはそのつどご購入いただくことになります。
2000, 20 January
企業内でJRunを使用する場合について
企業内でJRunを利用する場合、JRun Proが必須となります。これはイントラネットも含みます。
フリーのJRunは、開発、テスト段階の時のみ利用できます。
1999, 21 December
2000年問題について
開発元である allaire社がJRunの2000年問題に関する情報を下記URLにて公開しております。ご参照ください。
現在の最新バージョンである JRun2.3.3はもちろん、V2.2.1以降のバージョンで2000年問題に対応済みとなっております。
http://www.allaire.com/products/Jrun/JrunY2K.cfm
http://www.allaire.com/developer/year2000/
1999, 26 November
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