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JRun 3.0 : JRun と Zeus Web サーバの利用

記事 18376(原文)

この記事では、JRun と Zeus Web サーバ 3.3.7 又はそれ以降を構成する方法について解説します。もし 古い Zeus を利用されているのであれば新しいバージョンに更新して下さい。
  1. Zeus 仮想サーバを作成します。以降では、これを {vserver-name} として表記します。

     

  2. Zeus Web Controller インタフェースで、{vserver-name} の "Module Configuration" を選択します。

     

  3. "NSAPI" モジュールを使用可能にします。

     

  4. "NSAPI" モジュールで、デフォルト NSAPI 構成ファイルを生成するために "Create Configuration" ボタンを使用します。 これにより以下のファイルが作成されます:
    $ZEUSHOME/ns-config/https-{vserver-name}/config/obj.conf
    $ZEUSHOME/ns-config/https-{vserver-name}/config/mime.types
    $ZEUSHOME/ns-config/https-{vserver-name}/config/magnus.conf 
                                    
    $ZEUSHOME は Zeus をインストールしたシステム上の場所です;例 /usr/local/zeus

     

  5. すべてのユーザが obj.conf ファイルに書き込みの権限を持っていることを確認します。これは JRun コネクタウィザードが以降の手順でこのファイルを修正可能にするために必要になります。例えば、コマンド "chmod 666 obj.conf" を実行する必要があります。

     

  6. 一般的な Zeus の obj.conf ファイル(上記を参照)の編集を行ないます。以下のタグの間にあるいくつかの登録を削除します:
    &ltObject name="default"&gt
    
    &lt/Object&gt
                                                                    
    新しい obj.conf ファイルは以下の内容を含むことになります:
    ---
    &ltInit fn="load-types" mime-types=mime.types&gt
    &ltObject name="default"&gt
    &lt/Object&gt
    ---
    

     

  7. Webサーバから、JRun 管理コンソール(例 http://localhost:8000)を開いてログインし、"コネクタ ウィザード"を選択します。

    "JRun サーバ名" で "JRun Default Server"を選択します。

    "Web サーバタイプ" で "Netscape Enterprise Server" を選択します。

    "Web サーババージョン" で "3.6" を選択します。

    "Web サーバプラットフォーム" で 使用しているプラットフォームを選択します。

    "次へ" をクリックします。

    "JRun サーバの IP アドレス" に "127.0.0.1" を入力して "次へ" をクリックします。

    "Netscape httpd-xxx ディレクトリ" に "$ZEUSHOME/ns-config/https-{vserver-name}" を入力します。

    "ネイティブ コネクタ、または Java コネクタ" は "ネイティブ" を選択します。

    "次へ" をクリックします。

     

  8. コネクタが正常にインストールされたことを示す確認画面が見えると思います。JRun 管理コンソール かコマンドラインの {jrun-install-dir}/bin/jrun -restart を使用して "JRun Default Server" を再起動します。

    このポイントは、obj.conf ファイルを再編集する必要があることです。以下の行を新しく追加します:

    NameTrans fn="jrunfilter"

    上記の行が以下のタグの中にあることを確認してください:

    &ltObject name="default"&gt
    &lt/Object&gt
                                                                                                                                    
    その結果、以下のようになります:
    &ltObject name="default"&gt
    NameTrans fn="jrunfilter"
    &lt/Object&gt
    
    もし、これと異なる場合には、NameTrans fn="jrunfilter" の行を上記のタグの中に移動させて下さい。
Zeus Web Controller インタフェースから、{vserver-name} の仮想サーバを起動してください。Web ブラウザから 仮想サーバ のドキュメントルート にアクセスして、/demo ドキュメントルート パス をリクエストします。

demo ページ は正確にロードされ、そして全ての demo スクリプトは正確に実行されます。

index.jsp ページの構成 index.jsp を index リストに加えたい場合、index.jsp の使用方法に従ってデフォルトの index ページとして Zeus の index モジュールの構成と独立させます。代わりに、JRun は各アプリケーションごとに構成を行なう必要があります。例えば、index.jsp を JRun の demo-app の index リストに加える場合、JRun/servers/default/demo-app/WEB-INF/web.xml の welcome file を以下のように構成する必要があります。

 &ltwelcome-file-list&gt
  &ltwelcome-file&gtindex.html&lt/welcome-file&gt
  &ltwelcome-file&gtindex.jsp&lt/welcome-file&gt
 &lt/welcome-file-list&gt
  
その行は index.jsp に対応して動作します。
詳細については Zeus Technology ホームページ 又は Zeus のサポートドキュメント Jrun 3.0 and Zeus 3.3.7 Installation Instructions を参照してください。

 


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