JRun Version 3.1 リリース ノート
最終更新日: 2001 年 5 月 10 日
このリリース ノートには、JRun Version 3.1 についての情報が記載されています。
JRun Version 3.1 の新機能
Version 3.1 には、次のような新しい機能があります。
J2EE 準拠およびシングル サインオン サポートについての詳細は、『JRun Version 3.1 機能および移行ガイド』 を参照してください。このマニュアルは、文書のホーム ページ JRun_rootdir/ docs/dochome.htm からも入手できます。
J2EE 準拠
JRun Server 3.1 は、J2EE に準拠しています。このリリースにより、JRun Server は、Sun Compatibility Test Suite (CTS) に 100% 合格し、J2EE 1.2 仕様への準拠が確定されました。
SSL サポート
Secure Sockets Layer (SSL) は、インターネット上でメッセージを送受信する際のセキュリティを制御するために一般に使用されているプロトコルです。JRun
3.1 では、JRun Web サーバ上で SSL がサポートされ、このサポートを JMC で確認できます。 これにより、安全性の高い Web アプリケーションを作成できます。
メモ: JRun 3.1 の SSL 機能は、ブラウザと JRun のビルトイン
Web サーバ間のソケットの安全性を高めます。
JRun 3.1 では、ネイティブの Web サーバ間のソケットの安全性を高まるわけではありません。
たいていの市販の Web サーバには、このようなプロトコルがすでに付属しているため、JRun で提供する必要はありません。
(Apache は例外で、SSL モジュールを追加するか、またはすでに追加して販売しているベンダから Apache を購入する必要があります)。
ネイティブの Web サーバと JRun コネクタ間のソケットでは、SSL がサポートされていないことに注意してください。
SSL についての詳細は、Stephen
Thomas 著の 『SSL and TLS Essentials』(Wiley Computer Publishing, 2000) を参照してください。
各 Web サーバ用の SSL チュートリアルを含むオンライン リソースは、http://www.verisign.com で提供されています。
また、以下のサイトで、詳しいテクニカル情報にアクセスできます。
シングル サインオン
JRun 3.1 では、ユーザ名およびパスワードの組み合わせによってユーザを認証するアプリケーションを作成し、その認証をサーブレット、JSP、EJBに渡って使用できるようにできます。これは主要機能であり、『JRun Version 3.1 機能および移行ガイド』 に記載されています。
JRun Developer 版での JDBC ドライバ
JRun 3.1 Developer 版 では、JRun 同梱の JDBC type 4 ドライバを使用したデータベース接続がサポートされるようになりました。前バージョンでは、この機能は Advanced 版および Enterprise 版のみで提供されていました。
JSP で記述する JSP カスタム タグ
JRun 3.1 では、JSP で記述する JSP カスタム タグがサポートされました。この技術により、タグ ハンドラ クラスとタグ ライブラリ記述子 (TLD) ファイルではなく、JSP で記述することによってカスタム タグを構築できます。この機能については、『JRun によるアプリケーションの開発』 に記載されています。
Web アプリケーションの動的な公開と更新
JRun 3.1 では、Web アプリケーションの動的な更新と自動的な公開を実行する機能が加わりました。
これは、使いやすさを高めるための主要な機能で、以下のような操作を実行できます。
ホット デプロイ - 既存の Web アプリケーション構造
への物理的変更 (たとえば、WAR ファイルの更新や、web.xml ファイルへの変更など) が検出されるたびに実行中の Web アプリケーションを自動的に再起動します。
オート デプロイ - 新規の WAR ファイルが検出されるたびに新規の Web アプリケーションを自動的に公開します。
ホット デプロイおよびオート デプロイを有効にしておくと、Web アプリケーションに変更を加えたり、新規の Web アプリケーションを加えたりしても JRun サーバを再起動する必要はありません。
ただし、JDBC データ ソースの追加など、サーバレベルの変更があった場合には、JRun サーバを再起動する必要があることに注意してください。
メモ : 本番環境ではこの機能を無効にしておくことを推奨します。
JRun 3.1 で既定の Web サーバおよびアプリケーションでは、以下のように設定されています。
admin サーバ - 無効 (admin/local.properties で webapp.hotdeploy.enabled=false)
jmc-app (admin server) - 無効
(admin/jmc-app/WEB-INF/webapp.properties で webapp.hotdeploy.enabled=false)
default application - 有効 (trickles down from webapp.hotdeploy.enabled=true in global.properties)
default サーバ - 有効 (trickles down from webapp.hotdeploy.enabled=true in global.properties)
default-app - 有効 (global.properties の webapp.hotdeploy.enabled=true)
demo-app - 有効 (global.properties の webapp.hotdeploy.enabled=true)
invoice-app - 有効 (global.properties の webapp.hotdeploy.enabled=true)
ホット デプロイ
global.properties
および local.properties ファイルの次のプロパティで動的公開機能を制御します。
変更されたファイルが WAR ファイルの場合、JRun では以前に定義されたルート ディレクトリおよび URL マッピングで Web アプリケーションが再公開および再起動されます。
変更されたファイルが WAR ファイルでない場合、JRun により Web アプリケーションが再起動されます。
オート デプロイ
global.properties
および local.properties ファイルの次のプロパティで動的公開機能を制御します。
WAR ファイルを自動的に公開すると、拡張子を除いた WAR ファイル名を使用して Web アプリケーション名と URL マッピングが作成され、WAR ファイルを /servers/サーバ名 /Web アプリケーション名 ディレクトリに展開します。
たとえば、newapp.war を default サーバの公開ディレクトリのルート レベルに追加した場合、次の項目が作成されます。
Web アプリケーション名: newapp
URL マッピング: /newapp
アプリケーション ルート ディレクトリ: default-server-root /newapp
WAR ファイルを公開ディレクトリのサブディレクトリに格納することにより、JRun が作成するディレクトリ構造を制御することができます。たとえば、WAR ファイルを deploy/accounting/payroll.war に保存した場合、 accounting-payroll という名前の Web アプリケーション が
/accounting/payroll という URL マッピングで作成されます。
JSP カスタム タグ ハンドラのキャッシュ
JRun 3.1 では、タグ ハンドラ オブジェクトをキャッシュすることにより JSP カスタム タグのパフォーマンスが向上しました。
タグ ハンドラの開発者は次の点に留意する必要があります。
タグ ハンドラはページごとのインスタンスごとにキャッシュされます。たとえば、JSP
がカスタム タグを 2 度呼び出した場合、2 つのインスタンスがキャッシュされます。
タグ ハンドラがステート管理を行う場合、タグ インスタンスをキャッシュさせる前に Tag.release
メソッドを実装してクリーンアップを行う必要があります。
CMP finder メソッドへのパラメータのサポート
JRun 3.1 では、EJB finder メソッドへのパラメータをサポートしています。JRun 3.0 では、
EJB finder はこの情報を Bean インスタンス フィールドからのみ入手できました。今回から
次のように CMP Bean の SQL で指定されたパラメータを渡す findBy メソッドを呼び出すことができるようになりました。
select key from table where value >?1 and value < ?2
?1 および ?2 は、findBy メソッドへの引数の 1 番目と 2 番目を表します。
JSPC の強化
JSPC は、Web サーバのコンテキスト外でJSPをコンパイルするのに使用するコマンドライン ツールです。JSPC コンパイラを使用すると、JSP の要求により、JRun でコンパイルするのではなく、コマンドラインから
JSP を明示的にコンパイルできます。
JRun 3.1 では、JSPC 構文に修正が加えられました。新しい構文は次のとおりです。
java [-classpath classpath]
JSPC
-j jrun_root_dir
-s server
-a web_application_name
[-webroot path_to_web_root]
[-vghn]
[-d output_directory]
[-compiler "compiler_spec"]
JSP_path
classpath -
(オプション) java コマンドへのクラスパスを指定します。コマンドライン、または CLASSPATH 環境変数を使用することにより指定できます。クラスパスで次のパスを指定してください。
JRun_rootdir /lib ディレクトリ内のすべての JAR ファイル
JRun_rootdir /lib/ext ディレクトリ内のすべての JAR ファイル
コンパイラによっては、JDK に含まれる追加ファイルを指定する必要がある場合があります。
追加パラメータは次のとおりです。
j - JRun ルート ディレクトリを指定します。
s - サーバ名を指定します。
a - Web アプリケーション名を指定します。
webroot - (オプション) Web アプリケーションのルート ディレクトリへのフル パスを指定します。
この引数は、Web アプリケーション use-webserver-root プロパティが true に設定されている Web アプリケーションに必要です。 -w と略すこともできます。
v - (オプション) Specifies to display the name of each JSP file
as the JSPC compiles it.
g - (オプション) デバッグ メッセージを表示するように指定します。
h - (オプション) JSPC コンパイラ ヘルプ メッセージを表示するように指定します。
n - (オプション) 対応する .class ファイルよりも新しい JSP のみをコンパイルするように指定します。
d - (オプション) JSPC コンパイラに出力 .class および .java ファイルを記述させる場所を指定します。既定では、このディレクトリは現在使用しているディレクトリに設定されます。たいてい、 Web アプリケーションのディレクトリ構造内の WEB-INF\jsp を指定します。
compiler - (オプション) コンパイルに使用するコンパイラおよびコンパイラの設定を含む括弧で囲まれた文字列を指定します。このパラメータを削除した場合、処理中の JSP は Sun javac コンパイラでコンパイルされます。たとえば、次のようになります。
java JSPC -compiler "javac -nowarn -classpath %c -d %d %f" ...
または
java JSPC -compiler "jvc /cp:c %c /dest: %d %f" ...
JSP_path - -a パラメータで、Web アプリケーションに相対するファイルシステム上での JSP の物理パスを指定します。スペースで区切ることにより、複数のファイルを指定することもできます。
複数のファイルを指定するのに、ワイルドカード シンボルを使用することもできます。
-a および JSP_path で指定されたディレクトリの組み合わせでコンパイルされる JSP を指定します。 たとえば、-a が c:\myapps\store にある Web アプリケーションで、コンパイルする JSP が c:\myapps\store\my.jsp の場合、このページの JSP_path は my.jsp です。
複数の JSP をコンパイルする場合、JSP_path にワイルドカード シンボルを使用することができます。
メモ :
JSPC コンパイラを使用して use-webserver-root プロパティが true に設定されている Web アプリケーションを処理する場合、 -webroot 引数を指定する必要があります。たとえば、JRun サーバの既定のアプリケーションでは、 use-webserver-root が true に設定されています。
詳細は、『JRun でのアプリケーションの開発』 の第 10 章を参照してください。
新規のサンプルと改良されたサンプル
JRun Version 3.1 では、サンプルのセットが強化されました。以前のようにサンプルは、
default サーバ上で実行され、JMC のようこそページからアクセスすることができます。サンプルの改良点は次のとおりです。
新規の Web アプリケーション - FAX 送付状のジェネレータおよび請求書のジェネレータを表示する Web アプリケーションが加えられました。この請求書ジェネレータサンプルには 3 つのバージョンがあり、異なるコード記述方法 (シンプルな JSP、JavaBean、および JSP カスタム タグ) を参照できます。この Web アプリケーション
には使用上のメモとわかりやすいように色がついたソースコードの表示ページがついています。
データベースの統合 - サンプルには PointBase の埋め込みデータベースが同梱されています。
JRun カスタム タグ サンプルおよび EJB サンプルはこのデータベースを使用するように修正されました。
このデータベースは主にサンプルのサポート用に含まれており、一度に 1 つの JVM にのみ接続できることに注意してください。JMC の JDBC データ ソース テスト機能はこのデータベースを使用するデータ ソースでは使用できます。
PointBase を使用するときには、Java オブジェクトが VARBINARY ではなく OTHER にマップすべきであることに注意してください。OTHER は、SQL タイプがデータベース専用で getObject および
setObject メソッドを通してアクセスできる Java オブジェクトにマップされることを示しています。
改良されたカスタム タグ サンプル - カスタム タグ サンプルはクリーンアップされ、データベース アクセスのコードとわかりやすいように色がついたソースコードの表示ページが加えられました。
改良された EJB サンプル - EJB サンプルは、サンプル データベースに統合されために、さらに多くの EJB コード記述方法の標準的な例が提供されています。
また、サーブレット サンプル 9b が追加されました。 リレーショナル データベースの追加により、instance.store の使用法を示すサンプル (サンプル 1a、1b、4a、および 7a) は削除されました。
JRE version 1.3 の同梱 (Windows バージョン)
Windows バージョンの JRun 3.1 には Java ランタイム環境 (JRE) の version 1.3 が同梱されています。
たいていの場合、お使いのコンピュータには JDK の一部として JRE がインストールされていますが、インストールされていない場合には
JRun のインストール時に JRE をインストールできます。
メモ : 1.3 JRE には、Windows NT/2000 のユーザ ログオフ時に NT サービスとしてインストールされたJRun サーバを停止させるバグが含まれています。JRun サポート チームによりこの問題を回避する
Knowledgebase article (http://www.allaire.com/Handlers/index.cfm?ID=19697&Method=Full ) が作成されていますのでご利用ください。
最新情報
JRun に関する最新情報は次のとおりです。
JRun タグ ライブラリのタグ属性の追加
JRun タグ ライブラリ getmail
タグに、次のような属性が追加されました。この情報は 『JRun タグ ライブラリ リファレンス』 には記載されていません。
overwrite
オプション; java.lang.String
電子メールの添付ファイルが、同じファイル名の別の添付ファイルにより上書きできるかどうかを指定します。
電子メールの添付規定値は false です。
attachpath
オプション; java.lang.String
電子メールの添付ファイルが格納されるディレクトリ パスを指定します。既定は、アプリケーション サーバの使用中のディレクトリです。
JRun タグ ライブラリ servlet
タグに、次のような属性が追加されました。この情報は 『JRun タグ ライブラリ リファレンス』 には記載されていません。
uri
オプション; java.lang.String
クエリ文字列で呼び出されるサーブレットを指定します。このコード属性は、サーブレット名の指定にのみ使用します。
JSP 用の Jikes コンパイラの同梱
JRun 3.1 の最終リリースには、JSP のコンパイル用に Jikes コンパイラが同梱されています。
JRun 3.1 のベータ バージョン (英語版) には Jikes が含まれていませんでした。
ログ記録用のスクリプトレットの構文の変更
JRun 3.0 JSP スクリプトレットでは、 application.log("log
text") または log("log text") のどちらかをコーディングすることによりログ記録を行うことができましたが、
JRun 3.1 では、application.log("log
text") をコーディングする必要があります。接頭辞のない log は今回からサポートされていません。
JRun Version 3.1 への移行について
サーブレットおよび JSP に関する移行の問題はあまり見当たりませんが、
EJB 関連の移行問題は多数あります。詳細は、『JRun Version 3.1 機能および移行ガイド』 を参照してください。このガイドは JRun_rootdir /docs/dochome.htm ページからアクセスできます。
JRun 3.1 のインストールの手順
JRun 3.1では、完全に新規のインストールが必要です。同じサーバで JRun 3.0 と
JRun 3.1 を実行したり、同時に実行することができます。JRun 3.0 がインストール済みで、実行中でも JRun 3.1 をインストールできますが、次の問題が生じます。
同じサービス名が使用されます。JRun 3.0 がサービスとしてインストールされている場合、 JRun 3.1 をサービスとしてインストールすることができません。
インストーラにより自動的に一意のポート番号が生成されるようにするには、JRun 3.1 のインストール時に JRun 3.0 が実行中でなければなりません。実行中でない場合、JRun 3.0 にすでに割り当てられている規定のポート番号が JRun 3.1 にも割り当てられます。
JRun 3.1 のインストール時に JRun 3.0 が実行されていない場合、インストーラは一意のポート番号を生成できません。
メモ: (EJB ユーザのみ) ejb.classServerPort および ejb.HomePort には、一意のポート番号が生成されません。JRun 3.0 と JRun 3.1 の両方で EJB を使用する場合、手動で一意のポート番号を設定してください。この際、admin サーバと default サーバ用に local.properties ファイルで ejb.classserver.port および ejb.homeport 用に一意のポート番号に修正する必要があります。
メモ: JRun 3.1のインストール後に JDK 1.1.8 から JDK 1.2 以降に更新する場合 JRun_rootdir/lib/global.properties ファイル内の javaargs プロパティから次のエントリを削除する必要があります。
-Djava.naming.factory.initial=allaire.jrun.ContextFactory
Windows インストール ファイル名:
jrun-31-win-ja.exe - Windows プラットフォーム用の JRun 3.1 完全インストール
UNIX および Linux インストール ファイル名:
jrun-31-unix-ja.sh - UNIX
および Linux プラットフォーム用の JRun 3.1 完全インストール
メモ (UNIX および Linux インストールのみ) : UNIX 用のインストールおよび更新キットは、サポートされているすべての Linux または UNIX システムで使用できます。このため、UNIX 用キットのサイズは大きくなっています。更新インストールの手順では、プラットフォーム固有のバイナリ ファイルを削除して、インストール後のサイズを減らす操作を行います。
このセクションでは、次の項目について説明しています。
Windows インストール
JRun インストールについての詳細は、『JRun セットアップ ガイド』 を参照してください。
JRun 3.0 がすでにインストールされている場所に JRun Version 3.1 をインストールしようとすると、JRun をまずアンインストールするように要求されます。
それからコンピュータを再起動してください。
Windows のコンピュータに JRun Version 3.1 をインストールするには、次の手順に従ってください。
インストールの終わりにコネクタ ウィザードを実行する場合には、Web サーバを停止します。
現在実行中の Windows アプリケーションをすべて終了します。
JRun インストール ファイル jrun-31-win-jp.exe を実行します。
JRun スプラッシュスクリーンが表示されます。
[インストール] セクションで、インストールするバージョンの JRun 3.1 をクリックします。
EJB を公開するには、JDK (JRE のみではない) 1.2 以降が必要です。Sun JDK は、http://java.sun.com から入手してくだ
さい。
[JRun セットアップへようこそ] ウィンドウが表示されます。
[次へ] をクリックします。
[JRun ライセンス同意書] ウィンドウが表示されます。
JRun ライセンス契約に同意する場合は [はい] を、インストールを中止する場合は
[いいえ] をクリックします。
[JRun 製品シリアル番号] ウィンドウが表示されます。
Allaire から提供されたシリアル番号を正確に入力して、[次へ] をクリックします。
JRun Developer 版または評価版をインストールする場合は、このフィールドは空
欄 (デフォルト) にします。 JRun の旧バージョンからアップグレードする場合は、
新しいシリアル番号を入力します。 その後、 旧 JRun バージョン 2.x のライセンス
キーを入力するよう求められます。
[JRun をインストールするフォルダ] ウィンドウが表示されます。
JRun をインストールするフォルダを選択し、[次へ] をクリックします。
[セットアップタイプ] ウィンドウが表示されます。
インストールの種類を選択し、[次へ] をクリックします。
(オプション) [カスタム] を選択した場合、必要な JRun コンポーネントを選択し、[次へ] をクリックします。[カスタム] 以外の場合には、次の手順に進みます。
[プログラム フォルダの選択] ウィンドウが表示されます。
JRun をインストールするプログラム フォルダ名を選択し、[次へ] をクリックしま
す 。
JRun は指定したファイルをインストールします 。 [JRun サービスをインストール]
ウィンドウが表示されます。
JRun サーバを自動的に起動するかどうかを選択して、[次へ] をクリックします。
[JRun サービスをインストール] を選択した場合には、コンピュータを起動したときに必
ず JRun Admin サーバと JRun Default サーバが起動します。NT では、これらのサー
バー は NT サービスとしてインストールされるため、ユーザ プロセスではなく、システム プロセスとして実行されます。 Windows 95/98 では、これらのサーバは、Windows レジストリで参照することが可能で、再起動すると自動的に起動します。 [JRun サービスをインストール] を選択しない場合には、JRun サーバはアプリケーションとして実行され、手動で起動する必要があります。
[Java ランタイムの選択] ウィンドウが表示されます。
Java の実行時環境を選択し、[ 次へ] をクリックします。
JRun の Enterprise JavaBeans コンポーネントを使用するには、JRE
バージョン 1.2.2 以降を選択する必要があります。
JVM Advisor が表示されます。
JVM Advisor 内の情報が正しいかどうかを確認して、[次へ] をクリックします。
[JRun 管理コンソール] の管理ポートウィンドウが表示されます。
JRun Web サーバ上にある JRun の管理 Web アプリケーションへのアクセスに使
用する一意のポート番号を入力し、[次へ] をクリックします。
JRun Web サーバ (JWS) はこのポートで受信して、JRun 管理コンソール (JMC) へ
のアクセスを行います。既定のポート番号は 8000 です。
8100 か ら 8199 までのポート番号は選択しないでください。この範囲
のポートは、JRun によって、default JRun サーバの JWS に使用されます。
[JRun 管理コンソール] のパスワード ウィンドウが表示されます。
JRun 管理者のパスワード (admin) を入力および確認し、[次へ] をクリックします。
パスワードにはスペースおよびアスタリスク (*) は使用できません。
JRun インストーラで必要なディレクトリの作成およびシステム ファイルの設定が
完了すると、[製品情報] 画面が表示されます。
オプションで、表示されたフィールドに、お客様の名前と電子メール アドレスを入
力します。 Java アプリケーション開発に関する情報や JRun に関するメールを受信
したい場合には、各チェックボックスを選択し、[次へ] をクリックします。
[セットアップの完了] ウィンドウが表示されます。
JRun と外部 Web サーバ (Apache や IIS など) との接続を設定するには、最初の
ラジオ ボタンを選択し、[完了] をクリックします。 JRun 管理コンソールが起動し、
ログインするよう求めます。ログインすると、コネクタ ウィザードが表示されます。
ログインおよび構成の終了については、『JRun セットアップ ガイド』 を参照してください。 このガイドは、 JRun_rootdir /docs/pdf
ディレクトリにインストールされます。
外部 Web サーバを後から設定するには、2 つめのラジオ ボタンを選択
し、[次へ] をクリックします。 JRun 管理コンソールが開きます。
UNIX および Linux インストール
JRun インストールについての詳細は、『JRun セットアップ ガイド』 を参照してください。
JRun 3.0 がすでにインストールされている状態で JRun Version 3.1 をインストールしようとすると、JRun をまずアンインストールするように要求されます。それからコンピュータを再起動してください。
UNIX または Linux のコンピュータに JRun Version 3.1 をインストールするには、次の手順に従ってください。
Web サーバを停止します。JRun を Web サーバに接続するには、この作業が必
要です。
目的の Java Runtime Environment (JRE) がマシンにインストールされていること
を確認してください。 JSP/ サーブレットをサポートするには、JRE 1.1.6 以降が必要
です。EJB をサポートするには、 JRE 1.2 以降が必要です。Sun の JRE は、http://java.sun.com から入手してください。
次のコマンドを使用して、jrun-31-unix-jp.sh ファイル、JRun インストール シェル スクリプ
トの実行許可を設定します:
chmod 755 jrun-31-unix-jp.sh
次のコマンドを使って JRun インストール スクリプトを実行します。
/bin/sh ./jrun-31-unix-jp.sh
ライセンス契約を読むように求められます。
Enter キーを押して、ライセンス契約の各ページを表示します。
ライセンス契約に同意するよう求められます。
契約に同意する場合は y 、インストールを中止する場合は n を入力します。
インストール先のディレクトリを入力するよう求められます。
JRun をインストールするディレクトリを入力します。このマニュアルでは、この
ディレクトリを JRun_rootdir と呼びます。 既定値は、/opt/JRun です。
実行するインストールの種類を選択するよう求められます。 [Typical] または
[Custom] のどちらかを選択できます。
[Typical] を選択すると、すべてのコンポーネントがインストールされます。
[Custom] を選択すると、次のオプションから選択するよう求められます。
1. Servlet and Java ServerPages
2. Enterprise Java Beans and Java Message Service
3. All
インストールの種類を入力します。
選択したインストールに必要なファイルがすべて解凍およびコピーされます。その
後 JRE または JDK ディレクトリへの絶対パスを入力するよう求められます。
JRE/JDK の場所を指定します。 通常、JRE/JDK は /usr/java にインストールされま
すが、システムによっては別の場所にインストールされる場合があります。
JRE/JDK の 1.2 より前のバージョンを選択すると、JRun の Enterprise
JavaBeans コンポーネントが正常に動作しません。
ライセンス キーを入力するよう求められます。
Allaire から提供されたライセンス キーを正確に入力します。
JRun Developer または評価版をインストールする場合は、このフィールドは空欄 (
デフォルト) にします。 JRun の旧バージョンからアップグレードする場合は、新し
いアップグレード キーを入力します。 その後、 旧 2.x のライセンス キーを入力する
よう求められます。
JRun 管理者のパスワードを入力するよう求められます。
パスワードを入力します。パスワードにはスペースおよびアスタリスク (*) は使用
できません。
ポート番号を入力するよう求められます。
JRun Web サーバ上にある JRun の管理 Web アプリケーションへのアクセスに使
用する一意のポート番号を入力します。JRun Web サーバ (JWS) はこのポートで
受信して、JRun 管理コンソール (JMC) へのアクセスを行います。既定のポート番
号 は 8000 です。
8100 か ら 8199 までのポート番号は入力しないでください。この範囲
のポートは、JRun によって、JRun default サーバの JWS に使用さ
れます。
Java アプリケーション開発に関する情報や JRun に関する通知を受信するかどうか
を指定するよう、求められます。
これらの情報を受信するかどうかを選択します。
Yes と入力すると、お客様の名前と電子メール アドレスを入力するよう求められま
す。.
名前と電子メール アドレスを入力します。
JMC URL またはブラウザの demo URL を開くよう求められます。
構成を継続し、JRun を外部 Web サーバに接続するには、JMC の URL を開きま
す 。
ウィザードを実行するための説明は、『JRun セットアップ ガイド』 を参照してください。 このガイドは、 JRun_rootdir /docs/pdf
ディレクトリにインストールされます。
JRun Version 3.1 で修正されたバグ
JRun Version 3.1 で修正された動作は次のとおりです。
13384 - Windows NT 上で Netscape FastTrack Server 3.01 用に SSL が有効になっている場合、サーブレットと JSP ファイルが動作しませんでした。
13689 - obj.conf
ファイルに指定されている errorurl プロパティが動作しませんでした。
15918 - Windows NT 上で、EJB サービスが実行中で、
システムの地域の設定がトルコ語に設定されている場合、JRun Service 開始しませんでした。
次のエラーが表示されていました: "Error: invalid certificates".
16095 - EJB の XML 実装記述子 (<entity>
タグの入れ子) の <ejb-ref> タグ (エンティティ Bean 用に作成されたエイリアス) が動作しませんでした。
16377 - ポート番号が必要な設定を決定するときに、JMC により空きポートが候補として示されるようになりました。
17003 - JRun コネクタ ウィザードの手順 2 には JRun サーバ コネクタ ポートの規定値があらかじめ入力されるようになりました。
17081 -
admin サーバをリモートで再起動するとネットワーク エラーが生じることがありました。
17412 - JSPC コンパイラが -d パラメータを無視し、/jsp ディレクトリに すべてのクラス ファイルを書き込んでいました。
17454 - JMC から JRun 関連文書を表示すると Broken pipe/socket write エラーが発生していました。
17598 - JMC の index.jsp が Web アプリケーションの規定の文書として入力されたとき、web.xml ファイルの <welcome-file-list> 要素が正常に更新されていませんでした。
17692 - プロパティ ファイルまたは XML 記述子のない EAR ファイルが正常に公開されても、JMC で JAR ファイルをクリックすると "Error loading beanname properties" メッセージが返されていました。
17734 - ボックスではなく説明をクリックして Web アプリケーションを展開すると、JMC により NumberFormatExceptions が返されていました。
17815 - JRun の日本語版で、件名の属性がない場合 sendmail カスタム タグが
動作しませんでした。
17941 XML 実装記述子を使用している場合、EJB 用の多数の env-entry フィールドによって OutOfMemoryError が生じ、Deploy ツールが終了することがありました。
18007 - 複数の IP アドレスが入力されると、クライアント IP フィルタリングが動作しないことがありました。
18645 - JRun により、URL に不正のパス パラメータがエンコーディングされていました。The
Servlet 2.2 API 仕様では、パス パラメータはセミコロンではじめることになっています (たとえば、 http://www.myserver.com/catalog/index.html;jsessionid=1234)。
JRun ではクエスチョン マーク (たとえば、 http://www.myserver.com/catalog/index.html?jsessionid=1234) が使用されていました。
今回からはセミコロンが使用されています。
18798 - 処理速度の遅いコンピュータ (233Mhz など) で JRun インストールの完了した後、最初に表示される HTML ページがエラーになることがありました。admin サーバが起動プロセスを完了していないことが原因でした。
18973 - Web サーバは、default.jsp を規定のページとして構成されており、default.jsp が response.sendRedirect() または jsp:forward を default.jsp ページのある別のページに発行した場合、jsessionid クッキーがブラウザで受信されると結果の URL が URL の jsessionid と共にエンコードされました。
19002 - -redeploy
オプションでコマンドライン WarDeploy を実行すると、local.properties ファイルからアプリケーション マッピングが削除されましたが、 再び追加されませんでした。
19133 - 転送された要求上の RequestURI が、
サーブレット コンテキスト インクルードと共に URI を不正に返していました。
19141 - JSP では、response.getOutputStream() メソッドが正常に動作していませんでした。
19197 - JMC の JRun Default Server
> Web アプリケーション > JRun デモ > Java Server Pages で Global.jsa の綴りに間違いがありました。
19359 - カスタム タグを使用する JSP が "500 Internal Server Error. Duplicate declaration
of local variable" エラーを返していました。
19623 - JRun コネクタ ウィザードの手順 2 では使用されていないポートを確認し、
プロキシ ポート設定用のポートを推奨するようになりました。
19865 - JRun java コマンドラインの長さが
ほとんどの -D パラメータを global.properties または local.properties ファイルに移動することにより、短縮されました。
19899 - サーブレットの呼び出しにアプレットを使用すると、Socket 入力ストリームエラーが
event log で発生していました。
20019 - SHTML
ファイルからサーブレットを呼び出した場合、クッキーが設定されませんでした。
20023 - XSLT カスタム タグの例を実行すると、JspTagException が返されていました。
20028 - EJB sample9a の実行中にユーザ (chief、saver1、
spender1) 間の切り替えをすることができませんでした。
20094 - EJB Sample2b を実行すると、エラーが発生していました。
20219 - Windows NT へのインストール時に、"Java ランタイムの選択" を選択し、ディレクトリを指定しなかった場合、JRun はインストールを完了しましたが、実行できませんでした。
20362 - ステートレス セッション Bean で remove を呼び出した後、ビジネス メソッドを呼び出すと、
EJB 1.1 仕様ではこれが有効な操作と定義されているのにもかかわらず、例外が発生します。
20380 - EJB 1.1. 仕様の section 9.1.6、Table 4、
setEntityContext() によると、 getCallerPrincipal()、isCallerInRole()、getEJBObject()
は、そのコンテキストで使用が禁止されており、IllegalStateException を発生するべきとなっていますが、
JRun ではこれらのメソッドが使用できるようになっており、例外を発生していませんでした。
20495 - JDBC ウィザードが完了したとき、JMC の 2 番目のインスタンスが残りました。
20452 - JMC は、Web アプリケーションの公開中にフィールドをクリアできませんでした。
20508 - JMC を通して Web アプリケーションを編集中に間違いをおかすと公開された Web アプリケーションのリストからアプリケーションが削除されていました。
21341 - IBM
HTTPServer Web サーバに Apache ネイティブ コネクタをインストール後、Web サーバのコア ダンプが起こりました。コネクタがアップデートされ、この問題が発生しなくなりました。
21415 - src 属性を空にしておくと、JMC で NumberFormatExceptions が発生していました。
21531 - データ ソースを追加後、JMC は、JRun サーバを再起動するように要求するメッセージを表示していませんでした。
21647 - JRun では、ejbCreate() メソッドから getRollbackOnly()
および setRollbackOnly() 呼び出した場合、IllegalStateException が発生していました。EJB 1.1 仕様の Chapter 9、Table 2 によると、これらは許可されたメソッドです。
22047 - JRun ResourceAuthenticator は、認証 (form または basic) を実行するときに、ディレクトリで大文字小文字を区別した動作を行っていました。
22229 - EJB サンプル 6b が Windows 2000 上で動作しませんでした。
22303 -
JDBC ウィザードの手順 2 でデータベース名を入力せずに [次へ] をクリックすると、Javascript エラーが発生しました。
22313 - j_security_check が、
複数のセキュリティで保護されたディレクトリでは正常に機能しませんでした。
22349 - セッション スワッピングが使用された場合、フォームベースの認証は動作しませんでした。
22459 - JMC から EJB JAR ファイルを公開すると、
"Please correct the following errors and click 'deploy' again:"
というエラー メッセージを返していました。
22641 - EJB via the JMC を通して EJB を削除すると、公開ディレクトリから deploy.properties
および runtime.properties が削除されませんでした。その結果、存在しないクラスを検索するようになったため JRun サーバが起動しなくなりました。
22819 - null 値を response.getOutputStream() を通して出力に印刷すると、
null ポインタ例外が返りました。
22905 - 属性の処理に関して JSP 仕様が厳格になりました。
たとえば、 <foo:Bar jeo=<%= baz %>/> は、機能しなくなりました。代わりに <foo:Bar jeo="<%= baz %>";/> を指定する必要があります。この修正により、
<foo:Bar jeo="%= baz %"/> を指定する文書に記載されていないショートカットも削除されました。
23065 - jsprt サーブレットは、JSP のコンパイルを無効にしていませんでした。
23156 - JMC の SSL 機能が不完全でした。
23212 - ejbLoad が、Sample 5a で呼び出された回数が多すぎました。そのため、サンプルの実行が遅くなっていました。
23435 - < および > 文字は、クロスサイト スクリプティングによる脆弱性のため修正されます。
23437 - URI が http://hostname/resource-style URI. の場合、変換時に TLD 内のuri が正しく解決されていませんでした。
23483 - verbose="true" に設定された JRun コネクタのある iPlanet 4.1では、Solaris 上で
iPlanet Web サーバを使用できませんでした。
23513 - <jsp:plugin> タグが空のテキストを作成していました。
23673 - トランザクション コンテキストでステートフル セッションにアクセス中に無限ループが発生していました。
23679 - JMC で新規のサーバを作成後、そのサーバを起動すると server-error.log ファイルにメッセージが生成されますが、サーバは開始していました。
23799 - QueryTable.getBigDecimal メソッド (JRun タグ ライブラリの一部) が StackOverflow を返していました。
24073 - allaire.jrun.tools.Server のコマンドラインが正常に動作しませんでした。
24186 - UNIX で名前の語尾が同じ文字列を持つ JRun サーバを作成すると (たとえば、 default, 2default)
JRun の開始時に失敗していました。
24448 - 請求書のアプリケーションの web.xml ファイルに参照されている DTD のせいで、インターネットに接続している場合、default サーバが起動後、クラッシュしました。
24719 - JMC で PointBase JDBC データ ソースをテストしようとすると JavaScript エラーが表示されていました。
データソースは正常に機能しても、JMC でそれを確認できませんでした。
24767 - Windows で EJB のみ (web/サーブレット、デモ、文書なし) のカスタム インストールを実行すると、必要なファイル、JRun_rootdir /lib/ejb-jar_1_1.dtd がインストールされませんでした。
不必要なファイル、JRun_rootdir /samples/taglib/* がインストールされていました。
24798 - ejb-jar.xml ファイル内の method-name 複数のメソッド許可があると問題がありました。
確認されている制限事項
JRun Version 3.1 で確認されている問題点は次のとおりです。
17414 - JMC パスワードを SSL で保護するために JMC を Apache からアクセスできるように設定した場合、
/security/login.jsp へのリダイレクトのために、 /jmc への JMC マッピングを変更できません。
18053 - セッションの有効期限が切れないように JMC のセッション タイムアウト値を設定することはできません。JMC のセッション タイムアウトを -1 に設定した場合、 index ページの NullPointerException により、JMC にログインできなくなります。
jmc-app の web.xml ファイルでタイムアウト値を変更する必要があることを意味します。
18213 - URL に追加されるか、サーブレット init パラメータとして設定された場合、Request パラメータはサーブレットのチェーン化されたイベントで保持されません。
18455 - Web アプリケーションと JRun サービス間の名前の競合により、
JRun サーバが起動時に中止します。
18448 - JRun サービス名 (たとえば、web、session、scheduler、
jsp、jms、および mail) は、Web アプリケーション の基準サーブレット名と同じ場合、競合します。
18834 - 同じコンピュータ上の 1 つの Web サーバに複数の JRun サーバを接続すると、JSP がコンパイルおよび実行されません。
18893 - Linux で Blackdown 1.1.8 JDK を実行している Linux には、問題が生じることが確認されています。問題を回避するには、 Sun 1.2.x JDK または IBM
1.1.8 JDK のある Linux を使用してみてください。
19238 - CFSERVLET タグからサーブレットを呼び出す場合、セッションが作成され、セッション ID がブラウザに渡されます。その後、ブラウザを閉じずに同じブラウザから同じサーブレットを実行すると新規のセッション
ID が渡されます。
19239 - JMC の "すべての Jar を再公開" は、セッションではじめて使用されたときにのみ動作します。
すべての JAR を再公開しようとすると、JMC はすべての JAR の公開に成功したとリポートしますが、実際には何も起こっていません。
新しいセッションを開始すると修正されます (新規ブラウザ ウィンドウを開く)。
19740 - Init パラメータにアンパサンド (&) を使用すると、サーブレット の定義パネルにエラーが起こります。
20032 - JSP にサーブレット名をマッピングするサーブレット定義が、実際の *.jsp ページがアプリケーションで使用可能な状態でない限り機能しません。 開発者は、サーブレットの定義に依存するサーブレットの定義またはサーブレット URL マッピングを使用する場合、アプリケーションに jsp *.class ファイルのみを同梱することはできません。
20628 - 外部 Web Server Address が * 以外では動作しません。コンマで区切られた IP アドレスのリストの場合、 どの IP アドレスからも接続できません。
21450 - EarDeploy ツールにより、すでに公開されている Web アプリケーションを公開しようとすると、エラー メッセージが返されますが、すでに公開されている EJB JAR ファイルを公開しようとすると、deploy.properties の ejipt.ejbJars プロパティに追加されます。
21898 - Java PetStore アプリケーションの検索機能を使用することにより、Merant ドライバ (Merant バグ番号 1014303) の不具合からの影響を受け、次のような
エラー メッセージが表示されます。
[MERANT][SQLServer JDBC Driver][SQLServer]An ORDER BY clause is invalid in views,
derived tables, and subqueries unless TOP is also specified.
この問題を回避するには、ストアド プロシージャ内に問題の SQL ステートメント置き、
executeQuery() ステートメント に UNION を含めて生の SQL に新規のストアド プロシージャ名をつけます。
22468 - /Jrun/servlet ディレクトリにある場合、サーブレットが jsp:include から起動したときにダイナミックにロードされません。
22791 - jsp:include タグは、Web アプリケーション コンテキストで相対パスを解決しません。
22841 -
dontdiejava.exe を使用するときにデバッグ モードで JRun サーバを開始できません。
23036 - JDK1.2.2 を使用しての Red Hat Linux 7.1 システムまたは Linux-Mandrake システム上に JRun をインストールしようとすると、 "Installing EJB/JMS components ..." tar: 200 garbage bytes
ignored at end of archive" というエラー メッセージが表示されます。
この問題を回避するには、GNU tar ソースを
http://www.gnu.org からダウンロードし、それぞれ Red Hat 7.1 または Linux-Mandrake でコンパイルしてください。
JRun サポート チームでは、この問題を回避する方法についての KnowledgeBase article (http://www.allaire.com/Handlers/index.cfm?ID=21039&Method=Full ) を作成しました。
23134 - IIS 用のコネクタ ウィザードを実行中に、処理が成功したのにもかかわらず "Could
not retrieve 'Filter DLLs' value from the Windows directory." というエラー メッセージが表示されます。
23228 -
JRun 3.0 と同じコンピュータに JRun 3.1 をインストールすることはできますが、次の問題が生じます。
サービス名が同じであるため、JRun 3.1 をサービスとしてインストールできません。
JRun 3.1 インストーラで、ejb.classServerPort
および ejb.HomePort に一意のポート番号が生成されません。
この問題を回避するには次の操作を行ってください。
JRun 3.1 をサービスとしてインストールしません。
JRun 3.0 が実行中の状態で JRun 3.1 をインストールします。これにより、インストーラは一意のポート番号を生成できます (ejb.classserver.port
および ejb.homeport 以外)。
JRun 3.1 admin および
default サーバ用に local.properties ファイルを手動で編集します。ejb.classserver.port
および ejb.homeport に一意のポート番号を指定します。
23337 - EJB deploy ツールは、プロパティ値を右トリムする必要があります。公開プロパティ ファイルでスペースの問題が起こるのを防ぐためです。
23341 - JMC ホーム ページにログイン後、セッション タイムアウト前にファイル
>新規 >ウィンドウを選択すると、2 番目のホーム ページ ウィンドウが開き、 Javascript エラーが表示されます。
23458 - ディスクの入っていないリムーバブル ドライブを選択すると、新しいファイル ピッカーによりエラー メッセージが表示されます。
23481 - JRun は、
Post パラメータを解析する前に、文字のエンコードのタイプを確認しません。
23487 - サーブレットが SingleThreadModel インターフェイスを実装すると、
JRun ではランタイムでサーブレットをリロードできません。
加えられた変更を有効にするには、サーバを再起動する必要があります。
23569 - HP-UX 1.3 JDK の評価中に、HP-UX 用の JRun インストーラは常にエラーを表示しますが、問題なく続行されます。
23646 - セッション オブジェクトで Integer.MAX_VALUE / 1000 以上の値の setMaxInactiveInterval(int) を呼び出すとき、getMaxInactiveInterval() の呼び出しは無効な値を返します。
23686 - env/jdbc 以外のネームスペースから JDBC リソースにアクセスする方法がありません。
23717 - ログ ビューアが規定のログ ファイル名を読み出すためにハード コーディングされています。
24053 - JMC の JDBC データ ソース テスト機能は、PointBase 埋め込みデータベースを使用するデータ ソースでは機能しません。
24058 - JDK
1.1.8 を使用している Windows NT に JRun をインストールするとき、Java Virtual Machine の "{System.java.vm.info}"というエラー ログが表示されます。
JDK 1.3 では、"mixed mode from Sun Microsystems Inc." と表示されます。
24064 - 多くの JRun サンプルは、 JDK 1.1.8 では動作しません。
24139 - 処理速度の遅い Windows NT コンピュータでは、インストール後に JMC が自動的に起動するとき、「ページが見つかりません」 というエラーが表示されます。JRun サーバの起動が完了していないためです。
24140 - response.sendRedirect は、HTTP 以外の URL タイプでは動作しません。
24200 - GNU tar 1.12 を使用の場合、JRun ファイルのアンパック中に生じる tar エラーにより、Solaris のインストールが失敗します。標準の
Sun tar プログラムでは、インストールにこの問題は生じません。
24570 - JRun 3.0 が以前インストールされ、完全にJRun 3.0 がアンインストールされていないか、ファイルが残されている状態でインストールした場合、
JMC が起動しないことがあります。
24533 -
web.xml に、index.jsp の <welcome-file> の <welcome-file-list> タグがない場合、規定の文書の設定が認識されません。
24880 - JMC で新規サーバを作成すると、すべて順調に作成できますが、実際にサーバが動作
するようにするには、サーバに Web アプリケーションを作成する必要があります。
24929 - JDK 1.1.8 では、JRun タグ ライブラリ sendmsg、msgparam、または getmsg タグ サンプルを実行しようとすると、 InvalidTagAttributeException が発生します。
これらのサンプルでは EJB が使用されるため、これは予期された動作です。
24649 - IBM のアプリケーションまたは
net DB2Driver を使用して、JMC の DB2 接続を作成できません。"No valid driver is specified" というメッセージが表示されます。
jrun_driver.jar ファイルを削除すると、IBM DB2Driver は機能します。
24975 - IBM JDK 1.3 for Windows には、ibm4j.jar および xalan.jar が同梱されています。
これらは、bootpath (ext ディレクトリ) 内の XML パーサおよび XSL プロセッサです。
これらの 2 つのファイルを削除しないと、JRun の XML パーサおよび
XSL プロセッサが上書きされます。 また、
IBM と Sun JDK 1.3 for Windows には別の相違があり、EJB に影響しています。
25090 - PointBase データベースで EJB samples 7b および 7c を実行できません。
PointBase が SQL タイプを処理する方法に問題があるため、EJB CMP が機能しないためです。 他のデータベースで sample 7c を実行するには、deploy.properties ファイルで別のデータベース プロパティを設定し、
JDBC driver JAR ファイルに JDBC_DRIVERS を設定します。
25171 - JRun Studio jspc.bat バッチ ファイルは現在 JRun 3.1 では使用できません。この問題の最新情報については、JRun サポート Knowledgebase を参照してください。.
25296 - JRun サーバが Windows
NT または 2000 に NT サービスとしてインストールされており、Sun JDK/JRE 1.3 または IBM JDK 1.3 が使用の場合、ユーザがログオフすると JRun サーバが停止することがあります。この不具合は、JDK 1.3.1 ベータ リリースで修正されました。JDK 1.3.1 リリース ノートを参照してください。
JDK 1.3 の問題を回避するには、次の操作を行います。
テキスト エディタで JRun_rootdi r/bin/global.properties ファイルを開きます。
Under Java VM Settings で、次のように java.exe プロパティを JRun_rootdir /bin/dontdiejava.exe
に設定します。スラッシュまたはダブルのバックスラッシュを使用する必要があります。
# path to java virtual machine. Launchers will use system PATH if necessary
# java.exe=C:\\Sun\\jsdk130\\jre\\bin\\javaw.exe
java.exe=JRun_rootdir \\bin\\dontdiejava.exe
jvm.dll ファイルを含むディレクトリの java.jnipath プロパティのエントリを追加します。
# shared library path for JNI libraries
java.jnipath=C:\\Sun\\jsdk130\\jre\\bin\\hotspot;{user.jnipath};{ejb.jnipath};{servlet.jnipath}
user.jnipath を設定することにより、間接的に java.jnipath を設定することはできません。直接、
java.jnipath を使用してください。dontdiejava.exe は、他のファイルを含めるファイルのため、JVM 用にスタック トレースを実行するためには、java.exe に戻し、Ctrl+Break を使用する必要があります。
25306 - ユーザが MS-SQL でストアド プロシージャを作成し、JRun ドライブで JMC に登録した場合、 CallableStatement はストアド プロシージャ用の登録された出力パラメータの値を取得できません。 CallableStatement が登録されたパラメータのうち 1 つの値を取得しようとすると、
"java.sql.SQLException: [JRun][SQLServer JDBC Driver] The requested
data is not available" というメッセージが返されます。
25378 - Itanium Beta システムでは、コントロール パネルの > アプリケーションの追加と削除を使用して JRun をアンインストールできませんでした。[スタート] > [プログラム] > [JRun
3.1] > [JRun のアンインストール] は正常に動作します。
25480 - 一部のSolaris コンピュータで EJB sample 2a を実行すると、シャットダウン時に SocketException が発生することがあります。 しかし、サンプルは問題なく実行されます。
25510/25594 - 追加の JAR ファイルを含めるために local.properties ファイルの user.classpath を設定するとき、
jsp をコンパイルしなければいけないときに NoClassDefFoundError が発生します。
{default} パスが local.properties ファイルで正常に展開されていないため、またはクラスパスにある jar の数が多すぎる (java.class.path システム プロパティの制限を超過) ため、この問題が発生したと考えられます。local.properties ファイルの user.classpath を手動で編集した場合、JMC と同じ {default} パスの明示的な展開を使用する必要があります。使用しない場合、JSP エンジンやサンプル データソースなどでいくつかのクラスに問題が発生します。
Sun または IBM JDK 1.3 のある Red Hat Linux 7.1 では、次の変数をJRun 3.1 またはその他の Java
アプリケーションを実行する前に your.bash_profile にて export する必要があります。
LD_ASSUME_KERNEL=2.2.5
この操作を行わない場合、JVM はハングし、JRun が起動しません。Red Hat では、JDK ベンダと協力してこの不具合の修正を試みています。詳細は、Red
Hat 7.1 README を参照してください。
一部のユーザに、リモートのクライアントから EJB サンプル Bean へのアクセスに問題が生じることがあります。 Bean にリモートからアクセスするには、Bean を実装する前にdeploy.properties ファイルの ejipt.classServer.host 値をコンピュータの IP アドレスに設定する必要があります。 既定では、ejipt.classServer.host プロパティは、
localhost に設定されています。
ビルトインの JRun JDBCドライバを使用すると、場合により日本語の文字化けが発生することがあります。
JRun Version 3.1 についての文書
JRun Version 3.1 関連文書には次の項目が含まれます。
リリース ノート
機能と移行ガイド
PDF および HTML バージョンの主要文書セット
JRun 3.1 インストールにより、すべての JRun 3.1 関連文書がオンライン形式でインストールされます。JRun 3.1 には、『JRun 3.1 機能と移行ガイド』 および 『サンプル ガイド』 以外のすべての JRun 3.0 マニュアルが同梱されています。