deploy.properties の local.properties への移行

deploy.properties ファイルには、1 台の JRun サーバのセキュリティ情報とその他の EJB 固有の情報が含まれています。このファイルは JRun サーバのルート ディレクトリ/deploy ディレクトリにあります。JRun サーバごとに 1 つの deploy.properties ファイルがあります。

JRun 3.0 では、deploy.properties ファイルと local.properties ファイルには同じサーバのプロパティを指定していましたが、これらのファイルを両方とも維持していました。JRun 3.1 では、local.properties ファイル内にすべてのサーバ固有のプロパティを統合できます。EJB Deploy ツールでは、runtime.properties ファイルを作成するとき、local.properties ファイルと deploy.properties ファイルの両方を使用します。

local.properties 内で EJB プロパティを指定するときは、接頭辞 ejb を使用します。 たとえば、local.properties 内で ejipt.classServer.port プロパティを設定するには、ejb.ejipt.classServer.port と指定します。

local.properties 内にすべての EJB プロパティを入れ、deploy.properties ファイルを空にしておくことをお勧めします。ただし、必要に応じて、引き続き deploy.properties ファイル内に EJB プロパティを保持することもできます。JRun Deploy ツールおよび実行時システムは次のようなプロパティにアクセスします(リストの一番上にあるソース内のプロパティは、それより下側のソース内にあるプロパティによって無効になります)。


メモ

EJB エンジンをスタンドアロン モードで実行する場合は、JRun 実行時システムと同じ 順番が使用されます。