デバッグ モードでの実行

EJB エンジンは、Java Debugger を使用して実行できます。たとえば、JRun サンプルを Java Debugger で実行できます。EJB エンジンをこのように実行することにより、Bean の手順を追って示し、デバッグ処理を非常に単純かつ明瞭なものにできます。

Java Debugger でサーバを実行するには

  1. 次のコマンドを入力します ("java" ではなく "jdb" であることに注意してください) 。
    jdb -Djava.security.policy=/jrun/lib/jrun.policy -Dejipt.home=/jrun
      -classpath ".;/jrun/lib/ejipt.jar" Server
    

    メモ

    このサンプルを使用するには、jms.jar、ejb.jar、jta.jar、および jndi.jar ファイルを システムのクラスパスに含める必要があります。または、これらのファイルを -classpath 引数で指定します。Windows NT では、-classpath 引数に JAR ファイ ルを指定する場合、スペースが足りなければファイルの短縮名を使用します (たと えば、Program Files の代わりに Progra~1 を使用します)。


  2. プロンプトに、次のコマンドを入力します。
    % stop at ejbeans.BalanceBean:39
    % run
    
  3. 別のコマンド プロンプト ウィンドウを開き、クライアントを起動します (Windows では必ず makew を使用してください)。
    C:¥> bash
    bash$ export JRUN_HOME=/jrun
    bash$ cd /jrun/samples/sample2a
    bash$ make run
    
  4. ログインしてトランザクションを実行します。

    サーバは、BalanceBean の 40 行目で停止します。

  5. プロンプトに「cont」と入力して、処理を続行します。

    追加情報およびコマンドについては、「help」と入力するか、または、Java Debugger のマニュアルを参照してください。