JRun Studio 入門
第 13 章 : Web ページのテストと保守
ハイパーリンクの検証
JRun Studio では、選択した部分の各リンクをテストし、検出された問題を報告することによって、サイトを簡単に維持することができます。ローカル HTML ファイル、グラフィックス、他のメディア ファイルや他の Web サイトへのリンクを検証することができます。既定では、選択した部分内のすべてのリンクがチェックされますが、特定のリンクをオプションでスキップすることができます。コメントに使われているタグは評価されません。
セキュリティ保護されているページ (HTTPS) の FTP リンクまたは mailto
リンクの検証にリンク チェッカーを使うことはできません。
ヒント :
Linkbot がシステムにインストールされている場合は、[ツール] > [Linkbot でリンクを検証] か、または [ツール] > [Linkbot でプロジェクトを検証] を使うことができます。
現在のドキュメント内のリンクを検査するには
[リンクを検査] ツールボタンをクリックするか、[ツール] > [リンクを検査] を選択して開始します。
結果ウィンドウの [リンク] パネルが開き、次のリストが表示されます。
[ソース] -- 現在のドキュメントの名前です。名前の先頭には、リンク先がドキュメントまたはメディア ファイルとして識別されるアイコンが前に付いています。
[リンク] -- ドキュメント内で参照されるリンクANCHOR
タグの NAME
属性が含まれているリンク セットです。
[完全な URL] -- リンクのパスまたは IP アドレス
[状態] -- 初期設定は [まだテストされていません。] です。
リンクが、1 つずつ順番にチェックされます。リンクが正常な場合は、[状態] 列に [OK] と表示されます。リンクに問題がある場合は、「ファイルが見つかりません。」というメッセージ、または、サーバ生成コードおよびメッセージが返されます。
テストを中断する場合は、[停止] ボタンをクリックします。
リンク検査のオプション
JRun Studio が相対リンクを処理するときに使う URL またはローカル ディレクトリを変更するには、リスト内のリンクを選択し、[ルート URL を設定] ツールボタンをクリックします。このダイアログ ボックスで指定するエントリは、後で利用できるようにドロップダウン リストに保存されます。ルート URL を設定してもソース ドキュメントは変更されません。相対リンクのテスト方法を JRun Studio に指示するだけです。
テスト ツールがリスト内の次のリンクに移動するまでの時間を指定するには、[タイムアウトを設定] ツールボタンをクリックして値を入力します。
リンク パスがプロキシ サーバを経由している場合は、[プロキシを設定] ツールボタンをクリックし、サーバ名とポート番号を入力します。
[失敗したリンクを印刷] ボタンをクリックして、無効リンクのレポートを表示します。既定ブラウザにレポートが表示されます。レポートは、発行したり、電子メールで送信したり、ブラウザから印刷したりすることができます。
1 つのリンクを検査したり、追加のオプションを選択するには、リスト内のリンクを右クリックします。リンク検査をキャンセルするには、[中止] ボタンをクリックします。
プロジェクト内のリンクを検証するには
リソース ウィンドウの [プロジェクト] パネル内にあるプロジェクト名を右クリックし、[リンクを検査] を選択します。
[プロジェクト内のリンクを検査] ダイアログ ボックスで、プロジェクト ファイルのルート URL オプションを選択します。
各リンクの検査時間のタイムアウト値を設定します (任意)。
[OK] をクリックして検査ルーチンを実行します。
結果が [リンク] パネルに表示されます。
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