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第 10 章 :  JRun アプリケーション プロジェクトの開発



ソース コントロール システムでの作業

プロジェクトを作成する利点として、他に、ソース コントロール システムを使ってプロジェクト ファイルを管理できることが挙げられます。

ソース コードのバージョン管理は、複雑なプロジェクトのチーム開発を調整する際に重要なツールです。ソース コントロール システムを使うと、新たにファイルを管理する作業が生じますが、開発者、マネージャ、および支援スタッフには、次のように明らかなメリットがあります。

サポートしているソース コントロール システム

JRun Studio は、ソース コード コントロール (SCC) API と呼ばれる Microsoft 社のインタフェースを使ってさまざまな標準ソース コントロール製品との接続を確立します。

ソース コントロール アプリケーションのインタフェースおよびコマンドの構造はベンダによって異なります。特定の製品に関する手順およびオプションについては、ソース コントロール ソフトウェアの製品説明書を参照してください。

ソース コントロール システムでのプロジェクトのセットアップ

次の手順に従うと、Microsoft Visual SourceSafe にファイルを追加し、それらのファイルについてプロジェクトを作成するまでのプロセスを順を追って実行することができます。この手順は、特定の開発環境での作業内容に合わせて変えることができます。

Visual SourceSafe では、そのデータベース内に保存されている特定のファイル セットを「プロジェクト」と呼びます。したがって、これから説明する手順では、JRun Studio アプリケーション プロジェクトと区別するために「VSS プロジェクト」という用語を使います。

すべてのソース コントロール コマンドにはプロジェクトをマウスの右ボタンでクリックしてアクセスすることができます。

手順 Visual SourceSafe からプロジェクト ファイルにアクセスするには
  1. VSS プロジェクトを作成し、プロジェクト ファイルを追加します。
  2. システム上に作業ディレクトリを作成し、SourceSafe からファイルを取得します。

    ソース コントロール製品のプロバイダを選択するプロンプトが表示されたら、[ ソース コントロール プロバイダ] リストから選択します。

  3. 作業ディレクトリ内でプロジェクトを作成します。
  4. プロジェクトのルート ディレクトリをマウスの右ボタンでクリックし、[ソース コントロール] > [プロジェクトをソース コントロールにマップ] を選択します。
  5. 作業ディレクトリと該当する VSS プロジェクト フォルダを選択します。

プロジェクトとソース コントロール アプリケーション間の関係が確立すると、プロジェクト ファイル リストをマウスの右ボタンでクリックしてチェックアウト、チェックイン、および他の操作を管理することができます。ソース コントロール システムを使って直接作業する必要があるときは、[ソース コントロール アプリケーションを実行] コマンドを使うことができます。

VSS のマルチユーザ プロジェクトの管理

複数のユーザが JRun ファイルにアクセスできるように Visual SourceSafe を設定する担当者は、Allaire 知識ベースの記事番号 16754 を参照してください。


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